寒い釜山の冬の楽しみは温泉とカニです

旅行の時期

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年末で忙しそうなチャガルチ市場
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慶州・ドマルソウルの韓定食です。素朴な味付けはここでしか味わえないオモニの味です。
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ハドンチッは釜山のデジクッパ屋さんの中で一番美味しいと思います。
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名店の味は本物でした。パジョンの卵のとろとろ具合がいい感じ
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PIFF広場の黄家のホットク(900W)は黒蜜の味とナッツの香ばしさが調和してます。
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ちょっとシートが狭いが、価格を考えると超お得なエアアジアです。
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この量でビール付きで43,000Wは安いです。蒸しただけの自然な甘さを堪能できます
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カンジャンケジャンのモクトンの定食(20,000W)です。少し値上がりしましたがお店は綺麗でバンチャンの種類も増えました。
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大雪の慶州の古墳群です。寒いけど歩くのは気持ちよかったです。
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光復路のイルミネーションは綺麗だったです。カップルが多かったのが気に食わなかったけど・・・
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光復路のイルミネーションは綺麗だったです。カップルが多かったのが気に食わなかったけど・・・
いよいよ寒い冬がやって来ました。例年以上に今年は寒さがこたえます。
この時期は温泉でも行って美味しいモノを食べてゆっくりしたいなあ・・・というのは誰しも考えると思います。冬の味覚は色々ありますが、やはり王者はカニなのではないでしょうか?
ただ、日本で温泉に宿泊してカニ三昧のコースだと最低一人一泊3万円からで5万円程度は普通にかかります。
それが釜山なら、かなりリーズナブルにカニ・温泉が楽しめてさらに他のグルメや買い物も満喫できます。

福岡在住の私ですが、現在単身赴任で浜松に住んでおり、正月の帰省の際に安価なLCCのエアアジアを使って釜山経由でカニと温泉を満喫してから福岡に戻りました。皆様のご参考になれば幸いです。


12月26日(1日目)

浜松駅発深夜1時10分発東京行きのムーンライトながらに乗車し東京へ向かいます。東京駅には5時5分に到着し、そこから成田空港までは平和交通の1,000円バスで移動し、8時5分初の釜山行きのエアアジアに搭乗。釜山には定刻より30分早く10時過ぎの到着です。
(ここまでの運賃はJRは18切符の1日分の2,260円+指定席券510円+バス1,000円+エアアジア6,990円の合計10,700円です)

気温マイナス5度の釜山到着後はスカイレールと地下鉄を乗り継いで地下鉄2号線の冬柏駅で下車。新装なったカンジャンケジャンのモクトンに向かいます。
びっくりする程綺麗になった店内で温かい人柄のオーナー夫妻と挨拶し、ランチ(20,000W)を頂きます。メインの味付けは全く変わらず美味しく、バンチャンが増えていて満足できました。
(新装記念品のコップも頂きました。)

その後はセンタムシテイへ移動してスパランドで温泉とチムジルパンを堪能しました。(クーポン利用で8400W)スパで暖まったら南舗へ移動し、東新ホテルにチエックイン(1泊4,200円)。
前の道路が改修されていました。
夕食は近くのケミジプで生タコの鍋です(ビール・焼酎・絞めのラーメン込で20,000W)。その後光複路のイルミネーションを楽しんでから、PIFF広場の屋台で餃子・ホットクなどをつまんでから就寝。


12月27日(2日目)

朝食はソムジンガンでしじみスープの定食(7000W)。ここのサバの辛煮は本当にご飯に合います。食後は虚心庁で再び温泉三昧です(早朝割引で8,000W)。
ぐっすりチムジルパンで眠ってからは釜山港のフェリーターミルのビートル・コビーの窓口で
29日の福岡までの船の便を購入(115,000W+チャージ27,200W:釜山発の片道チケットは日本では購入できません)。
昼食は大好きなハドンチッでスユクペッパン定食とビール+焼酎のランチ(14,000W)。ここのゆで豚は酒の肴に最高です。

その後、釜田市場をうろついてから列車(KR)で釜田駅から機張へ向かいます(2,600W)。
前回機帳でお世話になった駅近くのサウナ付きの宿泊施設に入り(サウナ込で一泊25,000W)、すぐにサウナに行き垢すり(15,000W)をしてもらいます。
垢すりのおかげで身も心もすっきりしてから機帳市場のシンシンテゲに向かいます。すっかり顔を覚えられており「また一人で来たね・・・」と苦笑されました。
大き目のズワイガニ(キロ3万Wで2.6Kgのサイズでビール付きで43,000Wで交渉)
を心ゆくまで味わい、至福の時間を味わいました。白飯でカニビビンバまで堪能してから再び宿のサウナで温泉三昧の後寝ました。


12月28日(3日目)

大寒波に襲われた韓国ですが、機張はみぞれまじりの雨。早朝に開いているお店が無いのでロッテリアでロッテバーガーを買って列車で慶州へ向かいます(5000W)。
途中の車窓で真っ白になり大雪の状況で列車は遅延しながら慶州に到着。
慶州では雪の為バス・タクシーが全く動いておらず、徒歩で20分程の慶州国立博物館に向かいます。イヤホンガイド(3,000W)のおかげで、韓国や慶州の歴史などかなり詳しく理解する事が出来ました。その後大陸苑に移動しましたが、施設クローズの為ドソルマウルで韓定食の
ランチを頂きます。(知らなかったのですがここは最低2人前が注文単位なので2人前18,000W)
韓定食の素朴な味付けは田舎のオモニの手作りの味で、特にテンジャン(味噌)の味が絶妙でした。

本来は慶州をゆっくり見たかったのですが、この状況では食後は早めに釜山に戻った方が良いと判断しました。
列車(KR)はダイヤがかなり乱れていたので、ようやく動き出した市内循環バスでKTXの新慶州に移動します(1,200W)。
少し遅れてましたがKTXに乗り込みお昼過ぎに釜山に戻ってきました(10,700W)。

釜山での昼食はトンネハルメパションで名物のパジョンとビールです(23,000W)。具の海鮮の甘味とネギの食感を優しく卵が包んだ味で皆様がほめるのも納得の味です。
食後に再度虚心庁で暖まって西面の東横インにチェックインしました。(一泊4,500円)
宿では少し眠ってから、西面のモッチャコルモクでタロクッパとビールの夜食(9,000W)を味わい屋台の焼き栗(3,000W)をつまみながら釜山最後の夜を楽しみました。


12月29日(4日目)

まだまだ寒い朝でしたが、ホテルをチエックアウト後にすぐそばのチムジルパンのレジョテルに向かいます(9,000W)。
早朝だったので仮眠室は満員でしたが、サウナは空いており体の芯まで暖まることができました。
あっさりしたものが食べたくなり、済州家でアワビ粥・特(15,000W)で朝食を食べてからチャガルチに移動して買い物をしました。
乾物屋で干し貝柱を探したのですが良いものが無く結局生の唐辛子や食器。調味料などを購入しました。
最後のランチはドルゴレで豆腐チゲと白飯の食事(4000W・安い!)を味わってから釜山港からビートルに乗り込みました。


※今回の旅にかかった費用は浜松〜釜山〜福岡の交通費が20,700円・3泊分の宿泊費が10,400円・滞在費(食費・釜山での移動費・スパ・買い物代)が21,700円の合計52,800円程度でした
(滞在中のレートは10,000円≒142,000W)。
温泉とカニを堪能してこの価格ですから釜山はお得ですよね。
日本で高い温泉旅館に泊まる事を考えると満足度はかなり高いと思いました。

記事登録日:2013-01-05

ページの管理人たくちゃん99さん
たくちゃん99 photo
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福岡県在住で、ひとりでのんびりと韓国を歩くのが大好きです。
特にいろんな市場を散策する時が何より幸せです。