第49回鎮海軍港祭り<2011年度>

韓国最大の桜のお祭り、釜山のお隣昌原市鎮海区で開催される軍港祭!

こんにちは、プサンナビです。3月になって春はもうすぐ目の前!と思っていたらもう4月。そうこちら釜山でも4月は桜の開花の時期で、市内のあちこちで桜を楽しむことができます。でも、韓国の桜をもっと楽しみたい!!という方にオススメなのが釜山のお隣、昌原市鎮海区で開催される韓国最大の桜のお祭り、軍港祭です。今年は、昌原市に統合されてから初めてのお祭りとして、さらに規模も大きく、イベント性も高くなっているという事前情報も入っていて、例年以上に楽しめる桜のお祭りになっています!ということで、今年の第49回鎮海軍港祭の詳細を詳しく見て行きましょう!

第49回鎮海軍港祭の日程

●開催期間: 2011年4月1日(金)~4月10日(月)<10日間>
●開催場所: 昌原市鎮海区一帯

49年目の軍港祭

昨年、鎮海市は昌原市に統合され、現在は鎮海区となっていますが、今から49年前の鎮海は、昔旧日本軍の海軍基地として栄えた街として知られ、その当時、鎮海港は日本人によって多くの桜が植えられ、観光地や憩いの場となっていました。終戦後、日本の国花とされる桜をタブーとする風潮からほとんどの桜が切り倒されましたが、その後、1962年、韓国の植物学者により鎮海市に植えられた桜のうちもっとも多かった王桜(ワンボッコ)の原生地が、日本ではなく済州島だったと明らかにされると、人々の認識も変わり、再び植樹する運動が始まりました。その後は、鎮海市全体で約22万本の桜が植えられ、毎年春になるとその見事な桜を見に全国から観光客が足を運び、軍港祭りが開かれるようになりました。今年で49年という歴史ある韓国最大の桜のお祭りとして韓国内では知られています。また、今年は桜の開花に関係なく開催日を4/1~はじめると昌原市が発表。昨年までは桜の開花にあわせてイベントの日程を調整して行われていましたが、お祭りのより向上を図る意味で毎年4月1日からとしました。
桜は町全体にあり、どこを歩いてもピンク色の春カラー桜を見物することができますが、区内にも様々な桜の名所があるので横の地図を参考にして観光してくださいね!また、今年のお祭りは、「花・光・希望」として、桜の華麗な開花を通じて110万人の昌原市民としての希望と発展を!というコンセプトを掲げ、2010年に統合した昌原市としての出発を掲げてお祭りが開催されます。
アクセスは、釜山のお隣とはいってもどうやっていくの?とお思いの方も多いはず!釜山からは、市外バスを使えば1時間弱でアクセス可能になっています。市外バスは、老浦洞の総合バスターミナル、または、西部市外バスターミナルから直行路線が出ていまが、本数が多い西部市外バスターミナルがオススメです。お祭り期間中、鎮海へ向かうバスは、メイン会場の中園ロータリー近くで下ろしてくれるので、初めての方でもわかりやすくなっています。また、お帰りの際には、メイン会場の中園ロータリーから徒歩5分ほどのところにバスターミナルがありますので、そこから釜山へ帰るバスが出ています。

軍港祭では何が行われるの?

桜を見に来るだけでも十分に楽しめますが、鎮海区は海軍の街でもあり、このお祭りの際に海軍の施設を見学できたり、また桜を見ながら美味しいものを食べれるような露店などがズラリと並びます!
●4月1日(金)・開幕式
17:30から中園ロータリー特設舞台で行われ、花火ショーや芸能人によるコンサートなども開催。司会者としてデニアン、出演者はジュエリー、ジーナ、ジェグッエアイドル、ナビ、ゴールストーリーなどが出演予定。

●海軍士官学校の観覧
学校内の演習場、博物館、コブッ船などが開放され、見学することが可能。また、学校内では士官フォトゾーンや体験できたりするイベントも行われる予定。

●海軍鎮海基地の観覧
イベント開催中には海軍基地を見学できます。(一部のみ)平日は8:30~16:30、週末は8:30~17:00の時間帯で開放しています。南園ロータリーから学校までのシャトルバスも出ています。(バス料金1100W)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-03-31

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