夏の慶州を楽しむ蓮の花

古都慶州で見る夏の蓮の花!100Mにおよぶ壮大な蓮の花池

こんにちは、プサンナビです。釜山から一時間ほど北へ進んでいくと、古都、新羅の慶州の街があります。世界遺産や古墳といった歴史建造物の観光地として世界各国からたくさんの観光客が集まる慶州ですが、四季折々でも楽しめる景色も実は、かなりお勧めです!すでにご存知の方もいると思いますが、春といえば慶州市内一帯に広がるピンク色のがとても有名ですよね!しかし、春の桜だけではないんです!夏になると、蓮の花がきれいに咲くことでも知られていて、最近、慶州の観光スポットとしても人気になってきているんですヨ!ということで、今日は、夏の慶州の蓮の花を皆さんにご紹介していきたいと思います。

場所は、雁鴨池

桜のように、慶州一体に咲いているというわけではない蓮の花。きれいな水の流れる場所だけに咲く花なので、当然、慶州の水がある場所が見所。その場所とは、 雁鴨池。慶州国立公園や石氷庫など慶州のバスターミナルから徒歩でもいける距離にしています。こちらは、昔、宮殿として栄えた場所として観光地になっています。こちらに池があり、ここに蓮の花が咲いているというわけです。また、雁鴨池の敷地内にとどまらず、慶州が観光誘致をかねてさらに蓮の花を植えたのが、雁鴨池周辺になっています。100Mを越えるほど長い湿地に壮大な蓮の花が咲き乱れている景色は圧巻です!
※ 雁鴨池の由来など
雁鴨池とは池そのものを指す名前であり、総称としては臨海殿(イメジョン)と呼ばれました。現在でも案内板には雁鴨池に加え臨海殿址の文字が並んでいます。雁鴨池という名前も後世つけられたもので、当時は月池と呼ばれていました。935年の新羅滅亡によって艶やかだった宮殿も破壊され、美術品などもすべて池に放り込まれました。後は荒廃の一途を辿るのみ。荒れた池は雁や鴨など水鳥たちの遊び場と化し、それを見た朝鮮時代の詩家によって雁鴨池と名付けられました。また、池、宮殿などの眺めもすばらしく、ため息がでてしまうほどの美しさも見ものの一つ。

蓮の花の時期は、夏の間

雁鴨池を出ると大通りに面した湿地があります。駐車場の脇、またそれより大規模の蓮の花池が大通りを越えたところにあります。白とピンク色の蓮の花がそれぞれ植えてあり、緑色の葉に鮮やかな白とピンクが光ります!この光景を楽しめるのは、一年で今の時期の夏のシーズンのみ。7月の上旬から8月下旬がきれいに咲いている時期というので、この夏の時期に、慶州に行かれる方は、ぜひ観光の合間をぬって、夏のお花見を楽しまれてみてはいかがでしょうか?
蓮の花の脇は遊歩道になっているので、より近くでお花見が楽しめます!また、途中にベンチなどもあり、座って鑑賞もできちゃいますヨ!

蓮の花のお隣にはコスモス畑やムグンファ(ムクゲの花)畑も♪

蓮の花だけではなく、そのお隣には、コスモス畑やムグンファ畑もあります!蓮の花の向こう側にオレンジ色のコスモスいっぱいが見えるのがわかりますか?本当に驚くほどきれいな景色にでしたよ!
いかがだったでしょうか?これほどたくさんの蓮の花を見れる場所は、そうないのではないかな?と思いながら、その美しさに圧巻させられたナビでした!こちらは、「蓮の花団地」と名づけられ、慶州が夏の観光地として売りに出している場所ということで、ナビが訪れた日もたくさんの観光客が見学にこられていました!また、花だけをみにくるという感じではなく、先の雁鴨池や国立慶州博物館、石氷庫などの新羅の歴史建造物も徒歩圏内にあるので、そちらを歩きながら見てまわり、その間に蓮の花を楽しむ!なんていうコースもオススメです!夏のこの時期、慶州で蓮の花を楽しんでみてくださいね!以上、プサンナビがお送りしました。

関連タグ:蓮の花慶州夏の花

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-08-11

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