34年伝統のカルビ・ホルモン店 肉だけではなくお味噌、醤油にもこだわりが
アンニョンハセヨ、プサンナビです。日本人におなじみのホテル、釜山ホテル、タワーホテルなどが立ち並ぶホテル街。ホテルだけではなく、カルビ屋さんも多く立ち並んでいるこのエリアで、高品質のカルビとホルモンで有名なのが、タワーホテルのちょうど後ろに位置する「公園チッ」さん。その名からも分かるように、竜頭山公園にいたる階段の直ぐ下にあるので、アクセスも簡単です。
お店の名前やロゴに可愛らしさを感じさせるこちらのお店、なんと34年の伝統を誇り、日本のガイドブックにも何度も紹介され、釜山市が選んだ200選のレストランにも入るなど、広く知られている有名店でもあります。店内は隅々に高級感が漂うインテリアになっていて、その高級感は、食器、お店のサービスにも感じられます。3階建てになっている店内は、個室中心の1階、2階と、団体部屋の3階に分けられています。1階の個室には、椅子に座る形のお座敷もあり、またお店の方がきちんと焼いてくれるので、楽に食事ができるよう環境になっています。
調味料も一級品
さすが、伝統のあるお店だけにそのこだわりはいたるところに見受けられます。後でご紹介するお肉の質はもちろんのこと、お肉の味付けや、おかずの味付け使われる調味料も厳選品。使用される醤油や味噌はすべて、きれいな自然が残る慶尚北道の安東(アンドン)で昔ながらの製法で作られた麹から製造されています。また、人口調味料を一切使わないのも「公園チッ」のポリシーの一つ。おかずに使われる材料もすべて、社長さんが毎日市場に出向いて、厳選されていらっしゃいます。場所柄、韓国の方だけではなく、日本を始めとした海外のお客さんも多く来ることから、おかずの種類、味付けなどは韓国の伝統的な味を披露している一方、外国の人の口にも合うようにという工夫をすることにも余念がないそうです。
国産の良質肉へのこだわり
国産牛肉、産地直送にこだわり、良質のお肉のみを提供するというのが、一番の自慢。お値段は確かに張りますが、「質の良さには強い自信がある」とおっしゃるだけに、お値段の価値はあるようです。ホルモンが主メニューとなっていますが、カルビもオススメの一品なので、お好みに合わせていろんな種類を楽しんでみても良いかも知れません。
メニュー紹介
ペギャン 1人前(160g)
コリコリ感がなんとも言えないペギャン。すりおろしたニンニク入りのソースでさっぱりといただきましょう。
トゥギャン(上ミノ) 1人前(160g)
上ミノを、先ほどご紹介したこだわりの調味料で作られたヤンニョンに漬け込んだもの。お肉を食べた後、残ったヤンニョンとご飯を混ぜていただく焼き飯ははずせない一品です。
トルソッパッ 1人前
五穀米、ナツメ、高麗人参を入れ、炊き上げたトルソッパッ。季節を感じさせるおかずと共にいただく健康食です。
(お昼だけのメニューとなっています)
その他にも生カルビ、味付けカルビなどのカルビ類のメニューも充実しています。(詳しくはメニューを)
※ 日本人のお客さんの場合、一人で来られる方も多く、そのような場合には一人分のお肉とビビンバッというように、肉と何か他のものを注文する形でなら、一人分注文も受けているとのことですが、原則としてはお肉類の注文は2人分からとなっています。
どちらかというと「ホルモンのお店」というイメージで紹介されることが多いようですが、実際はホルモン、カルビが半分ずつの割合で注文されているそうです。ホルモンも、カルビもどちらも上質のものだけが使われているので、どちらを食べても満足できるはずです。ホテルや観光地からとっても近いのも大きなメリットと言えるでしょう。以上、プサンナビがお伝えしました。
※ 料理の一部写真は「公園チッ」さんの提供によるものです。