金剛公園

毎々お世話になっています。広島のアシアナです。
この金剛公園の中は有名ですが、私にとってはここの
参道の方が思い出深いものです。
ちょっとノスタルジアでゆっくりとした時間が流れて
いる場所なのです。

○まず参道を楽しむには日曜日
登山道であるこの参道を通る人は毎日います。
しかし屋台の開いている日は日曜が主という感じです。
家族連れも人も多いのとお店の人の考えなのか平日は
あまり屋台はやっていないこともありました。
祝日も選択肢なのでしょうが、参道の雰囲気を確実に
味わうためには日曜日をおすすめします。
(屋台といっても常設のお店で、軒先がずっと開いて
いるものです。休業日はシャッターが閉じています)

○知られざるグルメ通り
プサンのパジョンの代表は東莱のハルメパジョンだと
いえますが、お手軽に食べられるのはここ金剛公園の
参道だと思います。
お店の前に、パジョンが並べてあることも多いです。
味や大きさは店によって多少違いますので、店の前に
並べたパジョンで私は適当に決めます。
食堂はパジョンだけでなく様々な韓国料理をやってい
ます。焼肉はそれほどではありません。
参道の入り口には肉まんのお店があったはずです。

○レトロなゲーム屋さんたち
どれも名前のないお店ばかりだったような気がします。
10年ほど昔より少し数が減っています。それでもまだ
しばらくは楽しめるでしょう。日本の温泉街にあった
ような種類のゲームがここにあります。

〜主なゲーム〜
・射的（サギョク；射撃。ぬいぐるみや景品が的）
・輪投げ（リントンジギ；リング投げ）
・風船ダーツ割り（プンソンダーツノリギ；風船ダーツ
遊び）
大体ゲーム代は1回千ウォンだったと記憶しています。
行く度に1万ウォン札を何枚も浪費していたので
何軒かのお店で「オ、アジョッシッ！」状態でした。
景品でリュックがいっぱいにならない程度、ほどほどに
遊ぶのがよろしいかと存じます。

○周囲は変われども
公園の正門前に道路ができたのを見たのは２０世紀も
終わる頃でした。
ヘタッピに遊んでいたらいつの間にか派出所から出てて
おまわりさん（スンギョンアジョシ；巡警おじさん）が
「いや、そうじゃない」と指導をしてくれる？場所です。
ゲーム屋のおじさんは「北米に旅行で行ったんだ」と
店の奥でアルバムを見せてくれました。
参道の近くに洒落たマンションもできて、少し景観が
変わっていますけど、時代を戻ったような面影はまだ
まだ残るでしょう。

あちらにまた行ったら私は歳月の空白を埋めるため
「過消費」をするつもりです。
いつもの通り、まとまりのない話をここまでご覧下さり
どうもありがとうございました。