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使いこなせるとかなり便利なタクシー!ビギナーもタクシーにトライできる!

こんにちは、プサンナビです。皆さんは釜山の旅行中、主に何を利用して移動していますか?空港や港の旅客ターミナルに到着したあと市内やホテルへの移動、またはエリアから他のエリアへ移動する場合など、歩ける場合を除けば何かしらの交通手段を利用して移動となりますよね?誰でも気軽に利用できる地下鉄もありますが、釜山市内はソウルと比べてまだ地下鉄だけだと行ける場所が少ないのが現状。でも釜山市民の足でもあるバスはビギナーや韓国語ができないと難しい。となると行きたいところにすぐに行けて時間の節約にもなる一番便利な移動の手段はやっぱりタクシー!値段はバスや地下鉄よりも高くなるけれど、ピンポイントで移動できる便利さから何度も使いたくなるタクシー。そこで今日は、便利だけどぼったくられたらどうしよう・・・などいろいろ不安に思っている方のために、釜山のタクシーについてくわしく紹介しましょう!

釜山市内を走るタクシーの種類

ソウルのように釜山市のタクシーがすべて同じカラーというわけではなく、車種や色もさまざま。釜山を走るタクシーを大きく分けると「一般タクシー」と「灯台コール(釜山市から指定されているタクシー)」、そしてやや料金の高い黒塗りの「模範タクシー」があります。「一般タクシー」と「灯台コール」は同じ料金ですが、「灯台コール」はサービスや安全運転などを釜山市から認められたタクシーのみ登録できるタクシーで、観光客にはこのタクシーの利用が一番オススメ。釜山っ子でも、特に女性は「灯台コール」しか乗らない!という人もいるほど釜山っ子からの信頼が厚いタクシーです。

●一般タクシー(イルバンテクシ)

釜山市内で一番多いタクシー。セダンクラスの車種で、乗用車と同じデザインをしていますが、車体にはタクシーの文字や上の部分にタクシーのエンブレムのようなものが乗っています。タクシー会社のタクシーのほか、個人タクシーもあり。

●灯台コール(トゥンデコル)

釜山市内の一般タクシーから安全運転やサービス、事故暦がないなどの選抜基準を通り選ばれたタクシー。タクシーカラーは特にないけれど、車体にオレンジ色の線が入っているのと、タクシーの上についているものがオレンジ色という特徴あり。観光都市を目指す釜山市が外国人もまた観光客も安心して利用できる親切なタクシーを!と特別な予算を投じてできたタクシーです。

●模範タクシー(モボムテクシ)

一般タクシーや灯台コールに比べてややお値段が高めだけれど、「模範」という文字が入ったタクシーなだけに運転が丁寧だったり、運転手が英語や日本語を話せるなど、模範的な運転をしてくれるタクシー。見た目ですぐにわかる黒塗りの高級車です。ただ流しの模範タクシーはほぼ少なく、星★の数が多いホテルや空港などで見かけます。

タクシーの捕まえ方、乗車の仕方は?


なによりもまず乗車する前、タクシーを捕まえるのが一番難しいと思っている観光客の方も多いはず!どうやって釜山っ子はタクシーを捕まえているの?そこで釜山でタクシーを捕まえる方法をご紹介しましょう!
お客さんが乗っていない空車のタクシーは夜には上の部分が点灯します。 お客さんが乗っていない空車のタクシーは夜には上の部分が点灯します。

お客さんが乗っていない空車のタクシーは夜には上の部分が点灯します。


●タクシー乗り場から乗車!
一番簡単でオススメなのがこのタクシー乗り場から乗車する方法。お客さんを待っているタクシーなので行ったらドアを自分で開けて乗りましょう(韓国のタクシーは自動開閉ではなく、お客さんが自らドアを開閉する必要があります)。ホテルの前やデパート、ショッピングセンター、地下鉄駅の入口などにはタクシー乗り場があります。

●道で捕まえる!
ちょっと上級者向けではありますが、日本と同じように道路で手をあげていると、流しのタクシーが止まってくれます。助手席に乗ってもいいし、後部座席に乗ってもOK。夜だとわかりやすいのですが、お客さんが乗っていない空車のタクシーだと上のエンブレムが点灯しているので、点灯しているタクシーに向かって手を上げるのがいいかも。

●電話で呼び出す!コールタクシー
電話を使えるなら、コールタクシーもオススメです。灯台コールは電話で呼んだ場合でも、別途コール代がかかりませんが、韓国語のみの対応となります。

<灯台コールの電話番号>051-600-1000

●ホテルのフロントにレストランで呼んでもらう!
ホテルの前にタクシーがいないときは、ホテルのフロントにお願いして呼んでもらうこともできます。ホテル以外でも、レストランなどでもお店の方に言うと快く呼んでもらえます。

行き先を伝える!

タクシーに乗車したら、まず行き先を伝えます!韓国語が上手な方なら韓国語で普通に行き先を告げればOK!また多くの外国人を乗せているので、簡単な日本語や英語なら理解できたり、多少下手な韓国語でも通じる運転手も多くいます。不安な時は、行き先や住所をハングルで書いたメモを運転手に見せるのもいいでしょう。また手配してくれたホテルやレストランの人に韓国語で伝えてもらう手もあり。また運転手さんに通訳センターへ電話してもらい、通訳を通してコミュニュケーションを取ることができるタクシーもあります。

運転手の横や上の部分に料金のメーターが付いています。出発したときにはメーターがちゃんと稼働しているか、確認しましょう。最近ではほとんどありませんが、稼働していない時はメーターを動かすようにお願いしましょう。「ミト(韓国語でメーターのこと)」でOK。

目的地で止める!料金を払う!

目的地に到着したら、運転手に止めてもらうように伝えましょう。英語の「STOP!」でもいいし、韓国語の「セウォジュセヨ」でも大丈夫。そして目的地に到着したら、その金額にあわせて料金を支払えばOK!現金がない場合にはクレジットカードやマイビーカードなどの交通カードでも支払いが可能。ただ外国発行のクレジットカードは支払いができない場合もあるので気をつけて!また午前0時から4時までは深夜料金となり20%割増となります(模範タクシーは深夜料金なし)。
運転手のすぐ脇にメーターがあります! 運転手のすぐ脇にメーターがあります!

運転手のすぐ脇にメーターがあります!


●一般タクシー&灯台コール
料金は初乗り2キロまで2800ウォン、以降は143mごともしくは34秒ごとに100ウォンずつ加算されるシステム。

●模範タクシー
料金は初乗り3キロまで4500ウォン、以降は160mごともしくは38秒ごとに200ウォンずつ加算されるシステム。

有料道路は若干プラス!
釜山は韓国でも有料トンネルや有料道路が多い街として知られています。この有料道路などを通る場合、タクシーのメーター料金以外に若干の追加料金を支払うようになるので注意。金額は決まっていませんが、だいたい1000ウォンぐらいが相場。たとえば広安大橋を通行する場合は1000ウォンプラスになります。

タクシーでこういう時はどうするの?


タクシーにいざ乗ったけど、え?こんなときはどうするの?予想にもしなかったことが起こった!などさまざまなトラブルも発生することもありますよね。観光客によく質問されるタクシーのあれこれを見てみましょう。


●スーツケースなど大きい荷物がある場合はトランクに!

荷物を見て止まったタクシーの運転手が気をきかせてトランクを開けてくれる場合もありますが、あけてくれない場合は運転手に
「トゥロンク・ヨロジュセヨ (トランクを開けてください)」
といいましょう。

●人が多いときは助手席に!
乗車人数が多いときは、助手席に座っても大丈夫。韓国では1人でタクシーに乗る場合、助手席に乗る人が多いんです。

●ドアの開閉は乗客が!
韓国のタクシーのドアは自動開閉式ではなく、乗客がタクシーのドアの自ら開閉します。乗車する際も、降りる際もドアを開け閉めをしましょう。

●相乗りはダメ!
相乗りするタクシーはほとんど見かけなくなりましたが、まだたまにいます。お客さんが乗っているのに、どこへ向かうの?と聞いてきたり、また自分が乗っているのに他の客を乗車させたりすることが。これは不法なので苦情センターに申し出たり、乗車拒否をするようにしましょう。

●スピードが速くて怖い!
交通マナーはだいぶ改善はされてきてはいるものの、まだまだ公共交通機関でも交通ルールを守らずスピードを出したり、信号を無視したりする運転手もいるので注意。乗車したらしっかりとシートベルトをして、手すりにつかまって乗りましょう。

釜山市外へはタクシーでいけるの?

2014年1月現在の市外料金。

2014年1月現在の市外料金。


釜山のタクシーで市外にはいけるの?という方もいらっしゃいますよね。タクシーには市外行きの別の料金表があります。その料金表通りの値段をメーターなしで行くか、メーターで行くかは乗客が選べるシステム。メーターでいく場合には倍を請求される場合もあるので注意しましょう(帰りのお客さんがいないため。)


以上、釜山のタクシーについて紹介しましたが、いかがでしたか?やっぱり外国でタクシーはちょっと怖い・・・という方もいらっしゃると思いますが、以前よりも親切な運転手がかなり増え、安心して乗れる交通手段になりつつあります。もし機会があれば、試しに利用してみてもいいかも!タクシーを使いこなせるようになると、短い釜山旅行がより快適に、そして有意義に時間を使うことができるはず!以上、プサンナビがお送りしました。

記事登録日:2014-02-05

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スポット登録日:2014-02-05

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