留学ナビ-韓国で自炊編!

韓国に来たら、まず住むとこ探そっ!自炊編!

こんにちは、ソウルナビです。韓流ブームが始まって早数年・・・韓国に語学留学する人もかなり増えてきていますよね☆ そこで今日は、韓国での住まいについて、ご紹介しましょう!留学生が韓国で住む場合、大きく分けて3つ、共同生活のハスク(下宿)、ワンルームやコシテルなどの自炊生活、学校の運営する寄宿舎があります。今日はこの中でも、ワンルームやコシテルなどの自炊生活編についてお伝えします。

■ワンルーム・オフィステル
まずは日本でいう賃貸物件のご紹介!ワンルームは読んで字のごとく、1ROOMのお部屋のこと。ですが本当に土地や家賃によってお部屋はピンからキリまで!そして、ここ韓国にしかないのが「オフィステル」。名前だけ聞いてピンっと!来る方もいるかとは思いますが、そう、オフィステルとはオフィス+ホテルという意味。オフィスとしても住居としても使うことが出来、ここ数年人気がありますが、オフィステルはワンルームに比べて家賃が高く、ロビーには守衛のおじさんが常駐しているため、管理費も少々お高め(月に10万ウォン前後)。1人暮らしの駐在員などに人気はありますが、貧乏留学生向きではないかも・・・
オフィステル外観

オフィステル外観

新しいワンルームにはオートロックも完備

新しいワンルームにはオートロックも完備

学生街にはワンルームやハスクがたくさん。

学生街にはワンルームやハスクがたくさん。

新しいお家ではドラム式洗濯機が主流

新しいお家ではドラム式洗濯機が主流

机やベットなどフルオプションのお家もあり。

机やベットなどフルオプションのお家もあり。

トイレとシャワーは同じで浴槽はほぼ無し。

トイレとシャワーは同じで浴槽はほぼ無し。

<家賃の支払い方>
家賃の支払い方法は、チョンセとウォルセの2通りあります。

1)チョンセ
建物の価格に近い金額を一括で大家さんに預け、預けたお金の利子分を大家さんは家賃として受け取る仕組み。月々の支払がなく、1年か2年の契約が終わると預けたお金は全額そのまま戻ってきます。

2)ウォルセ
保証金と月々の支払の2つに分けて家賃を支払ます。部屋の大きさや築年数、設備の差で金額は違ってきますが、ワンルームの場合、保証金は安くても500万ウォンから1000万ウォンほど。この保証金は契約期間が満了して部屋を出るときには全額返してもらえます。また大家さんによっては保証金を増やすと月々の家賃を安くしてくれることも。

※家賃とは他に電気、水道、インターネット、ケーブルテレビ(ケーブルテレビ契約時)などの料金が発生しますが、管理費として含まれている場合もあるので、契約前にきちんと確認しましょう。また、契約の際は大家さんと直接契約することもありますが、ほとんどが不動産屋を通した仲介契約なので、仲介手数料が発生します。契約はいろいろ複雑なので、知り合いの韓国人と一緒に行くことをオススメします。
家賃は築年数、広さ、駅からの距離によって異なりますが、参考までに、ナビが最近見たお家の家賃を公開!

■場所:新村
駅からの距離:徒歩10分
保証金・家賃:500万ウォン/50万ウォン(管理費込)
築年数は分かりませんが、見た目はボロボロな感じ。
■場所:新村
駅からの距離:徒歩10分
保証金・家賃:1000万ウォン/60万ウォン(管理費込)
外観はキレイではありませんでしたが、リフォーム直後で内装、家具等は新築と変わりなし。

■コシウォン・コシテル
もともとコシウォンとは国家公務員試験の受験勉強をする学生のための施設。特に大学周辺にたくさんあります。部屋はベッド(セミシングルほど)と机を置いたらほとんどスペースは無く、トイレ・シャワーも共同です。また、隣りの部屋との壁も非常に薄く、隣りの人のいびきが聞こえてくるほど(※ナビ実体験!)そして、治安的にも環境的にもあまり良いとは言えません。ですが、最近ではコシテル(コシウォン+ホテル)というのも増えて来ました。コシテルはコシウォンより少し広いスペースでお部屋の中に個人専用のトイレ・シャワーが付いています。コシテル、コシウォン共に部屋の中にテレビ・冷蔵庫・インターネットを完備していたり、共同キッチンではインスタントラーメン・卵・コーヒーなど無料で提供されているところが多いです。
部屋が狭いため、どんなに後ろからとってもお部屋全体は写真に撮れず。 部屋が狭いため、どんなに後ろからとってもお部屋全体は写真に撮れず。

部屋が狭いため、どんなに後ろからとってもお部屋全体は写真に撮れず。

ラーメン・コーヒーはご自由に

ラーメン・コーヒーはご自由に

卵やキムチなども準備されています。

卵やキムチなども準備されています。

ゴハンずっと保温してるので、少しパサパサ

ゴハンずっと保温してるので、少しパサパサ

キッチンにある食器は自由に使えます。

キッチンにある食器は自由に使えます。

食事時間が決まっていたり、ハスクのアジュンマ(おばちゃん)からの干渉の多いハスク(下宿)よりも自分の生活パターンに合わせて生活でき、ある程度プライバシーを守ることが出来るリーズナブルな住まいとして、最近はコシテルを選ぶ学生も増えているんだとか。でも、コシテルのような住まい形態の無い日本人の中には、あまりの狭さにビックリする人も!インターネットで探すことも可能ですが、ネットの写真は加工されていることもあるので、可能な限り自分で直接見に行きましょう。また、同じフロアで男女区別がないトコロもあるので、入居時には男女一緒なのか、男女の区分があるのか、などもしっかりチェックしましょう。
※家賃はコシウォンの場合、1ヶ月20万ウォン~30万ウォンほど、コシテルの場合は部屋の広さにもよりますが、40万ウォン~50万ウォンほど。
留学生活-自炊編、いかがでしたか?海外での留学生活は、楽しさもたくさんありますが、慣れない海外生活は自分でも気が付かないうちに、ストレスや疲労が溜まってしまうもの。だからこそ、お家では、ゆっくりくつろぎたいですよね。最近では日本に居ながら、韓国での住まいを決めることもできますが、ナビ的には出来る限り、自分の目で直接確かめることをオススメします。特に、コシウォンやコシテルは行ってみて狭さにビックリ!ってことがほんとに多いんです。どうしても直接見ることが出来ない時は、コシウォンやコシウォンの場合は1ヶ月からの契約が可能なので、始めは1ヶ月の契約にして、その後にどうするかを考えてみてはいかがでしょうか?以上、ソウルナビでした。

その他情報

*内容を更新しました。<2013.2.12>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-02-12

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