プサンチョッパル／釜山チョッパル

アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国のチョッパル（豚足）を食べたことはありますか？日本のそれとはちょっと違い、ちょうどラーメンのチャーシューのような感じで肉厚で旨みがぎっしりと詰まっているのが韓国のチョッパル。辛くない韓国料理の一つとして日本人観光客にも人気がある料理です。さて、釜山でチョッパルといえば、南浦洞（ナンポドン）にあるチョッパル通りを欠かすことができないほど、通りのあちこちにチョッパル専門店が軒を連ねています。今日は、その通りにあるお店の一つ、ネンチェチョッパルの元祖とも言われている「プサンチョッパル」さんにお邪魔してきました。

お店はテーブル席と座敷にわかれていて、一度に数十人も食事ができるほどの広さになっています。入口にはチョッパル店特有の豚の足がいくつも重ねてあり、そこで店先のパフォーマンス！？とでもいうようにスライスされお客さんに出されているんです。

ネンチェチョッパルとは？
レンチェチョッパル？！と思われた方も多いと思います。釜山で生まれたチョッパル料理として知られていて、元祖は今日ご紹介している「プサンチョッパル」さん。チョッパルを薄くスライスしたものに、キュウリ、クラゲ、カニ足、錦糸玉子を混ぜ、醤油とマスタード、お酢などを加えた特製ソースを加えたものを言います。豚肉の脂っこいイメージとはかなりかけ離れ、ヘルシーでさっぱりと感じられる料理として人気なんです。特に、冷たくしてある野菜やソースと一緒に食べるので、夏の暑い時期には最高！暑さも忘れて、食欲がわいてきちゃうほどです。マスタードが効きすぎて、ちょっと鼻がツーンと来ることもしばしばですが、またそれもネンチェチョッパルの旨みなんだそう。

こちらでネンチェチョッパルを注文すると、お皿に二つの山に盛られたネンチェチョッパルが出てきます。一つは、チョッパルの脂身がないお肉部分とキュウリを薄くスライスした山、もう一つは、チョッパルのコラーゲンや皮の部分もついている大きいままで盛ってあるもの。二つとも、同じ味付けですが、薄くスライスしてある方はソースの味がよく染み込んでいて、サラダ感覚といった感じ、もう一つはチョッパルとして食べるお肉がそのまま出てくるので、チョッパル独特の漢方の味が楽しめるようになっています。

今までネンチェチョッパルを食べたことがない！という方、是非一度チャレンジして見てください！きっとこの味のとりこになってしまうこと請け合いですよ～。また暑くて食欲がな～いなんて方へもオススメですよ。以上、プサンナビがお送りしました。