大屯山に行きました!

旅行の時期 2019年10月

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10月中旬に完州の大屯山に行った体験記です。。みえぽんさんのブログを読んで、以前から行きたかった大屯山。まず釜山の老圃バスターミナルから朝8時のバスで大田へ向かいます。3時間くらいで大田の複合バスターミナルに到着。ここから市内バスの乗り継ぎになるのですが、情報が乏しくバス到着口の前にあるツーリストインフォメーションで尋ねました。日本語担当の方がいて助かりました!市内バスの停留所を教えてもらい、201番のバスに乗りました。25分くらい乗ってポトゥネアパートという所で降り、道路の反対側のバス停から34番のバスに乗ります。そして1時間くらい田舎道を走ると、大屯山休憩所のバス停に到着です。
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大屯山休憩所バス停から広い車道脇を20分くらい歩くと、大屯山登山口に着きます。そこから食堂が並ぶ坂道を10分くらい歩くと、ケーブルカー乗り場に到着です。ここまでで釜山から5時間以上経っています。お昼も過ぎていたので、食堂の一つに入りました。山菜ビビンパのセットをささっと食べて、14時のケーブルカーに乗り込みました。
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ケーブルカーに乗ってる時間は10分少々。天気も良くて、山やふもとの景色が綺麗でした。これが11月だったら素晴らしい紅葉が見れたんだろうなぁ~。ケーブルカーを降りると、そこからは頂上目指しての急階段の連続です。鉄製の階段や岩場の階段が続きます。そしてバテて息が荒くなってきた辺りで、大屯山の名物「雲の橋」と「三仙橋」が現れます。
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「雲の橋」は岩山の間にかけられた吊り橋です。床が網の目状なので、下が丸見えです。歩くだけで揺れるので、誰もいない時を見計らって大急ぎで渡りました。実は高所恐怖症なのでこういう所は苦手です。でも想像していたほどは怖くなかったのでホッとしました。渡り終えて次の「三仙橋」まで、また急階段のアップダウンがあります。チラチラと「三仙橋」が目に入るのですが、信じられないような急勾配で空中を渡っています。「止めておいた方がいいんじゃない?」と心の中で叫んでましたが、ここまで来たんだからと、突き進みました。
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意を決して登り始めましたが、すぐに後悔しました。あまりの怖さで心臓はバクバクし、腰が抜けそうになります。でも今さら戻れません。なぜなら降りるのはもっと怖いからです。両脇の手摺にしがみつき、足元の階段の角だけ見て(まわりの風景を見ないようにしながら)登っていきました。終わりはまだか?と何度か上を見上げましたが、全然進んでない!涙が出そうになりました。それでもやがて終わりが近づき、とうとう登りきることができました!この後腰が抜けてしまい、しばらく動けませんでした...。
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後は頂上まで登るだけです。また急階段を歩き始めましたが、背後から悲鳴や子供の泣き叫ぶ声が聞こえてきます。先程の「三仙橋」辺りの様です。迂回ルートもあったので、あそこを昇らない人も結構いるんだろうなぁ。そして大屯山の頂上に到達しました。すごく時間が経った様に感じましたが、ケーブルカー降りてから40分くらいでした。素晴らしい眺望に、ようやく恐怖感も消えて満足感と爽快な気持ちでいっぱいになりました!
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ひと休みしたら下山を始めました。ひたすら階段を降りていきます。帰りは「三仙人橋」や「雲の橋」は通りません。下りもケーブルカーを利用します。また大田まで行って、そこから全州に行くつもりでした。でも登山口横の共用バスターミナルに行くと、違うルートがありそうでした。バスを待っていたお爺さんとお婆さんに尋ねると、コサンという所に行くバスがあり、コサンで全州行きのバスに乗り換えられるとのこと。片言韓国語の僕に親切に教えて下さいました。そうして16時のコサン行きバスに乗りました。50分くらいでコサンバスターミナルに到着。続いて17時の全州行きのバスに乗りました。
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全州には18時前に到着しました。このバスは全州のバスターミナルには行かないのですが、全州駅や市役所そして韓屋村近くのバス停に止まるので、すごく便利だということがわかりました。大田経由だと19時過ぎの到着予定だったので、1時間くらい速く到着できました。これで大屯山の旅は終わりです。韓国の旅の中でも特に印象に残るものになりました!

記事登録日:2019-10-25