本格派の福岡式焼き鳥屋が釜山に上陸!!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。今日は旅行者向けというお店よりも釜山在住の日本人にオススメしたいお店、焼き鳥屋「火の将軍」をご紹介したいと思います。正直、約4年釜山に住んでいるナビが大満足!と太鼓判を押せるほどの日本料理屋さんは今までなかったんですが、こちらは本当に日本の本格的な焼き鳥の味を楽しめるお店。また、味だけでなく、店の雰囲気、そして店長さんが流暢な日本語を操れるということで、釜山生活がさびしい、日本の料理が恋しい、という釜山在住の方にもってこいのお店なんです!ということで、さっそく、その焼き鳥屋「火の将軍」さんにお邪魔してみようと思います。
西面に上陸!本格派焼き鳥
お店は西面(ソミョン)のJudeis太和から徒歩1分のところにあります。店の入り口からいかにも日本料理屋さんという雰囲気をかもしだし、中に入るとさらに日本の居酒屋?!という気分にさせられます。カウンターでゆっくり一人焼き鳥を楽しむこともできますし、掘りごたつ形式になっているテーブル席、そして日本の畳を用いた席と3席お好みで選べるようになっているのがポイント。
そして、店内には日本の焼酎や日本酒の銘柄が壁に書いてあったり、お客様から見える冷蔵庫にはぎっしり日本のお酒が詰まっているんです。また、カウンターには焼き鳥のネタが直接見えるようにガラス張りの冷蔵庫になっていて、まさにここは日本?!という感じに。釜山で日本が恋しくなったぁ~という方是非是非訪れてみてください!
福岡の名店で修行した店長さん
取材に伺ったときに試食をさせてもらったんですが、本当にお世辞抜きにしても日本の焼き鳥!といえるほど。これはどうして?と思ったナビが店長さんに質問して見ると、店長さん自ら福岡の焼き鳥の名店と呼ばれている「信秀」というお店で1年半修行されたんだとか(焼き鳥を注文するとキャベツがでてきますが、この食べ方を確立した元祖店がこちらの修行先なんだそうです)。もともとは観光業の勉強をしに福岡へ留学していた店長さん。そこで、こちらのお店の社長さんと出会い、焼き鳥に見せられ、修行してこの味を韓国でも!ということで、お店をオープンするにいたったんです、と流暢な日本語で説明をしてくださいました。また、屋号の意味は?という質問には、「特に意味はないんですが、福岡の祇園という町にひげの将軍という店がありまして、それをもじって見ました。」と笑いながらおっしゃっていただきました。
お客さんのほとんどは日本人なのか?と思ったナビですが、実はお客さんの9割は韓国人の方なんだそうです。日本に留学経験のある方や日本に興味のある方はもちろん、店の雰囲気、味が気に入ったと一度来られると2回、3回と足を運んでくださる方がかなり多いんだそうです。値段は決して韓国では安くはありませんが、この人気はすごく、秋には2号店を海雲台へ、そしてのちのちはソウルにも進出したいとおっしゃっていましたよ。写真は修行先の社長さんとのものだそうです。
ズラリ焼き鳥をご紹介!
気になる焼き鳥をずらりとご紹介していきたいと思います。「味は日本と同じです!」と語ってくれた社長さん、実は材料のほとんどを日本から持ってきているんだとか。その中でも重要視しているのが塩と醤油だとかで、塩は沖縄産のもの、醤油は薄口の長崎さんのものを使用しているんだとか。また、最初に一気に10~20本注文しても、2~4本づつ小皿で出てくるのでいつでも温かいままいただけます。この辺にも心配りも感じました。ではさっそく、メニューを見ていきましょう。
食べるものだけでなく、お酒類も日本酒、焼酎、芋焼酎と種類もそろっているので、在住者の方、また、福岡式の焼き鳥を食べたことがない日本の方も一度足を運んで見てください!ナビ、実は東北出身であまり焼き鳥の知識がなかったんですが、こちらのお店で元祖福岡の焼き鳥をいただけることができました。以上、プサンナビがお送りしました。