ハガウォン

こんにちはプサンナビです。まだまだ残暑の続きそうな釜山ですね。暑い暑いとバテてくると、食欲も落ちてついつい水っぽいものばかりに手が行ってしまいます。ところで皆さん、『コンククス』ってご存知ですか？韓国語で“コン”はマメ、中でも大豆のことを指し、ククスは麺のことです。大豆麺、コンククスとは、その名の通り茹でた大豆をミキサーでドロドロのスープ状にし良く冷やし、塩で味付けして素麺を入れて食べる夏定番の麺料理。韓国の夏の味と言えばコンククスを挙げる韓国人は多いかと思いますが、その余りにも単純な味に日本人には余り受けの良くない代表的な韓国料理でもあったりもします。かく言うナビも、数年前に一度進められて食べたっきり二度と手を出すことはありませんでした。『ハガウォン』に出会うまでは。
場所は海雲台新都市にある在来市場の横。地元でも有名なお店です。今まで一度もコンククスを食べたことの無い方にも、ナビの様に一度食べたきりコンククスを避けて通っている、という方にも、『ハガウォン』のコンククスは一度試してみる価値あり。冷たくさっぱりしていても、大豆の栄養満点、暑い季節の栄養補給に是非お勧めです。

メニュー。コンククス以外にもスジェビ、ビビンパプ、パジョンなどのメニューがあり、どれも安くて美味しく外れナシです。

ジャーン。これがハガウォンのコンククスです。これだけです！ネギや海苔などと言ったトッピングさえのっていません。なんともシンプルないでたちでしょう？普通コンククスと言えば塩を好みで加えて味付けして食べますが、ハガウォンのコンククスはすでに丁度良い塩梅に味付けしてあるので、何も入れずにそのまま召し上がれ。大豆の深いコクがあり、思わずうならずにはいられない一品です。もちろん辛くはないのでお子様向けでもあります。一杯5500W。

コンククスと同時にハガウォンの名物料理であるスジェビ。見た目に寄らずちょい辛なので、気をつけて。アサリや海老などの海産物の出汁が効いています。4500W。

コンククスのスープと麺はお土産用もあります。スープは900ml入り二人前で5000W。麺は2人前2000W。家で麺を好みに茹でてよく冷やしスープに入れ、お召し上がりください。ナビは好みで日本の麺つゆで味を調え、ネギと海苔をトッピングして食べてみましたが、これもなかなかいけました。