今年もマツタケのシーズンがやってきた!【2008年】

南大門市場と京東市場の売り場の様子と価格をチェック!

こんにちは!ソウルナビです。9月もあっという間に2週間が過ぎた今日この頃。日中はまだ日差しがきつかったりしますが、朝晩はかなり涼しいっ!「あ~そろそろ秋なんだな~」としみじみ実感しちゃいます。さて秋といえば!読書の秋、スポーツの秋・・・う~ん、いろいろあるけれどナビ的にはやっぱり「食欲の秋」!この時期に収穫される秋の実りは食欲をさら~にアップさせてくれますよね。そんな秋の実りで代表的なのが松茸!そのまま焼いて食べてもいいし、お吸い物にしてもいいし、松茸ご飯にしてもいいし・・・。想像しただけであの香りと味にヨダレが~!というわけで、今年はこの時期に松茸が並ぶ市場、南大門市場と京東市場へ行ってきました!
松茸シーズン真っ盛り!
様々な物が売っている市場!いつ行っても活気あふれる姿を見せてくれます。他のものにも目移りしちゃいそうだけど、今回はマツタケを目指して市場を歩きましょう!
ちなみに、韓国の松茸のシーズンは毎年、中国産、北朝鮮産は8月中旬ぐらいから、また韓国産は9月のはじめぐらいから市場にではじめ、20日ぐらいから 10月5日ごろまでが一年でもっとも松茸がよく出回る「松茸シーズン」。そして10月末ごろまで市場で売っているんだそう。
<南大門市場>
地下鉄4号線フェヒョン(会賢・Hoehyeon・425)駅5番出口を出てすぐ右に曲り南大門市場の方に入っていくと、その通りにあるお店の前の看板に「松茸・マツタケ」の文字がたくさん!店頭には松茸が箱に入れられてずらりと並べられています。
<京東市場>
地下鉄1号線チェギドン(祭基洞・Jegi-dong・125)駅2番出口を出てまっすぐ進み、新韓銀行の手前を左に入ると右側にずらりとお店が並んでいます。その1本目の角を右に曲がると左側に数軒、そして2本目の角を曲がった両側にも松茸のお店が数軒並んでいます。お店には"自然松茸専門店"とか"マツタケ"という漢字やカタカナの表示があるのですぐ分かると思いますよ。

松茸を買おう!

さぁ、いざマツタケを買おう!・・・と思っても、いったいどういう松茸がいくらぐらいなのかな?というのは気になるところ。一般的に韓国の市場で売られている松茸は、原産地としては国内産・北朝鮮産・中国産がほとんどですが、その鮮度、形(カサの開き具合)などによって3~4種類の級別に分かれているそう。下の写真でチェックしてみましょ~。
【A】形が良くて傷や虫食いなどがほとんどないもの。 また、ある程度の大きさがあるもの、まっすぐなもの。

【A】形が良くて傷や虫食いなどがほとんどないもの。 また、ある程度の大きさがあるもの、まっすぐなもの。

【B】ほとんどAと同じですが、若干小さいもの。またちょっと曲がっていたりするもの。

【B】ほとんどAと同じですが、若干小さいもの。またちょっと曲がっていたりするもの。

【C】頭(カサの部分)が大きかったり開きはじめているもの。傷が少しあるもの、形が崩れているもの。

【C】頭(カサの部分)が大きかったり開きはじめているもの。傷が少しあるもの、形が崩れているもの。

【D】虫食いがあったり傷が多かったりするもの。形が崩れていたりカサが開ききっているもの。

【D】虫食いがあったり傷が多かったりするもの。形が崩れていたりカサが開ききっているもの。

※写真はあくまでも目安です。
マツタケは、カサ(頭)の部分が広がっていない丸い形をした銀白色のものが一番いいマツタケ。長さは7~13センチぐらいがよく、しっかりしていながら短くて、根もと部分が太いものを選びましょう。手にとったときの重みも重要で、また、においを嗅いだときにほのかに香る松の香りがポイント。噛んだときに甘さといっしょに広がる香りが長く続き、歯ごたえのあるものが韓国産です。中国産は韓国産に比べて少し長く、カサが広がっています。

【A】は贈り物用として買っていく人がほとんどで、自宅用には【B】や【C】を買っていく人がほとんどなんだとか。やはり1kgを買っていく人が多いよう。さっそく、気になる松茸の値段をチェック!日本産にも似ているといわれている韓国産はやっぱり人気&高価で、北朝鮮・中国産はお手頃とよく言われますが、今年はどんな感じでしょうか?もっとも松茸の値段は毎日値段が変るので、目安にしかなりませんが、今回は南大門市場は「南山商会」さんに、また京東市場では「松山商会(02-959-1299)」さんにご協力いただき、ナビの取材日基準の価格を教えてもらいました(南大門市場は9月2日、京東市場は9月10日)。

<南大門市場「南山商会」>
マツタケ1kgあたりの価格(2008年9月2日現在<時価>)
<韓国産>
級/1キロあたりの値段(秋夕前)/1キロあたりの値段(秋夕後)
【A】/40万ウォン/30万ウォン前後
【B】/30万ウォン/20万ウォン前後
【C】/20万ウォンくらい/15万ウォン前後
【D】/−/8万ウォンぐらい~

<北朝鮮・中国産>
級/1キロあたりの値段
【A】/25万ウォン
【B】/20万ウォン
【C】/15万ウォン
【D】/13万ウォン

<京東市場「松山商会」>
マツタケ1kgあたりの価格(2008年9月10日現在<時価>)
<韓国産>
級/1キロあたりの値段(秋夕前)
【A】/43万ウォン
【B】/25万ウォン
【C】/15万ウォン
※秋夕後には上記の半額ぐらいになるだろうとのこと。

<北朝鮮・中国産>
級/1キロあたりの値段
【A】/16万ウォン
【B】/13万ウォン
【C】/8万ウォン

マツタケを買った後は?

当然買ってすぐ食べるのがイチバン良いけれど、皆さんお土産に買って帰る方がほとんどですよね。でも、頭に浮かぶのは「日本にはどうやって持って帰ったらいいの?」ということ。マツタケはこのような保冷剤を入れた箱に詰めれば、その状態で2~3日はもつとか。そして帰国後すぐに冷蔵庫の野菜室に入れて保存すれば1週間ぐらいは大丈夫とのことですよ。
いかがでしたか?日本ではマツタケになかなか手が出なかった人、売っているのは知っていても韓国でショッピングしたことがなかった人、どちらの方も市場に行けば気軽に松茸ショッピングが楽しめますよ。旬のものは旬のうちにいただきたいもの!まずは市場を訪れていろいろチェックしてみてくださいネ。特に同じ韓国産でも秋夕(今年は9/13~15が秋夕の連休)の前後は値段が大きく変り、値段の差が2倍ほどになることもあるらしいので、安く買いたい方は秋夕後に行ってみてください。以上、ソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-09-11

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