なちょのワーホリ&西江大留学レポート<第1回:準備編>

記念すべきレポート第1回目!韓国ワーホリの出発まで、なちょが「いつ」「何を」「どんな風に」準備していったのか、時系列でご紹介します~♪♪

 こんにちは!はじめまして。昨年ワーホリビザで渡韓し、現在西江大学語学堂で韓国語を勉強中のアラソルン女子(要はアラサー)、なちょと申します^^
 今回から、このソウルナビを通じて私のワーホリ生活をレポートすることになりました。思えば、韓国でのワーホリを目指して日本で準備をしていた頃、このソウルナビでいろいろな方の留学体験記を読んでは、自分の韓国生活のイメージをふくらませていた私。そんな私が、今度はこうやって自分の体験を紹介する立場になっているというのが、すごく不思議でもあり、なんだか嬉しくもあり…。
 まぁ何はともあれ、これから数回にわたってレポートさせていただく私の韓国ライフが、今日本で留学やワーホリを目指して準備中の方にほんの少しでもお役に立てることを願いつつ、プライベート大放出の楽しい連載を目指していきますので、どうぞ皆様、宜しくお願いします。

 さて、今回は初回ということで、まずは「準備編」をお届けしようと思います!出発までに私がいつ何をどんな風に準備したのかを、時系列でご紹介。お話したいことがありすぎて、少し長くなるかも?ですが、どうか気長~にお付き合いくださいね。
それではさっそく、スタート!!^^

●●出発1年前~3ヶ月前●●ワーホリ決意!情報収集&ワーホリ生活をあれこれイメージ

 「30歳になるまでに何か新しいことにチャレンジしたい!」そう思ったことが全てのきっかけでした。そんな私が新しいチャレンジの舞台としてワーホリでの海外生活を選択したのは、出発から約1年前のこと。そこからの約9ヶ月間は、仕事を続けながら、どういったワーホリ生活にするのか、何を準備しないといけないのか…などなど、いろいろと情報収集をしながら自分のワーホリ生活のイメージをゆっくり固めていった時期でした。
 実は「来年ワーホリに行くぞ!」とは決めたものの、肝心な行き先をまだ決めていかったなちょ。幼い頃からずっと憧れていた英語圏なのか、それとも月イチのペースで旅行に来ていた大好きな韓国なのか、あれこれあれこれ悩んだ挙句、最終的に韓国を選んだのは、「近い(帰ろうと思えば帰れる距離)」・「ウォン安(当時100円が1420ウォン程度)」・「地元の空港からソウルへの直行便がある」という、なんとも単純な理由だったりします。とにかく、無事に行き先も決まり、なちょの韓国ワーホリ&留学準備は、いよいよ本格的にスタートしました。

ちなみに、この当時なちょが描いた韓国ワーホリ生活イメージはこんな感じ。
 ①滞在は1年間
 ②韓国人とある程度会話できるレベルになるまでは語学学校に通う!
 ③語学がある程度上達したらアルバイトをする!
 ④1年間で韓国&ソウル通になる!

なんともざっくりしたものですが、後々このイメージを柱として私のワーホリ準備は進められていきました。そういった意味でも、ある程度早い段階から、自分のワーホリの目標ややりたいことなど、なんとなくでいいのでイメージを膨らませておくことをオススメします^^

●●出発3ヶ月前●●学校選び→入学申請

<学校選び>
 出国3ヶ月前、5年間勤めた会社を退職。思い出いっぱいの住み慣れたマンションを引き払い、約10年ぶりに実家に戻ってきました。出発までの3ヶ月間はしばし実家に仮暮らしです。実家生活ということもあり、比較的時間に余裕のあったなちょは、自分の経験値アップとお金節約を理由にワーホリに関する手続きを全て自分で行うことに。ビザ、住むところ、荷物…決めなければいけないことは山ほどありましたが、なちょの場合、まず学校が決めないことには住む場所も出発日も決められないと感じ、まずは学校選びからスタートしました。
 ソウルに語学学校は数あれど、文法を強みにしている学校・トウミ制度のある学校など、その特徴はいろいろ。そんな中で私が選んだのは会話中心の授業を行っているという西江大学の語学堂。場所や入学時期なども自分の希望に近かったことが決め手となりました。
 そうそう、比較するにはもちろん情報がないことには始まりませんよね!私の情報源といえば、もっぱらソウルナビ「留学ナビ」での記事や情報掲示板でした。(←これホントです!)それ以外に、mixiなどのSNS、ワーホリ&留学体験者の個人ブログ、各学校のホームページなども結構チェックしてました。
 インターネットの情報以外であれば、留学代行会社にとりあえず相談してみて資料をもらうというのもひとつの手だと思います。ちなみになちょは、当時同じく韓国留学を検討中だった友人から、代行会社の資料を譲ってもらったりしました。
<入学手続き>
 学校を決めたらさっそく入学手続きにチャレンジ!西江大学の語学堂は募集定員数が設けられているのですが、当時、2010年秋学期(私が入学を希望していた学期)の希望者が例年になく多い…という風のウワサを聞き、少し焦りながらの申請となりました(※1)。
 入学の申し込みは西江大学語学堂のホームページにある申し込みフォームから。ただし、日本語はNGで、韓国語か英語での記入が必要でした。当時の私は韓国語よりは英語の方がまだマシだったこともあり、英語で申し込みフォームに記入。連絡先や日本での住所などの基本情報(※2)、入学の動機、滞在予定、韓国語勉強歴、学歴・職歴などの必要事項を、なんともざっくりした英語で記入し、最後にデジカメで撮った顔写真を添付して申請ボタンをポチリ。申し込みはこれで完了となりました。申請から3日程度で入学承認のメール(※3)をもらい、学校指定の韓国銀行の口座に入学金&1学期分の授業料を送金(※4)。入金確認後、入学許可証などの書類が国際郵便で届きました!

※1.実際は定員オーバーで入学拒否なんていうことはほとんどないみたいです。でもやはり余裕を持った早めの申請がオススメですよ~!気持ち的に…^^;
※2.その時点では不明だった韓国国内の住所などは全て空欄でOKでした!
※3.海外からのメールは、PCが勝手に迷惑メールと認識することも。申請後は迷惑メールBOXもコマメにチェックしましょう!ちなみに、ものすごくきれいな日本語での返信メールをいただきましたよ^^
※4.なちょは日本の銀行から円で送金。レートによって発生する差額を想定して少し多めに送金しましたが、その差額は入学後に事務所でちゃんと返金してもらいました。

●●出発2ヶ月前●●航空券探し & 家探し

<航空券>
 学校が始まる1週間程前に入国すると想定し、航空券探しをスタート。インターネットであらゆる航空券を徹底的に比較しました。そして、航空会社が直接発売しているワーホリ&長期留学用の往復航空券が価格的にも内容的にも自分に合っていると判断。直接航空会社に電話して日程等を相談し、無事航空券をゲットしました。通常の1年オープンチケットが10万円程度なのに対し、私の航空券は4万円程度(税金・手数料全て込み)。我ながらいいお買い物をしました~^^
<家探し>
 訪韓前は韓国人の友達などひとりもいなかった私。家探しは最大の悩みでした。しかしこれまたインターネットで日本人留学生向けの不動産会社を発見!これなら韓国語ができないなちょでも安心。早速、希望する家の条件をメールで送り、それに合うお部屋をメール&写真で紹介していただきました。
 なかなか厳しい条件(※5)を提示したにも関わらず、最終的に、金額的にも条件的にも納得できる物件に出会うことができ、仮契約を結びました。

※5.なちょが提示した条件は、月50万ウォン以下の下宿(食事つき)/大学まで徒歩10分程度/トイレ・お風呂を1人で使える/クーラー付きetc.といった感じでした。

●●出発1ヶ月前●●ワーホリビザ申請→取得 & 荷物第1便発送

<ビザ申請→取得>
 さて出発まで1ヶ月。必要書類を整え、ワーホリビザを取得するために福岡の韓国領事館を訪れました。
なちょが用意した書類は以下の7点。
1. パスポート/2.ビザの申請書(※6)/3.証明写真/4.1年間の活動計画書(※7)/5.往復航空券のコピー(※8)/6.残高証明書/7.大学の卒業証明書

 領事館のものものしい雰囲気に少々圧倒されましたが、あっさりと受理していただきました。審査を経て、ビザの発行は1週間後くらいになるとのこと。発給後は自宅まで郵送してもらえるサービス(別料金)があり、わざわざ受け取りにいかなくてもOK。田舎住まいの私はこのサービスに非常に助けられました。
 待ちに待ったビザが届いたのは約5日後。ビザを手にした時に初めて、本当に韓国に行くんだ…という実感がほんの少し湧いてきました。
 
※6.ホームページでダウンロード可能。領事館にも置いてあります。ちなみに、韓国での身元保証人の欄は、仮契約した下宿先のご主人の名前を記入しました。
※7.日本語で作成しました。
※8.オンラインチケットを印刷したものを提出。

なお、必要書類の詳細は各領事館ごとに違うらしいので、申請の際は管轄の領事館に直接問い合わせさせることをオススメします!


<荷物第1便を発送>
 重いものや冬服を中心に段ボールにまとめ、下宿先に国際郵便(船便)で発送。船便は安いんですが到着まで3週間ほどかかるので、このタイミングでの荷物発送となりました。
 韓国は生活用品が高い&量が多すぎるという話を聞いていたので、洗剤などの生活用品を中心に発送。化粧品・薬・日本食(レトルト)・変換プラグ・書籍などを含めて計2個の大きい段ボール詰めの荷物を送りました。

●●出発1週間前●●自治体で各種手続き & 電話でのレベルテスト & 荷造り第2便発送

<自治体での各種手続き>
 韓国滞在中は途中帰国しない予定なので、税金・年金・健康保険・海外転出などの手続きは出国前に確実に済ませておくのが自分の中での目標でした。職員の方に顔を覚えられてしまうくらい市役所に通いつめ、納得いくまで質問や相談をさせていただいた甲斐があり、手続きは出発前日までに無事終了。お役所仕事なんて言葉もありますが、私の場合は職員の方々にかなり親身に対応していただき、本当に感謝感謝。社会の仕組みを知る本当にいい機会にもなりました!
<ドキドキ!電話でのレベルテスト>
 西江大学では、入学前のレベルテストを直接学校で受けることができない人のために、電話でのインタビューテストが準備されています。なちょも電話でのテストを受けることになりました。
 実は、韓国の方と韓国語で会話をした経験がほとんどなかったなちょ、もちろんありえないくらいド緊張…。おかげで電話の内容はほとんど覚えていません。ただひとつだけ、「そちらの天気はどうですか?」と聞かれて、自信たっぷりに「チョアヘヨ!(好きです!)」と謎の愛の告白をしてしまったことだけは鮮明に覚えています。きっと「チョアヨ!(いいです!)」と答えたつもりだったんでしょうね…。当時の私の韓国語のレベルがどの程度のものだったか察していただけるかと思います。

<荷物第2便を発送>
 荷物第2弾を、段ボールにまとめ、今回は航空便(通常3~4日程度で到着)で発送。内容は夏~秋物の直近の服、靴、カバンなど、衣類系がメイン。

●●出発前日●●海外旅行保険に加入

 出発を翌日に控えた午後。ふと自分が海外旅行保険のことを忘れていたことに気づき、あわててインターネットで申し込みをしました。保険会社もプランもピンからキリまでありますが、私の場合はお守り代わりの加入だったので、保険代金が一番リーズナブルなものを選びました。

●●出発当日●●いざ韓国へ。

 ついに出発の朝。しかしなんだかまだ実感はありません。おおかたの荷物は前もって送っていたので、荷物は中くらいのスーツケースとパソコンを入れた手荷物バッグだけ。なんだか2泊3日程度の旅行に行くような気分でした。航空券・パスポート・財布を最後にチェックして、家を出発。空港まで見送りに来てくれた両親と甥っ子&姪っ子の盛大なお見送りを受けて、なちょはいよいよ韓国に向けて旅立ったのでした!!

 えーーっと…非常~に長々と書いてしまって申し訳ありません。ここまで読んでくださったみなさん、根気強くお付き合いいただき感謝です。
 なちょのワーホリ&西江大学留学記、記念すべき第1回をお届けしたのですが、今回は「準備編」ということで、申請やら手続きやら固い言葉が多くて少し退屈だったかも>< 次回からはいよいよスタートした韓国ワーホリ生活について、楽しくかつリアルに紹介していこうと思いますので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです!

 さて、4月に入りソウルにもうやく春の気配が!いや~この季節を待ちに待ってました(ソウルの冬があまりにしんどくて…)。とはいえ、朝夜はまだ冷え込みますよね。季節の変わり目、どうかみなさま体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね^^

ではみなさん、また次回お会いしましょう!アンニョーン(^▽^)/


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-04-07

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