ハヤリア敷地（旧・アメリカ軍基地）

こんにちは、プサンナビです。釜山の一等地ともいえる西面の北側にアメリカ軍基地「ハヤリア部隊」があったのはご存知でしたでしょうか？アメリカ軍基地として使用される前、この土地は日本軍の訓練所としても使用されてきた歴史的に意味にある場所で、今回、100年ぶりに釜山市に返還され、今後、市民公園と変貌を遂げる予定なのですが、その前に、100年ぶりに期間限定で一般公開されました。無料で、誰でも見学が可能になっていますが、この一般公開は期間限定で今年の9月30日までになっています。この時期を逃すと、公園へと建設が行われてしまい、もう２度と見ることができません。ということで、100年ぶりに釜山市の所有地となったハヤリア敷地を見学してみましょう。

ハヤリア部隊と名づけられた理由は、冬至の駐韓アメリカ軍支援司令部の初代司令官の故郷でもありアメリカフロリダ州のマイアミ北西部の都市名から取られた名前。釜山にあるハヤリア部隊だが、塀の中に一度入ってみると、緑が青々と生い茂り、天井の高い建物や大きな道路などアメリカの町があるような錯覚を起こすほど。

正門がこちら。駐車場もあるのが正門になっています。

こちらが西面方面の入り口になる後門

徒歩で見学できるところと進入禁止の表示があるので、それに沿って見学をしましょう。

写真の右側を見てみると、西面のロッテホテルが見えますか？ハヤリア敷地は、本当に西面の繁華街の目と鼻の先くらいの距離に位置しています。

敷地内は？

16万坪のハヤリア敷地の中には、50年以上にわたってアメリカ軍の方たちが居住していた様子を伺うことができます。聖堂や協会、各種スポーツ施設やヘリ場、輸送部や倉庫、家、学校、病院などがあり、そのすべてが一般公開されているわけではなく、7箇所が見れるようになっています。それでは、どのようになっているのかを写真で見てみることにしましょう。

居住地がこちら。アパートのようになっているものと一軒の居住スペースがありました。

部隊内で最も古い建物といわれている将校クラブがこちら。

武器倉庫、英語で壁に注意書きが書かれていたりも。

教会がこちら。

幼稚園や冷蔵倉庫なども。

学校もあります。教室や体育館が見学できます。

劇場はハヤリア敷地の歴史を見れる展示場になっています。

歴史を感じさせない生い茂る緑。散歩をするだけでも気持ちよいくらいでした。