旅行情報掲示板

いつになったら韓国へ行けるか気になる方への朗報です。
国土交通部(国土交通省)が9～10月に一部の地方空港の国際線運航を
開始した後、来年の旧正月連休(2022年1月末)までに3段階に分けて
国内7つの地方空港の国際線運航の正常化を推進しています。
仁川空港の防疫負担を分散させ、ワクチン接種の進展に伴い年末ごろ
海外旅行需要が増加すると見込んで国際線の需要増加に備えるため
とのことです。

しかし仁川空港とは違い、地方空港は地方自治体が防疫に
責任を負わなければならないため、政府からの人員＆費用支援が
先行されなければならないのがネックになっています。
国際線は昨年4月から仁川空港一元化政策を展開しており、
例外的に昨年12月3日からは金海空港に対してのみ中国青島路線
(週1回)の運航再開を決めました。
国際線の需要が多く、特別入国手続きが整っている金海空港を対象に、
比較的防疫状況が良好なグアム行きの不定期便運航
(グアムは韓国人ワクチン接種者の現地隔離免除)を推進するといいます。

国民70%の1次接種が完了する9～10月に第1段階として
金海-グアム(週1回)の不定期便運航を皮切りに、
集団免疫が形成される11月以降に第2段階として
大邱·清州·務安空港を開港する予定です。
路線別では金海~グアム(週2回)、プーケット(月2回)、
大邱~プーケット(月2回)、延吉(週1回)、
清州~バンコク(週7回)、務安~バンコク(週7回)、
プーケット(週1回)などが検討されています。
最終3段階では来年2月から金浦·済州·襄陽空港などを追加し、
7空港を全面開放するといいます。

エアプサンの関係者は、2段階の11月から金海空港で
グアム·サイパン·香港などを就航した後、来年2月からは
日本路線も運航する予定だと述べました。
ただ、変異株など感染拡大が続けば、当局から運航許可が
下りない可能性もあるので安心はできません。

実は、昨年12月に駐釜山日本国総領事館の領事が釜山市に釜山-福岡
国際線運航再開を要請しましたが、市から事実上不可の通知を受けました。
日本政府の正式要請ではなく総領事館レベルの非公式要請で、
日系企業や旅行業界から金海空港の運航再開を促す希望があったらしいです。
釜山市が不可を通知したのは、やっぱり政府からの人員＆予算支援の
問題があったからでしょう。
現在、青島路線の再開で市の職員12人が交代で毎週木曜日に
金海空港で特別検疫手続きを行っています。
青島路線だげで精一杯なのに、福岡路線まで運行再開となったら、
もう、ムリ！！ですね。（草）