去年やり残したことを片付けに行ってきた話

旅行の時期 2019年12月

View5285

photo
去年、3回韓国へ行ってきましたが、やり残したこともあり。年末にもう一度行って、心残りを片付けに行ってきました。
photo
12/26。カメリアで釜山に入り、タクシーに飛び乗って海雲台バスターミナルへ直行。蔚山へ向かいます。到着と同時くらいに蔚山行きが来て、ラッキーでした。

海雲台市外バスターミナル

海雲台市外バスターミナル

海雲台からも蔚山方面へバスいけます!海雲台にある市外バスターミナル!

photo
蔚山着。バスターミナル近くに新規開業の東横インにチェックイン。ここでは宿泊料の免税手続きは出来ませんでした。
photo
前回来た時に開いてなかった、トレヴィブロイハウス、開いてた!前回行けなかった分、期待は高まります。

トレヴィブロイハウス

トレヴィブロイハウス

本格的クラフトビールを味わうならここ!

photo
韓国のブログ等で見てて食べたかった、ブレッドフォンデュ。食パン1斤の中身を繰り出してサイコロ状に焼き、残った側の中にチーズフォンデュのソースを入れます。ソースは意外とあっさり。中にエビも入ってたりします。
料理は他にもピザやステーキなんかもあり、豊富です。
photo
主役のビール!このお店では7種類のクラフトビールを自家醸造しているほか、瓶ビールも世界各国のものを揃えていて、ビール党には堪りません。ただ種類が多すぎて全部制覇は難しいかも。自分は4杯で締めました。
photo
12/27。この日は1日移動日なので、適当にちょろちょろ寄り道です。
photo
永川に立ち寄り、永川市立図書館に。「例のあれ」。なんかこれを探すのも韓国旅行の味になりつつあります。
photo
この日は永川の五日市の日で、市場が賑わっていました。食品や日用品も結構あって、ここまでで手袋を落としてしまってたので、ここで購入。
photo
途中で見つけた、ソモリクッパのお店。ソモリ…牛の頭?興味がそそられたので、食してみました。入っている肉は頰肉とかそういう部位なんでしょう。なかなか美味しかったです。もしかするとスープは頭全体ぶち込んで、脳味噌とかも一緒に煮込んでるのかもしれないけど。
photo
大邱に着きました。やっぱり探してみましょう。大邱女子商業高校内にある「例のあれ」。校門の左側ちょろっとした所にあるのでちゃちゃっと観れるのですが、おっさんが女子校に入るのはかなりの勇気。
photo
大邱からいつもの清道へ行きます。ちょい早めに着いたので宿でちょっと休んで、晩ご飯。清道はチャオタンが名物なんですが、ちょっと変わったものと思いぶらぶらしてると、「コディタン」のメニューもそこそこ見えます。「タスルギ」と脇に書いてあるお店があり、調べるとカワニナなんですね。コディはこの辺の方言かな?たっぷりのカワニナにたっぷりの謎の水草。見た目はグロいですが、クセが病みつきになりそうな味です。

清道

清道

photo
12/28。清道といえば闘牛です。年末には王中王戦、つまりチャンピオン大会があります。前の週に一回戦があり、この日は準決勝、翌日曜は決勝戦です。

清道闘牛場

清道闘牛場

韓国第四の公営ギャンブル

photo
しかし、この日は難しかった。前半6試合は格付けのない試合でしたが、なかなか当たらない。後半6試合(甲級、乙級、丙級各2試合)は高いレベルで熱戦続き。試合は長時間に及び、この日の全試合が終わったのは6時を回ってました。あたりはもう真っ暗。この日の結果は9万ウォン賭けて32,600ウォンでした。負け負け。
photo
タクシーで清道駅付近まで戻り、夕食。カマソックッパ。メニューにはあるのに、カンチョニョプ(生レバーと生センマイ)、この日もなかった。

清道カマソックッパ

清道カマソックッパ

感牛で有名な清道のユッケと牛クッパ

photo
12/29。この日は清道の五日市でした。あまり時間のない中いろいろお店を巡りながら、結局朝ごはんは駅前のロッテリア。9時開店だけど、フライヤーがあったまってないとかでポテトなし。ナンダヨー。
photo
さて、闘牛の王中王戦、決勝の日です。昨日の負け組で3位決定戦もあります。
ここで闘牛場のグルメ。スタンド周辺にスナックコーナー2ヶ所、一階のスタンドに直にアクセスできないところ(牛券しか売ってないとこ)に食堂があるようです。食堂は行ってないけど、スナックコーナーはキムパブとかトッポッキとかラーメンとかお菓子とか、本当にスナックコーナー。自分はおでんばかり食べてました。おでんの値段、片方が1,000ウォン、片方が800ウォン。安い方はスタンドの奥まったところにあるけど、安いのでこっちに入り浸ってました。
photo
さて王中王戦。3位決定戦も表彰式というか写真撮影がありました。足の頭にお花をちょこんと乗せて。丙級と乙級は6Rまでもつれ込む大激戦。勝ったとき、勢子の人がやったぜ!てな感じで手綱を放り投げてばったり倒れ込み嬉しさ爆発。甲級は一方は一昨年の王中王だけどもう9歳。もう一方は6歳の新鋭。6歳の方が瞬殺で勝ち、これで24勝無敗としました。この日は87,600ウォン賭けて27,760ウォンでした。うまくいかないねー。
photo
闘牛を終えて大邱へ。毎度お馴染み東横インです。フロントが6階?にあって、入り口がわかりにくいです。

東横INN大邱東城路

東横INN大邱東城路

大邱の中区にある東横INN大邱東城路からは、国債報償運動記念公園、達城公園まで車で 5 分です。 このホテルは、金光石タシクリギキルまで 1.7 km、西門市場まで 1.7 km の場所にあります。

photo
東横インで近所のタッカルビ屋さんを紹介してもらい、チーズタッカルビ。2人前、ポックムパッもしてもらったけど、結構ボリュームがあり全部食べられませんでした。今思えばポチャンできればすればよかったな。
photo
12/30。この日も基本移動日です。いい天気。

大邱 / テグ

大邱 / テグ

ソウル、プサンに続く韓国第3の都市、リンゴと美人の街!

photo
バスで浦項に到着。なんか最近はこの流れですね。次のスポットへのバスがわからなかったので、竹島市場までバスで行ってそこからタクシー。

浦項 / ポハン

浦項 / ポハン

半島で最も東に位置する世界有数の鉄鋼都市

photo
浦項市立美術館。でも目当てはここではない。
photo
美術館前にある「例のあれ」。よく見るスタイルの像ですね。同じ作者だったりして。
photo
「例のあれ」を見たあと近くにバス停があったので見てみると、九龍浦行きのバスが通ってる!このバスに乗って、あっという間に九龍浦です。
宿を確保し、翌日の下見しようかと思ったけど、バスがもう出てしまってた!次のバスは結構時間があるので、下見は諦め、翌日の買い出しとコンビニで遅めの昼ごはんにカップラーメン。

九龍浦港 / クリョンポハン (浦項)

九龍浦港 / クリョンポハン (浦項)

カニの水揚げ量全国一の浦項きっての港!

photo
しばらく宿で一休みして、晩ご飯。九龍浦といえばクァメギやムルフェと言った海鮮ですが、やはりカニ。がっつりカニを食べましょう。と思ったけど、かなり高いんですね、15万ウォンのとかもあるし。一番安いのにしたけど、それでも60.000ウォンしました。でも旨い!甲羅の蟹味噌をご飯とポックンしたくてご飯頼んだら、ヘムルタンをおまけにつけてくれました。大満足!

三浦水産

三浦水産

夏はムルフェ、冬はクァメギ

photo
12/31。いよいよ、この日です。バスで向かいます。
photo
虎尾串に着きました。去年の正月、早朝から初日の出を見に来たけど、タクシーで行ったものの大渋滞で、初日の出見れなかったんですね。今回はリベンジで、野宿完備で、せっかくなので朝から来て人の動向を見ておこうという次第。前日の朝だというのに、もうキャンピングカーがずらり、

虎尾串日の出公園(浦項)

虎尾串日の出公園(浦項)

韓国半島の最東端に位置する公園、美しい日の出が見られる場所として有名

photo
携帯電話各社の臨時基地局もスタンバってます。それだけ人が来るということですね。
photo
さて、野宿地探し。それなりに雨風凌げればいいか、とトイレにマットと寝袋敷いて、取り敢えず一休み。そしたら係の人がやってきて、ここで寝ちゃダメ、って言われてしまう。いや、今晩宿無いんでー、とか言ってたら新千年記念館というところを案内してくれました。ここは暖房も効いてて良きかな!隅っこのコンセントのあるところに宿地を定めて、コンセントも使わせてもらって嬉しさ二倍。だけど火気厳禁とか。昨日コンビニでラーメンとかスパムとか買っちゃったし、年越しそばを日本から持ち込んでたのにー。
photo
周辺を散策。でっかいステージが出来てました。去年もありましたもんね。カウントダウンのリハーサルなんかやってました。
photo
公園常設のスナックコーナーの他にも、臨時の大食堂もできてました。中ではステージでミニコンサートやってたり。豚一頭丸焼きなんかあって、豪快でした。
photo
新千年記念館の宿、毎年やってるんですかね。徐々にお客さんが増えてきました。ここでクッカーでラーメン作ってたりしたら、そりゃ流石に顰蹙だわな。
ここでごろごろしながら、時々周辺の人出を観察してました。昼過ぎには常設の駐車場は満杯、もうイベント始まってるかのような賑わいです。ただ、九龍浦から来る17時のバスが定刻に来たので、バスで来るなら前日昼過ぎくらいからくると良さげです。
夕方、さっきの臨時食堂街の豚丸焼きで夕食。
photo
短波ラジオ持って行ってたので、夜はNHKワールドラジオで紅白聞いてました。
電波の状態が22時ごろから悪くなって、小腹も空いたしなんかないかなー、とぶらぶらしてたら、トックとおでんのスープを振る舞ってくれてました。こんなの食べながら、新年を待ちます。
photo
年明けが近づくにつれて、イベントも盛り上がってきました。そしてカウントダウン。ようこそ令和2年!空は盛大に花火が上がります。
しばらく浸って、宿地に戻っておやすみなさい。
photo
1/1。日の出前の広場は物凄い人出。でもぎゅうぎゅうというほどではなく、それなりに動けました。
photo
公園に大きな鍋があって、ここで元日に大量のトッポッキを作るんです。その調理中。でも自分は食べにもらう方法がわからず食べれずじまいでした。
photo
初日の出!去年よりちょい曇ってて、お日様をきちんと拝めませんでした。まぁ、それでも令和の初日の出ですからありがたや。
初日の出を拝んだら、仮眠に宿地へ戻ります。
photo
9時半ごろ、係員さんに起こされました。気がつけば周りはみんな引き上げてました。自分も片付けて撤収。
photo
さて。帰りは10時ごろに九龍浦行きのバスがあります。去年はだだ混みの自動車道を歩いて2時間かけて九龍浦まで行きましたが、バスは下道の生活バス路線。裏道だからスムーズに行けるかな?
photo
そうはうまくいかなかった。
バスはちょっと遅れて到着。行きは20分くらいでしたが、下道もそれなりに混雑してて、やはり2時間くらいかかりました。九龍浦の港が見えたところでバスを降り、日本人街を抜けて九龍浦のバス乗り場まで歩きました。なんか有名人がロケしてるのかな?凄い人でした。

九龍浦近代文化歴史通り(浦項)

九龍浦近代文化歴史通り(浦項)

かつての日本人町に残る家屋をリニューアル、新たに注目を集める観光スポット!

photo
さぁ、もう帰るだけ。浦項の市外バスターミナルまで行って、釜山の老圃洞のバスターミナルまで、そこから地下鉄で釜山駅まで。駅前の東横インに投宿。

東横INN釜山駅1

東横INN釜山駅1

釜山駅目の前の便利で安心な日系ホテル!お手軽なお値段や朝食サービスも人気!

photo
南浦洞でお土産を買います。正月に弟一家が帰ってくるので、姪っ子たちに韓国語の日本語教本と絵本を土産に。晩ご飯にテジクッパ。そういえば南浦洞でテジクッパ食べるの初めてだったりして。

南浦洞/ナンポドン

南浦洞/ナンポドン

釜山の観光の中心地といったらこのエリア!在来市場にショッピングストリート、グルメに観光地と何でもそろったエリア!

photo
1/2。日本へ帰る日です。旅客ターミナルで最後のミッション。昨日買った人参の検疫を受けます。検疫事務所は1階の奥の方にあります。買った人参を見せると、土がついてて検疫を通せないとのこと。結構落ちてると思うんだけどなぁ。トイレの手洗い場を借りて洗浄。検疫官にチェック受けながら洗います。全部洗い終わったら、検疫証明書の交付を受けます。博多に帰って植物検疫に証明書を出したら、物を一瞥してOK。以前を知ってるだけに、なんかもにょります。
そんなこんなで、2年連続4回目(うち1回は対馬海峡のフェリーの中)の韓国年越しでした。

釜山港国際旅客ターミナル

釜山港国際旅客ターミナル

日本から最も近い外国の町、釜山の海の玄関口が大きく生まれ変わり新しいターミナルに!

記事登録日:2020-04-06

ページの管理人くっしーさん
くっしー photo
  • 公開お気に入り 8件
  • 掲示板 34件
  • コメント 211件
  • 旅行記 12件
釜山から自転車で田舎町へ旅するのが楽しみです。釜山~ソウル、釜山~順天など走りました。
渡韓歴25回、延べ3ヶ月滞在。まだまだ釜山ビギナーですが、よろしくお願いします。