>2006/1/12 行ってきました。すばらしかったです。
>バスタ−ミナル(バス停)を降りて バスを背にして 右一つ目の信
号を
>右折15分程歩くとあります〜。ちなみに市外バスに乗るときにシンピヨン
と言
>っておいたら シンピヨンバス停で運転手の方がアナウンスしてくれました。親
>切!!
>通度寺・・・心が洗われる思いで感激しました。お寺の周りもハイキング
しま
>した。リスや野鳥が警戒もなく戯れていて これもまた感激しました。
良か
>ったです・・・
>[ さくら様 Wrote ]-------------------------------------
私も大晦日から元旦にかけて、通度寺の一番奥の方にある般若庵
(パニャアム)というところでテンプルステイを経験しました。
大晦日の昼前に到着し、まず昼食(お寺では食事のことを「供養
(コンニャン)」というそうです)のあと、スニムにお茶を点ててい
ただき、ゆったりとした時間を過ごしました。それから、スニムの運
転(狭い道をスイスイ行く運転の上手なこと!)で境内一周のツアー
に出かけました。通度寺には本堂の他にいくつもの庵(いおり)があ
りますが、信者の寄進だけに頼らず、味噌や醤油を作って自活してい
る庵もあり、メジュという味噌玉が軒につるしてありました。
夜の供養(食事)のあと、本堂で夜のお勤めを拝見しましたが、仏
教音楽を専攻する若いスニムたちによる木魚や太鼓の演奏で、俗物の
私にはまるでパーカッションのショウのようでした。その締めは、108
回の打鐘で、私は日本の除夜の鐘にあたる大晦日だけの行事かと思い
ましたが、案内してくださったスニムのお話しでは、毎日のお勤めだ
そうです。
元旦は朝3時半に起きて、本堂における朝のお勤めに参加させてい
ただきました。本来、チョル(立ったり座ったりのおじぎ)は108回や
るのだそうですが、まさにヒンズースクワットのようなきつさで、私
は70回ほどでギブアップしてしまいました^^; 腿がパンパンになって
しまうという体たらく。
その後、境内で一番高い庵に登り(これもキツかった!)ご来光を
仰ぎました。元旦のご来光を見たのは、ほんとうに久しぶりでした。
それから、帰途に着く前に本堂を案内していただきました。元旦だ
ったので博物館が閉まっていたのは残念でしたが、釈迦尊像も弥勒菩
薩像も日本のものとはかなり違っていて、興味深く拝見しました。
さくら様がおっしゃるように、自然も素晴らしかったですが、ほん
とうに穏やかな心持ちのスニムたちにお目にかかれたのが、とても心
洗われる体験でした。
また、庵で出された供養も最初は味が薄いと感じましたが、2日目に
はそれにも慣れ、結構美味しくいただきました(蛋白質系の食材はほ
ぼ豆腐だけなのですが、この煮つけは本当に美味しかったです)。
元旦の夕刻には釜山に戻ってナクチポックムを食べたのですが、一
口目は、舌がピリピリしました。やはり、我々は普段の生活で如何に
化学調味料の味に慣らされているかを実感しました。
韓国人の友人に誘われて、半信半疑で今回初めてテンプルステイに
参加したのですが、やはり参加してよかったです。
素直に、また行きたいと思いました。
さくら様も、まだでしたら、一度テンプルステイをご体験になるこ
とをお勧めします。
|