広島のアシアナです。
この度ほっとプサンやエリアのページで新しくなった太宗台が
紹介されていました。
そこで何回か訪れた太宗台のことを思い出して書きたいと思います。
☆初めてのその日・・・(1998年10月10日だそうです)
平日のはずなのに、人でごったがえしていました。なぜこんなに
人が多いのかと不思議に思っていました。結局ヘトヘトになって
引き返したのが第1回太宗台のテン末です。
途中、海の写真を撮っていたので釜山市内に戻ってプリントすると
写真屋のおやじさん曰く、
「これは海軍の船(輸送船でした)だよ」との事。あとで日本に
帰って調べて見るとこの日、ここ太宗台近辺で
キム・デジュン大統領(当時)を迎えて観艦式が行なわれたという
記事を雑誌(「丸」か「航空ファン」のどちらか)で見つけました。
その時はしんどいのをコラエて行くべきだったかと思いました。
もっともこの日太宗台は次に記す循環列車も運行されず、
訪れた人達はほとんど「歩き」だけだったようです。
(それから4年後、広島の呉港に来た韓国海軍の護衛艦を見学する
事になるとは考えもしませんでした)
☆循環列車?
かつて入場門をくぐり坂を上がったところにある広場に
「ブビ列車」というのが止まっていました。列車という名前の通り、
機関車型の牽引車が鉄道の客車に似せた数両の車をトレーラーの
ように引っ張るものでした。この列車は広場から時計回りに
灯台と展望台を通ってまた広場に戻るコースを通っていました。
この列車のおかげで起伏の大きい太宗台の循環道を相当ラクに
巡ることが可能でしたが、'00年に行ってから'02年に訪れた時には
もう見かけませんでした。
循環道路は結構長いですから、例えば第1に灯台と展望台までは徒歩。
戻りは展望台からタクシー。あるいは逆に門から灯台までタクシー。
帰りは展望台からを歩きにすることを考えて行くのが第2です。
私の経験では園内の往復はタクシーにされることを強くお奨めします。
灯台と遊覧船にそれぞれ行って戻るのはかなりのエネルギーを
要したからです。
一度、展望台から門まで参道の露店のヌナ(お姉さん)と連れ立って
歩いて帰ったことがありますが、カタコトでも話しながら行くと
長い道のりも何のそのというものでした。
やはり旅には道連れがあって欲しいですね。
☆建て替え以前の灯台
今は随分変わって良くなったみたいですね。あの時分灯台の中には
入れなかったと思います。石段をこれでもかというくらいに降りて
行くとあったところでした。
途中の沿路にあるおみやげ屋さんを見て、こんなところにあるのかと
びっくりしたものです。それでもようやく行った甲斐はあったところ
です。眺めがものすごく良いのです。
灯台の近くに記念写真屋さんがいました。
☆遊覧船
'02年の秋の月曜日に乗りました。私が乗ったのはホテルがある側で
人数が揃うまで1時間以上待ちました。船乗り場には売店があったりして
カップめんが頂けそうでした。
往きは2階建てになった船の上に座って遊覧しました。船が動くと
海風で結構寒いんです。その日私は夏服にシャツだったのです。
さすがに帰路は船室にこもりました。
寒さに震えても海の上から見る奇岩や絶壁、釜山市内沿岸はとても
きれいです。
☆食べ物とおみやげ
海岸の露店で海産物をつまみに焼酎で一杯というのが有名ですが、
その他については園内は軽食が主ではないでしょうか。
門前の通りにいくつか食堂や屋台があります。私は太宗台観光の後で
ゆっくり頂きます。
おみやげは貝殻で作った細工物などが太宗台らしいものです。
売店は園内の広場と展望台とこれまた門前にと、計3ヶ所あります。
種類があまりないのですが、韓国語で「太宗台観光記念」と書かれた
小物がありました。
☆夕方のラッパ
太宗台に限らず金剛公園も門前の参道のゲーム露店が楽しいものです。
ここに知り合いがいるのでカタコト話をしていたら日が暮れていきます。
やがてどこからかラッパの音が響きます。太宗台には軍隊の施設がある
そうです。
おそらく夕方の国旗降旗のラッパではないのでしょうか。
まだ歩く人がいるせいか露店は夜8時くらいまでやっていると教えて
頂きました。
☆大みそ日から元旦は忙しいところ?
くだんのヌナ一家の写真を撮らせて頂いて手紙で送ったところ、
その翌年の2月にお返事が来ました。手紙にはお礼の挨拶と共に
正月の忙しさが述べられていました。
どうもこの太宗台に初日の出を見に来る人が大みそ日の晩から沢山
やって来るのと事。
それでお店の商売も力が入るわけでしょう。
水平線からの初日の出が見える場所として人気があるのだといえます。
☆結論というか印象、その他
ゆっくり海と緑を見て回りたい人向きの場所です。
水平線が見えるので私はここ数年釜山に来る度、毎回訪れます。
バスはチャガルチ市場の前から乗ります。
まとまりのない話、ここまでご覧下さって
どうもありがとうございました。
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