映画「カンチョリ」の撮影地をまわりながら、釜山の観光をしよう!

日本公開目前!釜山の街並みを見られる映画「カンチョリ」の撮影地で釜山観光!

こんにちは、プサンナビです。毎年10月に開催される釜山国際映画祭、年々映画祭の規模が多くなり、釜山市を挙げて映画の街・釜山を作っていこう!という雰囲気がありますが、映画を上映するお祭りだけではなく、映画の撮影やロケーションなど映画を作る段階にも釜山市は力を入れてお手伝いしているんです。街を歩いていると何かの撮影している~なんてこともたまにあったり。ということもあり、釜山で撮影された韓国映画やドラマ、CFも数多く、どこかで見た街並みだなぁ~なんて思うと、「釜山のあそこだ!」なんていうこともしばしば。今日は、釜山でオールロケを行った韓国映画「カンチョリ(カンチョリ オカンがくれた明日)」の撮影地を紹介しながら、釜山の観光地をご紹介していきましょう!なんと2013年に韓国では公開されたこの映画「カンチョリ」、日本では2014年5月17日から全国ロードショーされるんだとか!その情報も含めつつ、映画の中の釜山の街並みを一緒に見ていきましょう!

映画「カンチョリ オカンがくれた明日」全国ロードショーは5/17スタート!


冒頭でお伝えした通り、この映画はオール釜山ロケで撮影された映画。そう街並みも釜山、登場人物も釜山の人、という設定だから、映画の中での会話はほぼ釜山サトゥリ(釜山訛り)!!韓国語を勉強している方、釜山の方言に興味がある方はナマの釜山の雰囲気が味わえる映画になっているのも魅力の1つ。映画を見ているだけで釜山旅行をしているような気分になれるかも!
■どんな映画?
映画の舞台は港町、釜山。釜山の港湾で働く若者カンチョリ(ユ・アイン)は、ひょんなことから面倒なことに巻き込まれ、人生の岐路に立たされることに。しかし、カンチョリには病を患いながら天真爛漫な母スニ(キム・ヘス)が気がかり。さらにソウルからやってきた女性スジ(チョン・ユミ)とも知り合う。はたして2人の恋の行方は・・・主演のユ・アインは「成均館スキャンダル」で注目され、前作の映画「ワントゥギ」も好評を得るなど、韓国でいま一番注目の若手俳優。またキム・ヘスクは韓国では知らない人はまずいない、有名なベテラン女優。監督のアン・グォンテはウォンビンが主演の映画「マイ・ブラザー(韓国題名:ウリヒョン)でも監督を務めた人。
映画の予告編はこちら!
この動画だけで釜山のどこだかわかった方はかなりの釜山通!!

釜山観光しながらロケ地巡り!

それでは、映画に出てきた撮影地をまわってみよう!

■松島海水浴場
映画の各所で出てくるビーチは松島海水浴場(ソンドヘスヨッジャン)。釜山きっての観光地、南浦洞(ナンポドン)から一番近い海で、バスで約20分ほど。海雲台ビーチなどのおしゃれさはないけれど、ローカル色が強く、なごみ系のビーチで、地元釜山の人でにぎわっています。ビーチ沿いにはカフェやお刺身やさんも多く、家族連れで楽しめる場所。

■サンブッ道路
釜山駅からイバグギル(物語の道)で以前紹介した場所が、映画の中でかなり登場します!何度も主人公たちが訪れるカフェもここにあり、釜山港や影島などを一望できる展望スポット!歩いてもアクセスできるので、釜山らしい景色を堪能したい方はぜひ訪れてみてもいいかも。ちなみに映画の中で登場するカフェ「café DIO」は実際に存在するお店。

■東莱別荘
日本からやってきたやくざなどの登場するシーンが撮影されたのは東莱(トンネ)エリアにある韓定食レストラン「東莱別荘」。1940年ごろに建てられた日本式の家屋で、当時は日本人の別荘として利用されていたところ。現在も実際に食事ができるところなので、歴史的建造物や映画に興味のある方は訪れてみては?

■コモドホテル
主人公・カンチョリが最後に刺され、飛び出してくるところがコモドホテル。釜山通の方はホテルの外壁が赤いのを見てピン!と来られた方も多いはず!ユ・アインのファンの方はこの際宿泊されてもいいかも!

■ヨット競技場の防波堤
何度も映画で登場する防波堤は、海雲台(ヘウンデ)にあるヨット競技場脇の防波堤。マリンシティから徒歩で数分なので、マリンシティーでオシャレな街を堪能した後に立ち寄ってみてくださいね。ここは映画の撮影地としてだけではなく、 広安大橋を見ることもでき、釜山の絶景を見ることができます。

いかがでしたか?「あまり知られていない釜山の姿を見せたくて、映画の撮影地を選んだ。」と監督がおっしゃっているように、釜山の代表的な観光地は映画には登場しません。でも釜山のローカルな感じが前面に押し出されていて、釜山旅行をしている気分にさせてくれる映画ではないかなと思います!以上、プサンナビがお送りしました。

<映画情報>
■題名:カンチョリ オカンがくれた明日(韓国題名:カンチョリ・ 깡철이)
■監督: アングォンテ(ウォンビン主演「マイ・ブラザー(韓国題名:ウリヒョン)」
■出演: ユ・アイン、キム・ヘスク、チョン・ユミ
■配給:CJ Entertainment Japan
■公開:5月17日(土)より シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
■公式HP:http://kangchul-movie.com/

その他情報

※映画『カンチョリ オカンがくれた明日』
写真提供:CJ Entertainment Japan

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-04-25

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