文禄の役の戦闘地として有名な晋州城。現在は公園になっていて晋州きっての観光地。
正面の入り口がこちらです。
こんにちは、ナビです。「文禄の役」と聞いて韓国の地方都市・晋州(ジンジュ)を思い浮かべた方はかなりの歴史通&韓国通。釜山から車で約2時間ほど西に向かうとある地方都市・晋州市は、1500年代に加藤清正率いる日本軍が攻めた場所としても知られ、「晋州城の戦い」として知られています。その戦いの舞台となったのが、今日ご紹介する晋州城(ジンジュソン)です。晋州市の中央を流れる川のすぐ隣にある城跡には、1979年ごろから復元された周囲1.7キロの城壁だけが残っていますが、現在は公園や公演場、国立博物館などが跡地にあり、現在も韓国でも知られる観光地として有名な場所です。
晋州城とは??
冒頭でも触れましたが、日本にもゆかりのある場所として知られる晋州城。史跡118号に韓国では指定され、現在もたくさんの方が訪れる観光地としても知られています。いつごろ建造されたかは定かではないという説があり、文禄の役の三大激戦地の一つが行われた場所ということで有名です。現在、場内には跡地として公園や国立博物館のほかに、当時の戦いを垣間見れる南将台の役割を果たした矗石楼(チョッソンヌ) や軍事目的の楼閣でもあった北将台や日本の武将を抱きかかえるように城横の川に入水したキーセンにまつわる義妓祠(ウィギサ)などの見所があります。また、城跡の脇には晋州を東西に分けるように川が流れていて、晋州城から眺める川や晋州市の景色も最高です。
城壁に囲まれた大公園
晋州城は、現在、市民の憩いの場所としても愛されている場所なんだとか。晋州市民は無料でいつでも入場できるということで、場内は散歩を楽しむ方で一杯でした。晋州市民以外は、城壁の外でチケットを購入して入場しましょう。
様々な歴史がこめられている場所でもありますが、何も考えずに散歩をしてるだけでもとても素晴らしい景色が見られる場所でもあります。
晋州といえばまずはこちらの名前が挙がるほど韓国ではとても有名な場所になっています。晋州に足を伸ばして観光する際にはぜひ訪れてみてください。日本の歴史と照らし合わせて見学すると、考え深いものを感じることができたナビでした。以上、プサンナビがお送りしました。