主婦料理企画・韓国料理を作ろう~メシルチョン編

冬はキムチをつけ、初夏のこの時期には梅エキスを作る!

こんにちは、ナビです。毎年、本格的な冬になる前に各家庭ではキムチをつけて、冬を越す準備をしますが、夏の前の、この梅雨の時期にもキムチほど必ず!?というわけではありませんが、あるものを漬ける家庭が多いんです。この時期に、漬けるものは「メシルチョン(梅エキス)」。日本でも梅エキスは体に良いといわれ、飲んでいる方も多いですが、こちら韓国でも、お腹が痛いときに、風邪の引き初めに、などなど日常生活に溶け込んでいるものなんです。ということで、夏の前のこの時期に、新鮮な梅が取れるということで、今回は、ナビも韓国人のお友達に教えてもらいながら、漬けてみました~!!

食材


梅・・・2.5キロ
砂糖・・・2.5キロ
透明な容器・・・5キロ用

砂糖と梅の比率が同じに!


梅と砂糖の量が同じであれば、少なくても、多くても作れます!その際に、梅をつけておく容器が必要になるので、漬ける量に合わせた容器を準備しましょう。容器は、プラスチックよりもガラス製のほうがより衛生的で、透明だと、よりつかり具合が見やすいので、オススメです。


1、梅を洗い、しっかりと乾かします。

梅をきれいに洗い、大きいかごなどに入れて1日ほど乾かしておきましょう。水気があると、漬けている段階で腐ってしまう原因になるので、しっかりと乾かします。

2、容器も洗って水けをきる

容器もきれいに洗って、しっかりと水気をなくした状態にします。

3、漬けていきます。

容器に梅、砂糖という順番で梅を砂糖で埋めていくような感覚で入れていきましょう。

4、蓋をしめて終わり!

しっかりと梅が砂糖で埋まったら、蓋を占めて暗くて涼しいところに3日間保管しましょう。3日目からは、1日に1時間ほど蓋を開けて、空気を入れ替えていき、その際に、下に降りてしまっている砂糖を上にあげて、混ざるようにしていきます。




~3週間目~

漬けてから3週間ほど経過した写真です。ずいぶん、梅が砕けてきて、蓋を開けるだけで、とてもすっきりしたおいしそうな梅エキスの香りが家中に広がります。3か月経過したら、梅だけを取り出して、さらに9か月暗いところで眠らせて、やっとエキスとして出来上がります!出来上がったエキスは氷を入れて炭酸水と割ったり、お酒と割ったりするだけではなく、料理の砂糖替わりに使ったりもできますよ!

いかがだったでしょうか?日本でも作るというご家庭も多いと思いますが、韓国式がコチラ!韓国料理では砂糖の代わりに梅エキスを使ったりするものも多いですよ。また、梅なのに、どうして緑じゃないの?と思った方もいられるかもしれませんね。今回、教えてもらった韓国人の友人いわく、緑ではなく、少し熟した黄色い梅でつけたほうが、より深い香りのエキスを作れるということでした!以上、ナビがお伝えしました~!


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-07-10

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