釜山最大の貴金属通り
アンニョンハセヨ、プサンナビです。3つの大型在来市場があり、昔ながらの釜山の下町風景を残す凡一洞。チングの撮影地としても脚光を浴びましたが、ここ凡一洞には他にも見所が盛りだくさん!!その見所の中でも、女性のお買物欲をそそる貴金属通りを今日は皆さんにご紹介したいと思います。
貴金属通りとは?
1970年代の始め頃から貴金属問屋が一つ二つと集まり現在のような形になった凡一洞貴金属通りは、釜山で一番規模が大きいことで知られています。どのくらい大きいかと言うと、貴金属問屋が全部で300店以上、加工などを担当する貴金属工場、アクセサリーのデザイン会社などなど貴金属に関係する会社がこの一つの通りに450以上ひしめき合っているんです。こんなに大規模の貴金属通りは、韓国国内はソウルに次ぎ2番目だそうです。そのため釜山市内にあるアクセサリー屋さんはもとより、釜山近郊の慶尚道内(キョンサンド)からも貴金属の買い付けに凡一洞を訪れているんだとか。
問屋価格?!
商品の価格表示をみてビックリ!とってもリーズナブルなお値段なんです。ここ凡一洞貴金属通りは、問屋の集合通りということもあり、デパートや日本国内より40%~50%程安く貴金属をゲットできちゃうんです。デパートで気に入ってもお値段が、、という方は、一度ここへ立ち寄って探してみてください!似たようなデザインで、お値段が半分という物が見つかるかもしれませんよ。日本人だから高く売りつけられるかも?!という心配は海外旅行には付き物!でも、こちらの通りのお店ではすべての商品に値札が付いているので安心してお買物ができます。値段をいちいち聞く手間も省けて、効率よくショッピングが楽しめますよね。また、釜山の人は結婚が決まると、凡一洞を訪れ、鎮市場で韓服やお布団などの嫁入り道具を揃え、ここ貴金属通りで結婚指輪を買うという方が多いんだそうです。
信用が一番!
取材時にはこちらの凡一洞貴金属通り組合の方にお話をいろいろ聞かせて頂いたんですが、そのとき、面白い書類を見せてもらえたんです。それはなんと金の抜き打ち検査の結果報告書!!年に何回が抜き打ちでお店にある商品を検査するそうなんです。しっかり金の基準に達しているのか、を検査し、いつでも信用のおける、そしてお客さんに満足してもらえる商品作りをしているんだとか。その結果、こちら貴金属通りの商品は、海外でも信用のおけるアクセサリーと認められ、アメリカやヨーロッパにも商品を輸出しているんだそうです。
24金 99.9%
18金 75%
14金 58.5%
製造工場とデザイン室に潜入!
流行や季節に合わせたデザインは主に若い女性の方が担当しているんだとか。
デザインが決まったら、同じ建物内にある製造工場へ。一つ一つ手作業で丁寧に作られているのが分かりますよね。また、アフターサービスや古くなったデザインを新しくする加工も受け付けているそうです。
(地図)
問屋さんがずらりと並ぶ釜山でも名物通りの一つ、凡一洞貴金属通り。釜山の人たちであふれかえる下町で、お気に入りの一品を見つけてみるなんて、旅の思い出にいかがですか?以上、プサンナビがお伝えしました。