地方市場が熱い!慶尚北道最大の市場、浦項のチュクト市場を散策してきましたぁ~!
こんにちは、プサンナビです。ソウルや釜山旅行もいいけれど、地方に足をのばす旅行者が増えている韓国。今日は釜山から北へ約2時間ほど行ったところにある街、浦項(ポハン)にある最大の市場、チュクト(竹島)市場を歩いてみましょう!カニやタコ、クァメギなど美味しい海産物が多い浦項。韓国人もグルメ旅でわざわざチュクト市場を訪ねるほど人気のある市場!地方の美味しいものを食べたい!という方にはオススメかも。それでは美味しいものを求めてチュクト市場を散策しにでかけよう!
浦項&チュクト市場とは
慶尚北道にある浦項は、韓国の最東部に位置する工業都市で、韓国最大の鉄鋼業の会社POSCOのお膝下の街。浦項を訪れる外国人は観光客よりもビジネス客の方が多いと言われています。また浦項は初日の出が韓国で一番早く見られる場所でもあり、年末年始には年越しのイベントや初の日でイベントもにぎわいます。そんな浦項にある最大の市場がチュクト市場。1950年ごろから露店が集まり出来たと言われる歴史ある市場。現在も1500店舗ほど店が集まり、浦項で水揚げされる新鮮な海鮮物はもちろん、野菜や果物、衣類なども扱う総合市場です。名物屋台なども多く、地方グルメを楽しみたい方にオススメしたい市場の1つ。また時間がない方でも釜山から約2時間ほどと日帰りできる距離にあります。またソウルからはKTXとセマウル号を乗り継げば4時間、バスでも4時間ほど。
海側に接している市場の奥には、浦項で獲れたばかりの新鮮な海産物を扱うスペースが。時期によって見ることができるものが違いますが、冬の今期はカニやイカがメイン!しかも値段が安い!例えば同じ時期に釜山の市場ではサバの大きいものが3匹で1万ウォンぐらいだけど、こちらチュクト市場では4~5匹で1万ウォン!生ものを買えないけれど、見ているだけで活気を感じられます。
チュクト市場ときき韓国人が番最初に頭に浮かぶのはたぶん、クァメギ(サンマを干したもの)。韓国では特に知られている浦項名物で、食べられる時期も冬の12月から2月くらい。ズラリと並んでいるクァメギのお店がとても忙しいそう!また注文を受け全国配達もしているから、釜山やソウルで電話で注文したら次の日には食べられる状態で届くシステム!どうしても食べたい~という方はホテル宛で注文してみるのもいいかも^^
チュクト市場でこれは食べておこう!
名物屋台も多いのがこちらの市場。市場に来たら是非食べてほしい屋台を3つ、ご紹介しましょう~いずれも地元浦項の方もオススメするお店ばかり!
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ハルメホットッ
釜山名物ホットッの脂っぽい感じとは違い、薄くてクレープのような感じのホットッ。40年以上同じ場所で屋台をやっているチュクト市場の名物の1つ。注文すると焼いてあったホットッの生地の中に黒砂糖を入れ温めます。素朴な味に黒砂糖がとろけた感じがとっても美味しい^^
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カルジェビ
すごくおいしいよ!と浦項の知り合いにオススメされたこちらのカルジェビ。カルジェビとはカルグクスのカルとスジェビのジェビをとってつけられた名前で、カルグクスとスジェビが半分ずつ入っているもの。チュクト市場にはこのカルジェビのお店が集まっているスジェビ通りがあり、いつもたくさんのお客さんでいっぱい!強烈な味があるというわけではないけれど、食べ始めるとやめられない、奥深い旨みがある料理。浦項で食べた料理の中でこれが一番オススメメかも!
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デゲパン
カニが有名な浦項。そこにちなんでデゲ(カニ)パンも有名に!これはカニの形をした今川焼のようなもので、中に入っているのはクリームやクルミなど。とっても美味しい~というスイーツではないけれど、浦項に来たら記念に1つは食べておきたいマストスイーツかも!?
生活用品、果物、野菜、お肉や干し物などズラリと揃った総合市場
水産物で知られるチュクト市場ですが、実は水産物以外の食品や生活用品なども売られている総合市場。とても大きい規模だから1日かけてゆっくり見物しながら、屋台でつまみ食いしながらの観光コースがオススメ。ソウルや釜山にはないローカルな感じも楽しめるのが魅力です。
いかがでしたか?地方に行ってみたいけど、どこに行っていいのかわからない~という方でも、釜山から高速バスで約2時間で行ける浦項のチュクト市場は日帰りでも行けるので、初めての地方旅行でもハードルはそんな高くはないかも。また慶州からは車でで約40分ほどだから、車をチャーターし慶州と浦項をまわってもいいかも!またソウルからは慶州や釜山とセットで訪れてみてはいかが?以上、プサンナビがお伝えしました。