主婦料理企画・韓国料理を作ろう~ヨモギ入りテンジャグッ編

春の香りに包まれる!春になると食べたくなる!香りがとっても春らしいスッ(ヨモギ)入りテンジャングッ!

こんにちは、ナビのお料理担当、さっちゃんです。すっかり春になりましたね^^。春になると、気温も上がり、桜が咲き、気持ち良い日が続きますが、毎日のように料理を作るため市場通いをする主婦は、市場でも春にになったなぁ~と感じることができます。そう!春の野菜「ボムナムル」が市場に並び始めるんです!今日は韓国で春の食べ物として知られるボムナムルの1つ、ヨモギを使ったテンジャングッ(韓国式味噌汁)のレシピをご紹介しましょう!日本ではヨモギにお味噌汁?ときくと不思議な組み合わせのような気がしますが、これがびっくり!独特の香りが意外とお味噌と合うんです。それでは、さっそく、料理を作っていくことにしましょう~^^

材料(5人分レシピ)


●スープ内の具
ヨモギ 100g
貝類 30g
大根 50g
長ネギ 1本

●調味料
韓国味噌 大さじ3
コチュジャン 大さじ1
つぶしニンニク 大さじ2

●スープのダシ 
煮干し 少々
昆布  少々


今日の主役のスッ(ヨモギ)はこの大きさで2000ウォン!

今日の主役のスッ(ヨモギ)はこの大きさで2000ウォン!


料理好きな方なら、韓国の市場で季節ごとの野菜を見るだけでも楽しいのでは?主婦さっちゃんは、市場に並んでいる野菜や果物でいつも季節を感じています。特にこの時期、市場には春らしい野菜がズラリと並びます。どうですか?日本と違うかな?
春の野菜がズラリ!

春の野菜がズラリ!

タラの芽もあります~。茹でてチョコチュジャンでいただいたりします。

タラの芽もあります~。茹でてチョコチュジャンでいただいたりします。

こちらタルレ(ひめにら)で、コチュカルとかと合えたりします。

こちらタルレ(ひめにら)で、コチュカルとかと合えたりします。

春の香り漂う簡単テンジャングッ


とっても簡単な上に、季節感を感じるレシピとして、この時期の韓国では家庭料理の定番として食卓に並ぶスープ。具はヨモギ以外は冷蔵庫に余っている野菜を使えばいいので、とても簡単にできちゃいます。辛くなく、テンジャンチゲよりは薄い味付けなので、お子さんでも食べられるのマル◎。
1、お出しをとります。
鍋に水を入れて、煮干しや昆布を入れて、沸騰さするまで弱火でぐつぐつと。沸騰したらすぐに火を止めて、煮干しと昆布を取り出します。
2、お出しをとっている間に、キレイにヨモギを洗います。
小さい葉なので、土やほこりがついていることも多いので、一つひとつ丁寧にしっかりと洗ってくださいね。
3、具の野菜を切ります。
今日入れるのは大根とねぎ。大根とねぎは食べやすい大きさに切ればOK!
4、先ほどのダシの入ったお鍋に火を弱火でかけて、切った野菜、そして貝をいれます。
地域によってはこの貝をいれないところも多いですが、貝を入れると深い味が感じられ、お味噌などの調味料が少なくても、美味しい味に!日本では貝付きで売られていることが多いと思いますが、その場合は貝付きのまま入れてもOK!韓国はダシに貝を使用する料理が多く、貝がない状態でも普通に売られています。
5、灰汁をとった後は、味噌とコチュジャンを分量少しずつ入れていき、ニンニクも入れます。
6、スープの味を見て、しっかりとした味だったら、ココで最後にヨモギをいれます。
早く入れてしまうと、ヨモギのせっかくの香りが半減してしまうので、ここで入れ、余熱で火を通すくらいで大丈夫です。
出来上がりはこちら~!

いかがでしたか?ヨモギって香りがきつくて、お味噌汁にするのは?とつい思ってしまいますが、多めに入れずに、少しの香りを風味を楽しむ程度に入れると、食事にもぴったりのヨモギテンジャングッが完成!ヨモギテンジャングッは、さっちゃんの家庭でも春になると必ず食べる、春の定番家庭料理の1つ。日本でも手に入るものだけで作ることができるので、皆さんも韓国の春を感じるべく、是非トライしてみてくださいね!以上、ナビのさっちゃんがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-04-28

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