写真で見る旧盆前の釜山～2018年編～

こんにちは！プサンナビです。今年は猛暑に続き台風や雨など不安定なお天気が続いた釜山ですが、９月中旬に入り、徐々に気持ちよい秋晴れとなってきました。旧盆は韓国では秋夕（チュソク）と呼ばれ、秋夕の日をはさんだ前後の日も休日となります。さらに振替休日も加えられ、今年は５連休になりました！この時期よく見かけられるのは、日本のお中元にあたる「ソンムルセットゥ」を手にして忙しそうに歩いている人たち。韓国では送るよりも直接手渡しすることが多いようですよ！

長い連休、過ごし方は家庭によっていろいろ！

今回は５連休ということで、チュソクの過ごし方はみんな様々！チュソク当日の朝にはカトリックや仏教、儒教の家庭では、昔から本家で祭祀を行うのが一般的で、プロテスタントは祭祀をしません。そのせいか、大型連休に合わせて海外旅行に出かける家族が増えていて、プロテスタント以外の家庭でも祭祀を簡素化しつつある傾向があるようです。だからといって伝統行事は完全に消滅しているわけではなく、街やマート、デパートには普段よりも人が多くにぎわっていますよ～

食料やハンボッ、ソンムルセットゥまでなんでもそろっているマート！

マートでまず目に入るのは、子供用の色鮮やかな韓服（ハンボッ）！この時期になると、マートの店員さんも昔はハンボッを着ていたのですが最近は見かけません。ソンムルセットゥでよく売れるのは日持ちのする缶詰セットや乾物。そしてもらっても必ず使うシャンプーなどの消耗品や、一度に大量にもらってもちょっと困る高価な精肉も。また、どうやって調理するのかよく分からない高麗人参のセットなど日本では見かけられないものもたくさん！他には、お供えものを置くためのテーブルも大中小のサイズ別に売っていて、見物するだけでも楽しめますよ～

こちらはお供えに使うテーブル。サイズがいろいろあります。		精肉のソンムルセットゥ！		高麗人参まであります～

マートとはまた違った魅力の市場！

続いて庶民の台所といえば活気あふれる市場！市場はマートと違い、お店独自の雰囲気がそれぞれ違うところが魅力。こちら海雲台市場は観光客が多くいつもにぎわっていて、お店の方もみんなあたたか！食料品は、練り物、お餅、おかず専門店など調理なしでそのまま食べられるものもあるので、買って食べてみるのもいいですね！他には雑貨屋さんや買い物の合間に小腹が空いたとき、その場で食べられるてんぷらやトッポッキ、大学芋なども人気！

女性向けの雑貨屋さん。掘り出し物が見つかるかも！		小腹が減ったらトッポッキの立ち食い！		たらいに入ったナムルと魚。珍しいものばかり～

いかがでしたか？ナビは、涼しくなってきてマートでソンムルセットゥを見かけると、もうすぐチュソクだな～と感じられますが、ハンボッを着る人はほとんど見かけなくなり、少し寂しい雰囲気です。チュソクの連休中はレストランなどのお店はお休みすることが多く、旅行を計画されている方は注意が必要です。また、交通機関も大変混むことが予想されますので、特にソウルと釜山を結ぶ列車、ＫＴＸをご利用の際には予約が必要です。以上、プサンナビがお送りしました。