河東バスターミナルから少し移動するとモーテルや旅館が立ち並ぶエリアあり。
そのうちのひとつの旅館に飛び込み宿泊。
いつも飛び込み宿泊するのですが、ここは₩30,000と一人旅の私にぴったりの価格。
バスタブはないけれど、シャワー有。
ダブルベッドで、オンドルもしっかり効いており、夜も暖かかった。
ひと昔前の日本の民宿や旅館を受け入れれる人なら泊まれます。
飛び込み宿泊したクンウ旅館の室内。
※荷物ちらばっていてごめんなさいw
河東バスターミナル。
地方バスターミナルらしく、こじんまりとした待合場所と切符売り場。
河東バスターミナルの2015年12月時点の各方面へ行く時刻表。
河東バスターミナルを起点に主なバスルートはⅤ字型となります。
片方は三聖宮へ。片方は智異山、双磎寺、花開市場へ。
三聖宮に行くバスの車内の様子。
河東バスターミナルから40分ほどで三聖宮のある青鶴洞(청학동チョンハクドン)に到着。
三聖宮に行きたい方は一つ手前のムッゲ(묵계)で下車。乗ったときに運転手さんにムッゲ(묵계)で降りたいことを伝えておかないと、青鶴洞(청학동チョンハクドン)まで行ってしまいますので、注意。
「ムッゲ ハゴ シプンデヨ、 ネリル クロンデ カルチド ジュセヨ」
(ムッゲで降りたいのですが、降りるところで教えてください)
ムッゲで降り、進行方向左手の遠くにこの青い鶴が見えます。
あとは青い鶴に向かって歩みを進めると、この入口に到着。
三聖宮の中。
入口で入場料を払わないといけません。
日本でいう景観保存寄付といった意味合いの入場料です。
このような石を積み上げられた道を潜り抜けていくと・・
あまりにも素晴らしく、宮崎駿の世界のように、今の韓国と似つかない三神宮が奥に見えてきます。
この空間は本当に神聖だということを体が感じ取ります。
そう思えたので安易に写真掲載をしたくなく、すいませんがあえて三神宮の写真は載せていません。
ぜひ、行って見てください。
奥にどんどん歩みを進め、山の反対側に出ます。
すると、待ちに待った三聖(恒因、恒雄、檀君)宮へ。
あとは実際に行ってほしいと思います。
双磎寺
三聖宮から河東バスターミナルに一度戻り、双磎寺へ。
双磎寺を見終わり、橋を渡ってバスが走る道路に戻ります。
1時間に1本しかバスは走っていないので、双磎寺で降りたときに帰りのバスの時刻を確認しておくほうが無難です。
日本の飲食店の受付ボードのように、手書きの小さな時刻表板が付近のお店の表にちょこんと出ています。見落とさないで探してください。
私は歩くのが好きなので、双磎寺から花開市場まで、桜並木を歩いて戻りました。1本道です。3~4キロだったと思います。
こんな道がずっと続きます。
桜の時期は大変なにぎわいなようで、今は閑散としていますが、道の途中茶房やモーテルが点々とありました。
そして河東と言えば緑茶の産地でお茶畑も見えました。
花開市場の名物ししじみ汁を食べたくて、適当なお店に入りました。
このお店ではしじみ汁以外にも、しじみの刺身(湯がいて和えたもの)もありましたが、一人でそんなに食べれないので、しじみ汁だけになりました・・。
花開市場の名物ししじみ汁。
軒並み連なるどこのお店にもこのメニューはあるようなので、私は適当に入ったお店で食べました。
しじみなんてめったに・・1年に1回も日本での生活では食べないので、私にとって何十年分にあたる量のしじみになるほど、しじみいっぱいで、食べても食べても減りませんw
花開市場。
もう昔の面影はぜんぜんありません。
日本の「手作り市」のようでした。
夕方18時にはほとんどのお店が店じまい。
行かれる方は夕方遅くに行かれないほうがいいです。
翌日、河東バスターミナルから辰橋(チンギョ)へと向かいました。
ここ、辰橋にある白蓮里陶窯址に来たかったのです。
白磁などの朝鮮陶磁器が好きなので、ここは訪れたい場所でした。
韓国一の良い土が取れるところで、日本の陶芸家の一部の方も一目置く場所です。
白蓮里陶窯址
河東ターミナルから晋州行きの途中にある辰橋(진교)で下車し、タクシーで10分ほどです。
張今貞(チャングムチョン)氏の自宅兼工房へ。
(プロフィール紹介より引用)
16世紀朝鮮王朝で栄え、日本に伝わった井戸茶碗が日本では国宝となっているが、自国では冷遇、廃されてしまっていることに疑問を抱き再興を決意。
1980年に日本に渡り、萩焼人間国宝の野坂康起氏に師事。その後、ドイツでも現代陶磁器を学ぶ。
ここ、セミゴルに500年前の窯を再現し、韓国の土を使って伝統的な技法による井戸茶碗の復活に成功し、日々作品づくりに励んでいる。
裏千家第15代家元 元鵬雲斎大宗匠、表千家第14代而妙斎家元、大徳寺聚光院 小野澤虎洞住職の筋書きを受ける。
韓国MBCドラマ「茶母」、「チャングムの誓い」で使用された陶器はすべて彼女の作品である。
白蓮里陶窯址の地域センターのような付近に、さすが陶器の町と言わんばかりの作品がこのように飾ってあり、どれも朝鮮陶磁らしく美しかったです。
タクシーを呼ぼうかと言ってもらえましたが、あの距離なら歩けるかなと、辰橋バスターミナルまで、たぶんこっち・・で歩いて戻ることに。
でも、いつまでたっても到達せず、ようやくでた住宅街で道を尋ねると、近いけど、遠い。
そんな微妙な距離だったようで、「車に送ってあげる」と車に乗せてもらいましたw
親切な方に出会えました。
いつもこうしていろんな韓国の人に送ってもらったりして、これが楽しいんですw
辰橋バスターミナルから釜山へと帰ってきました。
数年前からお気に入りの德川市場です。
釜山市で言うと北区にあたると思います。
德川付近には安宿もモーテルもたくさんあるのですが、市場近くに安宿を数件尋ねましたが空きがないと言われ(+o+)
ようやく腰を落ち着けれたのが、この宿。
どれかわかります?
安宿でも、こんな室内。
十分です♪
これは二人用(ダブル)で₩40,000か₩45,000どっちだったかな?
金井山城マッコリ
温泉場(온천장)からバス206に乗り、市民センター前で下車。
そのままバスの進行方向と同じく進むとすぐにあります。
直接マッコリを事務所で購入させてくれます。
買いに行ったその日に製造されたものを売ってくれます。
本当にできたての生マッコリ。
生マッコリが好きという人、作られたその日のものを味わうためにもぜひお越しいただきたいと思います。
金井山城マッコリ購入後、冷えた体を温めるために近くのチプへ。
まきストーブのあるチープなお店w
帰りは1番のバスで、亀浦市場へ戻りました。(亀浦市場の周辺に泊まるのが好きなのでw)
韓国のブログで人気のあると知った牡蠣クッパ(クルクッパブ)のお店です。
お客さんはひっきりなしの出入りで、席が空くのを待っているほど大人気。
※凡一洞で私は行きました。
ぐつぐつ煮えたぎった牡蠣クッパ(クルクッパブ)が冷えた体を温めてくれました。
メニュー
そして、今回はごはん食べた後やったけどかっぱ寿司に行ってみました。
注文方法とかは日本と同じなので、特に不安になることもなく。
日本と違うのはネタ!
日本と違い、ソースに絡めてあるネタが多く、醤油は不要。
日本のお寿司が食べたくなって入ると、残念かも。
帰国当日。
昔、どこにでもあるパン屋さんはパリスバケットしかなかったので、私にとってパンと言えばここ。
本当に昔はまずかったけど、今はおいしい♪
韓国も小麦の輸入種類が多くなってからは、普通においしくなったねw
そんでもって最後の昼食。
これも德川駅エリアで食べました。
鴨の参鶏湯です。
量が多くておなかいっぱいになりすぎです。
さあ、重たいおなかと荷物で日本帰るか。