韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~

春川名物タッカルビをソウルで食べ比べてみよう!!

こんにちは!ソウルナビです。シリーズでお届けしている料理対決特集、今年も元気にお届けしたいと思います!さて、2007年一発目の「あの店この店!あの味この味!大比較」のメニューは「タッカルビ」!!タッカルビといえば、鶏肉をピリッと辛く味付けし、鉄板で炒め焼きして食べる料理。数年前、日本でもプチブームを巻き起こしましたよね?!そんなタッカルビが有名なところといえば、そう~ドラマ『冬のソナタ』のロケ地として大フィーバーした春川!!今日は春川まではちょっぴり遠いので、ソウル市内にあるタッカルビ専門店2店舗をセレクトして大比較!1軒は、庶民派の鍾路(チョンノ)の街にある「チュンチョンボンジョンタッカルビ」、そしてもう1軒は、オシャレな街、狎鴎亭(アックジョン)にある「タグロガヌンマウル」というお店。さっそくお店&お味を比較しちゃいましょう!それではさっそく行ってみよう!!

江北は鍾路の代表:「チュンチョンボンジョンタッカルビ」
VS 江南は狎鴎亭の代表:「タグロガヌンマウル」
江北は鍾路の代表:「チュンチョンボンジョンタッカルビ」

江北は鍾路の代表:「チュンチョンボンジョンタッカルビ」

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 江南は狎鴎亭の代表:「タグロガヌンマウル」

江南は狎鴎亭の代表:「タグロガヌンマウル」

タッカルビ
タッカルビは鶏のむね肉やもも肉などを、コチュジャン(韓国の唐辛子味噌)で甘辛~く味つけし、それにタマネギ、ニンニク、サツマイモ、トッ(韓国のおもち)などを生のままトッピングし、鉄板の上で直接炒めて食べるお料理のこと。 好みで焼肉のようにサンチュで包んで食べます。タッカルビが最初に始まったのは洪川(ホンチョン)というところ。当時は鍋にだし汁を入れて作る鶏肉料理でしたが、その後、炭火の上に石鍋をおき調理して食べる春川(チュンチョン)式が広まりました。今では「春川タッカルビ」と呼ばれるほどで、すっかり春川の名物料理として知られています。
 
◇場所
韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ
江北の飲食店いっぱいエリア、鍾路にあります!庶民派の飲み屋や焼肉店などが街を埋めつくすほどたくさん。

江北の飲食店いっぱいエリア、鍾路にあります!庶民派の飲み屋や焼肉店などが街を埋めつくすほどたくさん。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 江南の中でも特にハイセンスな街として知られる狎鴎亭!中でもロデオ通りから1本路地に入ったところにお店はあります。

江南の中でも特にハイセンスな街として知られる狎鴎亭!中でもロデオ通りから1本路地に入ったところにお店はあります。


◇ 駅からのアクセス
チュンチョンボンジョンタッ 
地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣・Jonggak・131)駅4番出口をでて、道なりに歩いていきます。100mほど歩いていくと、右手にピアノをモチーフにした道が見えます。そこを右に曲がり30mほど行くと右手にあります。徒歩約5分。

タグロガヌンマウル
地下鉄3号線アックジョン(狎鴎亭・Apkujeong・336)駅2番出口を出て反対方向に進み、大通りにぶつかったら右へ進んで行きます。1kmほど進むと右手に狎鴎亭ロデオ通りのアーチが見えてきます。そのアーチをくぐりまっすぐ行き、3つめの角を左に曲がります。100mほど行くと左手にあります。徒歩約25分。

◇店構え
夜になると赤と緑色がぎらぎら光る大きな看板がドド~ン。かなり目立ちます。ビルの1階にあり、とても分かりやすい店構え。

夜になると赤と緑色がぎらぎら光る大きな看板がドド~ン。かなり目立ちます。ビルの1階にあり、とても分かりやすい店構え。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 大きなビルの1階にあります。オレンジとホワイトを基調にしたキレイな雰囲気の店構え。レストランという感じ。

大きなビルの1階にあります。オレンジとホワイトを基調にしたキレイな雰囲気の店構え。レストランという感じ。


◇店内の雰囲気
韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ
広~いホールにテーブルとイスが、ざ~っと並んでいます。きれいな店内とはいえ、学生街にありそうな庶民的な雰囲気。

広~いホールにテーブルとイスが、ざ~っと並んでいます。きれいな店内とはいえ、学生街にありそうな庶民的な雰囲気。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 和食料理店や焼肉店のようなキレイな食堂。テーブルセッティングもされていて、落ち着いてゆっくり食事ができそう。

和食料理店や焼肉店のようなキレイな食堂。テーブルセッティングもされていて、落ち着いてゆっくり食事ができそう。


◇座席のスタイル
簡易のテーブルにイスのような、とってもラフなスタイル。あまり長くいる雰囲気でなく、1次会をここで食べて、2次会は別の店へ行こう~という感じ。

簡易のテーブルにイスのような、とってもラフなスタイル。あまり長くいる雰囲気でなく、1次会をここで食べて、2次会は別の店へ行こう~という感じ。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 木製のしっかりしたテーブルにイス。ソファ席もあるのでゆっくりと食事タイムが楽しめそう!

木製のしっかりしたテーブルにイス。ソファ席もあるのでゆっくりと食事タイムが楽しめそう!


 ◇客層
チュンチョンボンジョンタッ 
学生風の若者たちがいっぱい!!ランチタイムにはサラリーマンたちもやって来るとか。

 タグロガヌンマウル
昼間はサラリーマン・OLさんなどが多し。夜は狎鴎亭のロデオ通りに訪れる若者もプラスされ、にぎやかに~! 

◇店員
チュンチョンボンジョンタッ 
体育会系?!を思わす、歯切れのよい挨拶をするスタッフ。スタッフも10~20代の男の子が多い感じ。

タグロガヌンマウル
親切な人が多いよう。ナビが訪れたときは、日本人と分かり相当丁寧に接客してくれましたぁ~。

◇日本語メニュー
チュンチョンボンジョンタッ 
なし 

タグロガヌンマウル
なし

◇ お茶
ボトル入りで登場。コップも人数分持ってきてくれます。

ボトル入りで登場。コップも人数分持ってきてくれます。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ ボトル入りで登場。コップも人数分持ってきてくれます。

ボトル入りで登場。コップも人数分持ってきてくれます。


◇お絞り
チュンチョンボンジョンタッ 
なし 

タグロガヌンマウル
あり

◇箸など
ステンレスの箸とスプーン。人数分、スタッフが持ってきてくれます。

ステンレスの箸とスプーン。人数分、スタッフが持ってきてくれます。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ お店のロゴが印刷された袋に入ったお箸とスプーンが予めセッティング。

お店のロゴが印刷された袋に入ったお箸とスプーンが予めセッティング。


◇ナフキン
テーブルに備えつけ。

テーブルに備えつけ。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ テーブルに備え付け。

テーブルに備え付け。


◇ 灰皿
チュンチョンボンジョンタッ 
なし

タグロガヌンマウル
あり

◇火・鉄板
鉄板がテーブルに備わっています。火はガス。

鉄板がテーブルに備わっています。火はガス。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 鉄板は注文と同時に、材料の載せて持ってきてくれます。火はガス。

鉄板は注文と同時に、材料の載せて持ってきてくれます。火はガス。


◇エプロン
希望すれば、スタッフが持ってきてくれます。

希望すれば、スタッフが持ってきてくれます。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 希望すれば、スタッフが持ってきてくれます。

希望すれば、スタッフが持ってきてくれます。


◇人気メニュー
チュンチョンボンジョンタッ 
ピョオンヌンタッカルビ(骨のないタッカルビ)1人前6000ウォン 

タグロガヌンマウル
タッダリタッカルビ(鶏のモモ肉を使ったタッカルビ)7500ウォン 
※値段は2007 年2月現在

◇タッカルビ登場スタイル
韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ
お皿にピリ辛ソースを絡めた、一口大にカットされた鶏肉に、生のキャベツなどの野菜を載せて持ってきます。それを鉄板にスタッフが移し、炒め始めます。

お皿にピリ辛ソースを絡めた、一口大にカットされた鶏肉に、生のキャベツなどの野菜を載せて持ってきます。それを鉄板にスタッフが移し、炒め始めます。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ 鉄板に直接ピリ辛ソースに絡めた鶏肉と、さまざまな野菜を載せて持ってきます。お肉はカットされていない状態なので、その場ではさみを使ってカット!骨の部分もあり。

鉄板に直接ピリ辛ソースに絡めた鶏肉と、さまざまな野菜を載せて持ってきます。お肉はカットされていない状態なので、その場ではさみを使ってカット!骨の部分もあり。


◇お肉の部位
モモ肉のみを使用。

モモ肉のみを使用。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ モモ肉のみを使用。

モモ肉のみを使用。


◇入っている野菜
キャベツ・ゴマの葉・人参・ネギ

キャベツ・ゴマの葉・人参・ネギ

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ ゴマの葉・ネギ・サツマイモ・えのき・キャベツ

ゴマの葉・ネギ・サツマイモ・えのき・キャベツ


◇トッピング
チュンチョンボンジョンタッ 
モドゥンサリ(トッピングの盛り合わせ)を別注文。ほとんどの人がオーダーします。内容はお餅・ソーセージ・サツマイモ・チョルミョン(麺)
タグロガヌンマウル
お餅が元から入っています。好みで有料のトッピングをオーダーしますが、注文しない人も多いです。 

◇お肉の炒め方
スタッフがこまめにやって来て、お肉を炒めてくれます。

スタッフがこまめにやって来て、お肉を炒めてくれます。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ スタッフがかなりこまめにやって来て、お肉を炒めてくれます。

スタッフがかなりこまめにやって来て、お肉を炒めてくれます。


◇肉の硬さ・柔らかさ
チュンチョンボンジョンタッ 
モモ肉を使用しているから、適度な脂身があり、柔らかい。

タグロガヌンマウル

モモ肉を使用しているから、適度な脂身があり、柔らかい。さらに骨付き。

◇辛さ度
めちゃくちゃ辛いというほどではなく、ほのかな辛さ。ず~っと食べているとしたがヒリヒリしてくる人もいるかも。辛いもの好きな方には全く問題なし!

めちゃくちゃ辛いというほどではなく、ほのかな辛さ。ず~っと食べているとしたがヒリヒリしてくる人もいるかも。辛いもの好きな方には全く問題なし!

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ ピリ辛好きの人にはさほど問題のない辛さ。私は辛いのが苦手っという人は、サンチュに包んでいただきましょう~!

ピリ辛好きの人にはさほど問題のない辛さ。私は辛いのが苦手っという人は、サンチュに包んでいただきましょう~!


◇味
コチュジャン風味の中に、少しカレーの香りが漂うような?!スパイシーな感じが、食欲をさらに引き立てます。

コチュジャン風味の中に、少しカレーの香りが漂うような?!スパイシーな感じが、食欲をさらに引き立てます。

韓国料理対決、第11弾~タッカルビ対決~ タッカルビ鶏カルビ コチュジャン風味のタッカルビ。パサパサした感じが全くなく、最後までソースによく絡んだしっとりした風味を楽しめます。

コチュジャン風味のタッカルビ。パサパサした感じが全くなく、最後までソースによく絡んだしっとりした風味を楽しめます。


◇食べ方
チュンチョンボンジョンタッ 
そのまま食べる、あるいはおかずのサラダと一緒に食べると辛さがまろやかに。 

タグロガヌンマウル

そのまま食べる、あるいは焼肉のようにサンチュに包んでヘルシーに食べましょう~!

◇おかず
チュンチョンボンジョンタッ 
マカロニサラダ・大根の酢漬け・キムチ・野菜サラダ・キムチ炒め。わかめの冷たいスープは1人に1つずつ。
カルビ タグロガヌンマウル
カクテキ・キムチ・サンチュ。わかめの冷たいスープとキャベツのサラダは1人に1つずつ。

◇食後のオススメニュー
 チュンチョンボンジョンタッ 
マッククス!同じく春川の名物。夏場は特にこのマッククスを食後にいただく人が多いとか。甘酸っぱいスープが胃腸をすっきりさせてくれます。さらにリーズナブルなお値段も嬉しい!
タグロガヌンマウル
タッカルビを食べた鉄板にご飯を入れて炒飯にして食べる、ポックンパッをセレクトする人がたくさん。サンチュ・海苔・豆もやし・キムチを細かく切ったものと一緒に炒めて食べます!風味のポイントはごま油!

◇価格
チュンチョンボンジョンタッ 
ピョオンヌンタッカルビ6000ウォン
マックッス 3000ウォン 

タグロガヌンマウル
タッダリタッカルビ7500ウォン
ポックンパッ1500ウォン 

◇支払方法
チュンチョンボンジョンタッ 
後払い
カード・現金ともにOK

タグロガヌンマウル
後払い
カード・現金ともにOK

◇ナビ的見解
チュンチョンボンジョンタッ 
昔からある鍾路の名物的なお店!かなり庶民的であり、決してきれいとはいえない店構えですが、これがかえって韓国らしいディープな雰囲気をかもし出しています。店の雰囲気とマッチしたチープな値段は、節約旅行者にオススメ!おいしくタッカルビを食べた後、鍾路の街でさらに2次会、3次会を楽しんじゃいましょう~!

タグロガヌンマウル
女性にオススメしたいのがこちらのお店。おしゃべり好きな女性は、ゆっくり会話をしながらご飯を食べたいもの。イスも楽なスタイルだから、ついつい長居しちゃうかも?!食事の後は、オシャレな狎鴎亭の街で、お買い物も楽しめます!少し歩けば清潭洞ブランド通りがあるので、そのあたりものぞいてみては?!
いかがですか?今回は、漢江の北側にある庶民派エリア「江北」を代表するお店と、漢江の南側にあるラグジュアリー派エリア「江南」を代表するお店とを比較して見ました。チキン自体がさほど高級な食材でないため、驚くほど大きな価格の差はありませんでしたが、お店の雰囲気や周辺環境に大きな違いありましたね。正直どちらもおいしかったタッカルビ。あなたのスケジュールに合わせて、ある日は鍾路、ある日は狎鴎亭と、ぜひ両店で味比較をしてみてはいかがでしょうか?以上、ソウルナビがお伝えしました。


関連タグ:タッカルビ鶏カルビ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-02-09

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