釜山からソウルへ!~KTX体験レポート・パート2~

KTXに乗って釜山からソウルへ日帰りで行ってきました!

アンニョンハセヨ、プサンナビのよこたんです。 先日、KTXに乗って釜山からソウルまで日帰り旅行してきました。^^日帰りなので、ソウルで満喫するためにも張り切って朝早い便に乗り、夜遅い便で帰ってきました。長~く感じた1日でしたが、日帰りでも十分に釜山からソウルにいって帰ってこれるんだ~とかなり楽しめました☆
KTXは2004年に開通され、路線はソウルから南へ下り、釜山行きの京釜線とモッポ(木浦)行きの湖南線の2つの路線に分かれています。最高300kmの速さでソウル・釜山間を2時間40分程で走ります。
車内は一般と特室があり、一般は1列に4席で特室は3席とゆったりとした構造。特室の運賃は一般の40%増しになっています。

チケットの予約は?
日本では、旅行会社かもしくは鉄道会員のみインターネット予約が可能だということです。鉄道会員の入会は、韓国内での外国人登録証・在外国民居所申告証番号、会費支払いの際のクレジットカード(韓国のもの)があれば、ホームページ上(韓国語)で可能です。
また、現地でチケットを購入するには、インターネット、旅行会社、郵便局で可能です。また空席があれば、当日駅の窓口か自動発券機で購入することも可能です。ですが、私の経験では、日本の新幹線のように帰省ラッシュ時期などを除いては、それほど満席になることはないようです。万が一満席でも30分ぐらいおきに便があるので、余裕を持って駅に来てチケットを購入しておけば、予約なしでも簡単に乗ることができますよ☆

駅の構内はどうなってるの?

釜山駅はこのKTXが開通されると同時に改築され、建物はまだまだ新しくきれいで、朝7時に到着するとまだ夜が明けていませんでしたが、きれいにライトアップされていました。
地上からエスカレーターを昇ると左右にカフェ・花屋さんがあり、駅構内に入るとコンビニ、レストラン、カフェがこんなにたくさん!
朝ごはんを食べようといろいろ見て回りましたが、やはりお金の節約にはコンビニが一番良いようです。^^ということで私は、コンビニでキムパプとカップラーメンを買って電子レンジで温めて店内で食べちゃいました~☆
レストランでしっかりと食べたいな~という方は、値段は1階のレストランよりも少し割高ですが、意外と知られていない2階の総合食堂街を利用されてみてはいかがですか?^^
その他の施設は、観光案内所やチケットの自動発券機、薬局、コインロッカーなどなどがあり、所々にテレビや発着案内の電光掲示板があり、空港のシステムとよく似ていました。
駅構内をぐるぐると見て回って気づいたことは、思った以上にレストランやコンビニ、カフェが多いこと。一方、日本の新幹線の駅で見られるような駅弁や地元の名産を販売しているようなお店はほとんどなかったので、そんなお土産屋さんがもっとあれば、退屈な待ち時間ももっと楽しめるのになあ~と思いました。^^

KTXに乗り込む!

さていよいよ出発の15分前になり、改札を通ってプラットフォームまで行くのですが、私はインターネットでSMSチケットを買ったので携帯電話のメールに届いた番号を提示するだけでOKとのことでしたが、誰もチェックすることなくそのまま素通り。笑 結局終始チェックされることはありませんでした。^^;
プラットフォームまで来ると車両番号と席番号を確認して乗りますが、まず車両に乗ると車両の連結部分にトイレ、荷物置き場があり、さらに飲み物の自販機までありました。少し前までは評判の悪かったトイレですが、衛生的できれいになっていましたよ~!
客室はドアでしきられていて、入ると緑色でシンプルにまとめられた内装でした。通路、座席間など全体的に日本の新幹線より狭いような気がしました。特に座席に関しては足元が狭い上に、座席の背がほんの少しスライドする形でしか倒れないので、すわり心地は良くないですね。その後腰が痛くなってしまいました。^^;
車内では時々お姉さんがカートを押してやって来て、軽食の販売もされています。また各座席には、通信販売の雑誌など数冊が置いてあります。

そうこうしている内に、やっとソウル駅に到着!KTX開通からもうすぐ4年。KTXは速くて便利と言われていますが、その反面批判的な意見も数多くあるそうです。ですが、列車の旅を楽しむにはセマウル号やムグンファ号がまた違った情緒があって良いと思いますが、パルリパルリ(韓国語で「速く」という意味)行って帰ってくる日帰り旅行にはKTXが最適な交通手段ではないでしょうか?^^。以上プサンナビのよこたんがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-03-10

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