写真で見る秋夕前の釜山～2017年編～

こんにちは！プサンナビです。今年も秋夕（チュソク）がやってきました！釜山はすっかりチュソクにふさわしい涼しい気候になり、過ごしやすい日々が続いています。さて、今年はまさにゴールデンウィークとなった10連休！これだけ長いと、「せっかくの長期の休みだし海外旅行に行こう！」という声が多く聞かれます。意外なことに、年配層からもそのような声が聞かれ、秋夕の伝統行事が少しずつ失われつつある傾向があるようですよ！それではさっそく秋夕前の釜山の様子をレポートしていきましょう～！

秋夕（チュソク）ってどんなことをするの？

秋夕（チュソク）とは旧暦のお盆で、旧正月と同様韓国では一大行事になります。普段は離れて暮らしている親戚同士が遠方からはるばる集まり、近況を語り合ったり、子供同士にとっても1年に数回会えるいとこと遊べる、とても楽しいひととき！地方によって多少違いはありますが、チュソクの前日にはたくさんの料理を作ってご先祖様へのお供えの準備をします。やはりそこで大変なのは女性陣！料理以外にもいろいろな人間関係があるのはどこでも同じ！ですよね？

大型マートでは、すでに連休前のセールが始まっています！

まずは大型マートをのぞいてみましょう！今回は東莱にあるメガマートをぐるっと一周～。店内はセール！セール！の文字でいっぱい！服や化粧品など、衝動買いしてしまいそうな勢いです。食料品売り場へと進むと、ソンムルセット（お中元）が山積みに！最近ではワインの贈り物も増えているようですよ～。そして秋夕を過ごすのに欠かせないのが子供のハンボッ（韓服）！小さくてかわいらしいデザインのものがたくさん！大体、小学生のうちは着るそうですよ～！

ソンムルセットは豪華な金の風呂敷に包まれて贈られます。		お買い物に疲れたら店内のフードコートで一休み！		お供えのセットも注文可能！

韓国らしさが見られる市場も秋夕前で大忙し！

さて次は伝統市場の方へ行ってみましょう！今回訪れたのは、メガマートのそばにある壽安人情市場 （スアンインジョンシジャン）。2007年に市場登録された、比較的新しい市場。お隣に古くからあった東莱市場から派生してできたそうですよ！通りには、両側に多種多様なお店がずらり！どれもこれも韓国らしいものばかり。季節の野菜や果物が間近で見られ、手作りのキムチやおでん、おかずなどもとってもおいしそう！端まで歩いていくと、朝鮮時代に建てられた、東莱府使が公務をしていた歴史的な建物が見られます。

新鮮なお魚も売っていますよ！		たくさんのおかず。どれもこれもおいしそう！		マニキュアのばら売り！
突然立派な建物が！		護衛の人形を置いた門。		中庭はこんなに広々！

いかがでしたか？冒頭でもお伝えしたように、今年の秋夕は9月30日から10連休！市内のお店は、秋夕当日10月4日の前日まではオープンするところが多いようですが、釜山旅行を予定されている方は、あらかじめチェックしておきましょう！また、韓国内の移動を考えている方も、車はもちろん、KTXも混雑が予想されるので事前にチェックが必要です。こんな時期には、釜山でゆっくり旅をオススメします～。旅行に来られる方は是非お気をつけて！以上、プサンナビからお送りしました。