虚心庁ブロイ

アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国の生ビールが水を混ぜたように薄いと不評だったのはすでに過去の話。今、韓国では自家醸造施設を備えたビアホールがブームになっているんです。ここ釜山でも昨年、西面にオープンしたDOJIMAビールを皮切りに、すでに10軒以上のビアホールが登場してきました。そして12軒目となったのは東莱温泉エリア初のビアホール『虚心庁ブロイ』。名前からもわかるように釜山で唯一の温泉テーマパークとして名高い『虚心庁』の１階部分に誕生しました。広い虚心庁の一階部分を利用しただけあって、ホールは650坪550席という釜山最大の規模。さあ、それではどんな魅力を持っているのかゆっくり覗いていきましょう。

広々ゆとりの650坪
ホールに入って驚くのはその規模。本場ドイツのビアホールに匹敵するほど広い650坪の空間に、余裕の550席。ドイツ風のインテリアや、スタッフのコスチュームが、賑やかなドイツのビアホールの雰囲気を演出しています。また、グループ客用にカラオケ付のルームもいくつか用意されています。

※ ルームは別途料金になっています。

ビールは全部で3種類
それではいよいよ、こちらで楽しめるビールを紹介しましょう。ビールはピルス、ヴァイツェン、ダンケルの3種類。ピルスとダンケルは日本でもおなじみのラガータイプ。そして、通称白ビールともいわれる小麦を原料にしたヴァイツェンも味わえます。 

ピルス- すっきりした味わいとのど越し。若干軽い飲み口です。

ヴァイツェン-　 ドイツで人気がある上面発酵のビール。ほのかに濁っているのはまさに酵母が生きている証拠。美容と健康にもいいと言われています。フルーティーな後味が口に広がるのが特徴。

ダンケル- ドイツ語で闇といった意味合いあるダークビール。深煎りのモルトを使用しているので、香ばしくコクのある味わいが特徴です。

また、これらのビールの価格帯にも要注目。釜山のビアホールの中ではお求め安い価格になっています。またビールのお通しには、ビール酵母を利用して作った自家製のスティック、おつまみ類にはパンがついてきます。

おつまみ類はやはりソーセージが人気
ビールのお供にはやはりソーセージの盛り合わせが人気メニューです。また、ドイツ風の豚足ローストは、骨付きで迫力満点。ホテル農心の直営であるにもかかわらず、全体的にに良心的な価格設定なのが嬉しいところです。

豚足のゼラチン層がおいしそう

ピザは1枚1万ウォンという良心価格

ビリヤードは無料
ホールの中央には１台だけですが、ビリヤード台が置いてあります。そして利用料はなんと無料。撞球（タング）が盛んなお国柄、一般のレベルが高い国なので、ナビなどは腰が引けてしまいますが、酔いに任せてぜひチャレンジしてはいかが？もし前の人が、なかなかあかなかった場合は、スタッフの方にお申し出ください。