ソムンナンカルグクス

その名も「うわさのカルグクス」
店の名前にもなっている「ソムンナン」とは「うわさの」という意味。つまり「うわさのカルグクス」というの名前なんです。何故、このようなユニークな名前がつけられたかと言うと「人から人へ口コミでお店の評判が広がり、人気の店になるように」との願いからだそう。実は、「ソムンナン」は韓国ではよく見かけられるお店の名前。名前にはもしかしたら「商売繁盛」のための願いが込められているのかも知れませんね。また、この「ソムンナンカルグクス」がある通りは焼肉やクッパなど多くの食堂が立ち並らび、中でもカルグクスの店が多くあることから「カルグクス通り」 とも呼ばれているんですよ。

いつも大にぎわいの店内
名前に込めた願い通り（？）、「ソムンナンカルグクス」はいつもたくさんのお客さんでにぎわっています。特に平日のお昼時や金井山への登山客が訪れる週末はいつ行ってもフル回転。店内が混み合っている場合は相席による案内をしているため、長く待たされることはありませんが、それでも客足はひっきりなしに続きます。最近は小麦粉などの原料が値上がりしている影響で、どこの店でもカルグクスなど麺料理の値段も上がりつつあります。それでも 3,500ウォンで量もたっぷりですからやはり手ごろで安いと思いませんか？また、値段に加えて人気の秘密はやはり手打ち麺といりこでダシをとったスープの味。「ソムンナンカルグクス」は「美味」、「安い」、「ボリューム満点」の三拍子が揃ったまさに無敵の人気店で25年の伝統を築いてきたのです。

カルグクスとキムチはベストカップル？
カルグクスを食べる時に出されるのが「キムチ」と「たくあん」。韓国料理ではメインディッシュと共にキムチを食べると「美味しい」といわれるものが多いですが、カルグクスもその一つ。カルグクスを食べる場合には特に漬けてからまだ日が浅いキムチが美味しいと言われています。キムチと一緒にカルグクスを食べると本当に食が進み、あっと言う間にキムチも食べ切ってしまう程。キムチとたくあんはおかわりもできますので、ぜひ、カルグクスと一緒に食べてこの絶妙な食感を味わってみてくださいね。

釜山でうわさのカルグクス専門店「ソムンナンカルグクス」をご紹介してきましたがいかがですか？素朴で庶民的な雰囲気の中でカルグクスにみなさんも舌鼓を打ってみませんか？