海印寺入口から徒歩で行ける！テーブルいっぱいにズラリと並ぶ山菜韓定食屋さん！
アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国にはいくつかのユネスコ世界遺産がありますが、今日ご紹介する食堂は、その中でも一番行き難い場所にあるとされる海印寺（ヘインサ）入り口付近にあるコバウ食堂。なぜ、行き難い場所にあるかというと、山々に囲まれた伽耶山（カヤ）の山中に位置しているからなんです。ということで、このお寺の周辺は、山菜やキノコ類が有名で、秋にはマツタケを求めてやってくる観光客もいるほどなんです。今日は、海印寺にいったときにぜひ立ち寄ってほしい、山菜韓定食の有名店「コバウ食堂」をご紹介します。
世界遺産「海印寺」入り口駐車場付近
お店の場所は、冒頭でも触れましたように、世界遺産のある海印寺の入り口前にある食堂街に位置しています。近くには、海印寺前にある唯一の観光ホテル、元小渕首相が宿泊したことでも知られる「海印寺観光ホテル」などもあり、海印寺へ行けばすぐわかりやすい場所にあります。また、地元でも有名な山菜韓定食のお店でもあるこちらは、誰でも知っているお店なので、迷ったら、「コバウシクタン オディエヨ？（コバウ食堂どこですか？）」と聞いても大丈夫ですヨ！
一般住宅での食事？！
店内に入ってみると、食堂とかレストランというよりも、一般住宅の中で食事をいただくような雰囲気。お店の方の家具などがあるお部屋がいくつかあり、そこで食事をいただくようになっていて、どこか田舎の親戚の家にでも遊びにきた感覚で食事ができちゃいます。また、食事をするお部屋からは、伽耶山の自然が見渡すことができ、生い茂る木々を見ながら、山菜に舌鼓♪という食事時間が楽しめるのもポイント！
メニューは山菜韓定食オンリー！
お店に入るなりお店の方から「いくつ？」と聞かれます。そう、こちらのお店の料理は山菜韓定食のみのメニューになっているので、その定食がいくつ必要なのか？という意味で聞いてきます。また、ドンドン酒などのお酒類のメニューやマツタケの時期のみマツタケ料理もありますが、その時期で変更があるとのことなので、他の料理についてはお店に行かれたときに確認して注文してみてください。
待つこと数分！まずは山菜のナムル類がテーブルいっぱいに並べられます。日によって変更があるということですが、13～15種類ほどのナムルが出てきますよ。味付けは辛いものだけでなく、薄味のものもあり、山菜特有の味も楽しめるような味付けにもなっています。韓国の山菜の食べ方を見ながら、味わって食べても面白いかもしれませんヨ！
メインはテンジャンチゲ！ドトッパジョン！きのこ炒め！の３種類
おかずとご飯だけでも、結構な量？！と思っていると、テンジャンチゲ、ドトッパジョン、そして甘めに味付けされたきのこ炒めのメインが登場してきます。
○テンジャンチゲ
これだけで頂くとびっくりするほどしょっぱくて辛いんですが、不思議と白いご飯と一緒に食べると癖になってしまう味！韓国独特のあの田舎味噌でじっくり煮込んた一品。もちろん、こちらにも各種キノコ類が入っていますヨ！
○ドトッパジョン（つるニンジンパジョン）
ドトッって何？と思われた方も多いんではないでしょうか？日本では、つる人参と呼ばれています。主に山地で栽培されているもので、食べる部分は茎の部分になっています。韓国では健康食品として食べられているので、体に良いとされていますよ。辛いタレと混ぜ合わせたドトッとパジョンにして焼き上げたもの。中はやわらかく、外はカリカリとした食感が楽しめます。
○きのこ甘辛炒め
甘い味付けになっているきのこと野菜を炒めた一品。お肉は入ってないのに、お肉が入っているかのようなボリューム感があり、新鮮なきのこ料理という感じ！コリコリとしたきのこの食感がなんともいえませんよ～！
いかがでしたでしょうか？韓国というとやはり肉料理！と思ってしまいがちですが、こういった山間部に行けば、山菜料理が楽しめますよ～！ぜひ、世界遺産を鑑賞した後は、こちらで山菜料理を頂いて見てください。以上、プサンナビがお送りしました。
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