写真で見る旧正月前の釜山~2021年編~

今年も旧正月がやってきました!コロナ禍の旧正月前の様子を写真でお伝えしましょう!


こんにちは!プサンナビです。年が明けたと思ったらもう旧正月がやって来ました!今年は少し早めになりましたが、1月初旬は寒い日が続きましたが後半あたりから雨降りや、日中10度を越える過ごしやすい日が続きました。一方、コロナの影響の方は少しずつ緩和されつつありますが、まだまだ深刻で、韓国全域で5人以上の集まりは禁止されています。違反すれば罰金10万ウォン(約1万円)!とのことで旧正月の連休期間にも適用されるため、今年の旧正月は親戚同士集まることがほぼ出来ない状況になっています。

今年の旧正月は非対面で。。


韓国で旧正月は、一番大事な名節です!本来旧正月には、「本家」という直系の子孫が受け継ぐ家に親戚一同が遠方から集まり、新年の挨拶をし、お供えものをして先祖にも挨拶をする風習がありますが、宗教や各家の方針によっては先祖への挨拶をしないところもあるようです。こういった名節には韓服を着て訪問するというのが伝統ですが、時代に合わせて変わりつつあります。今年のような状況では、親戚同士集まることなくステイホームの旧正月になりそうです。

毎年のようにソンムルセットゥがずらり!


大型マートでは例年と変わらない光景が見られます。それはなんといってもずらりと並べられたソンムルセットゥ(韓国での御歳暮)のサンプル!冒頭でもお伝えしたように、今年は非対面の旧正月になりそうなので、宅配で送る人が多くなりそう!宅配の場合は割れ物や生ものなどは気になるもの。日持ちがして衝撃に強い缶詰や日用品、軽い乾物などが売れ筋!また、コロナ禍のストレスなどで体調を崩している人のために、栄養補助食品などをプレゼントする人も多いんだとか。

人通りの少ない市場。


市場では閉まっているお店もちらほら見かけ、活気があまりない様子。食堂も一時休業の張り紙があったり、どのお店の入口にもマスク着用のサインがあり、やはりコロナの影響は大きい様子。それでも歩いていると旧正月には欠かせない果物やお餅、おこしなどのお店がオープンしていますよ!また、海雲台市場の入口に位置するクナム路ではクリスマスの飾りつけがまだそのままで、名残惜しさが感じられ、普段なら観光客でにぎわうこの通りも閑散としています。

いかがでしたか?旧正月だけど、どこか寂しい雰囲気が漂う釜山ですが、家族が集まることができないならビデオ通話をしようという人たちも多いんだそう!このコロナ禍によって、パソコンやスマホを駆使した遠隔授業やリモートワークが韓国でも実施されていますが、一年近く経った今、学生も社会人もこの生活が定着しつつあります。ワクチンの接種など乗り越えなければならない試練が山積みですが、今年中には終息することを願うばかりです。以上、プサンナビがお送りしました。

関連タグ:釜山の旧正月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-02-06

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