釜山4日間旅行記!

釜山初めて3泊4日の旅!

3月27日から30日まで4日間釜山に行ってきました。ソウルには4度行ったことがありますが、釜山は初めてです。
今までは、旅行会社のフリーのツアーを利用して、空港からホテルへの送迎とホテルのチェックインなどをお願いしていましたが、ツアーだと空港への送迎の途中で免税店に寄ったり、他のお客さんの泊まるホテルにも寄ったりとロスタイムが結構あるので、今回はまったく自力で行くことにしました。楽天でノースウエストの航空券を買い、ホテルも地元のホテルを予約しました。地元のホテルというのは東横イン(釜山駅前)です。昨年、東京でJRに乗っている時、昨年12月に釜山駅前に東横インがオープンすることを知り、3月に釜山に行く予定だったので、それならその新しい東横インに泊まろうと思ったのでした。(日本語が通じそうですし、、安そうなので)


1日目(27日)

格安航空券のノースウエストは大変遅い便。成田発18時25分、釜山到着時刻が20時55分。これだと入国審査などが終わると、空港発釜山行きの最終バス21時25分に乗れそうもない!タクシーで行くしかないのだろうか。などと心配していたらなんと、飛行機の出発が18時5分に早まったのでした。

ところで、ノースウエストのエコノミーではアルコール飲料は有料です。缶ビール1本500円または5ドル取られます。

釜山金海空港到着は20時45分頃でした。入国審査などはスムーズにすんだので、余裕でバスに乗れそう!ということで、空港内の新韓銀行で両替をする余裕もできました。釜山ナビのクーポンを印刷していたおかげで、100円で1300ウォンのところが100円で1310ウォンとトクすることができました。ありがとうございます。
 リムジンバスで東横インに到着しました。着いてびっくりしたのが、宿泊料が割引になったこと。当初のオープン割引キャンペーン期間は過ぎていたのですが、キャンペーン期間が延長になったということで、1泊あたり2万ウォンも割引になりました。これによってツイン一部屋一泊55000ウォンで3泊165000ウォン!つまり一人一泊当り27500ウォンということは、2000円!しかも、朝食代は無料!信じられないほどの安値で泊まることができました。ただし、4月から料金が値上げになったようですので、宿泊される方はご注意ください。


2日目(28日)

朝食は東横インで無料のビュッフェスタイルの朝食を食べました。味はイマイチですが、無料ですから文句は言えません。

フロントの横にはパソコンが5、6台あり、日本語のキーボードではありませんが、一番右のパソコンのみ日本語環境でログインできるようになっていました。パソコンでメールチェックをすることができました。また、韓国語の新聞が無料でもらえるようになっていました。

 地下鉄のワンデイパスチケット(3500ウォン)を買っていざ、鎮海へ!釜山駅から沙上(ササン)駅まで行き、鎮海行きのバスが出るバスターミナルを目指します。ササン駅のバスターミナルに着くと、テレビの前に人だかりが!なんと浅田真央ちゃんの演技に皆が見入っているのです。そういえば、朝見た新聞もキム・ヨナ対真央ちゃん対決を大々的に扱っていました。

 そうこうしているうちに、バスが出発。その段階でほぼ満席。途中、下端(ハダン)でたくさんの人が乗り込んできましたが、座席は埋まっているので、その人たちは鎮海まで約1時間立ちっぱなしでした。南浦洞や釜山駅から行く場合、ササンよりハダンのほうが近いので、ハダンからバスに乗ろうと思っている人も多いでしょうが、桜祭り期間はハダンからですと坐れず、ぎゅうぎゅう詰めの状態で立つことになるので、始発のササンのバスターミナルから乗ったほうがよいと思います。

 鎮海に行くバス代は4500ウォン。鎮海につくまでずっと桜並木が続いていました。日本の桜ほど枝ぶりは立派ではなく、まだ3分から6分さきほどですが、これだけ桜の木が多いと感動します。

 鎮海に着いたのは10時50分頃で、屋台ではまだ仕込みの途中でした。そこで、バスで軍港へ行きました。値段は1000ウォンでした。

 昼食は屋台で、チャントククパブとヘムルパジョンを食べましたが、かなり高かったです。(とは言っても、日本円換算で数百円ですが。)日本でも、お祭りのときに出る屋台は高いので、同じですね。屋台の隣の席では、ドンドンチュを飲んで大声を出しているアジョシたちがいました。

 昼食後、一年階段をのぼり、山の上の帝王山公園に行きました。ここの階段ののぼりくだりはかなりつらいです。行かれる方は心してお登りください。

鎮海で桜を堪能した後、またバスでササンまで乗りましたが、ここでも、途中のバス停から乗り込んだ人は立ちっぱなし。やはり、市外バスターミナルから乗ったほうが良いようです。帰りはとても渋滞していました。土曜日なので行楽帰りの車で混んだようです。ササンから地下鉄に乗り、温泉場駅まで。「虚心庁」で垢すり、温泉で疲れたからだをほぐしました。土曜日だからか、女湯は非常に混んでいて、洗い場は順番を待つほどでした。お風呂に関しては、温度の高すぎるもの、反対に低すぎるものが多く、あまり楽しめませんでした。

その日の夕食は「虚心庁」と同じ地下鉄「温泉場」駅にありプサンナビで紹介されていた「全州食堂」へ。お店の看板が変わっていたので、あやうく行き過ぎるところでした。社長も変わっていて、今は女性の社長とその娘さんの二人で店を切り盛りしているようです。そのためか、紹介されていた特選韓定食の皿数が減っていました。(値段の7000ウォンは変わらず)でも、カルチチゲ(太刀魚の辛味噌鍋)とドルソパッ(石焼き釜飯)は出てきました。カルチチゲはいい味がでていました。ドルソパッは、ごはんをおわんに移して、石鍋にシッケを注ぎ、へばりついたごはんをふやかしておかゆのようにして食べるのです。これはちょっと感激でした。私が、プサンナビの全州食堂の記事を印刷した紙を見ていると、店のアガシが、たどたどしい日本語で「それ、見せてください」と言い、見せてあげるとURLをメモしていました。店のファミリーな感じには好感がもてました。

 それ以外にこの店で忘れられないのは、青唐辛子の辛かったこと!サンチュと一緒に出てきた青唐辛子を一口食べてみて、それほど辛くないなと思ったので、一本食べてしまった後、今までの人生で初めて体験する、想像を絶した辛さが襲ってきました。舌は痛いし、汗は流れるし、鼻水も流れるし、涙はどっと流れてしばらく号泣してしまいました。

3日目(29日)

この日も東横インでワンパターンの朝食。朝食後、釜山駅をぶらぶらして、KTXの改札口などを見ました。駅の中には飲食店がいくつもあったので、ホテルの朝食に飽きたら、これらのお店で食べるのもよいかもしれません。ただし、釜山らしいものはありませんが。

その後、地下鉄でチャガルチ市場へ。いや、面白いですね。タコがバケツから飛び出すのも見ました。来た甲斐がありました。

市場をぶらぶらした後、農協農産物百貨店へ。自分で食べるためのキムチや、おみやげのお菓子などを購入。ここは安いですね。

 昼食はスンデゥブチゲとナクチポックンを。安かったです。

龍頭山へ。李舜臣像の近くの桜は満開でした。

その後は西面へ。伝統茶の店プクソリでテチュ茶を飲みました。すると、なんとうれしいことにお店の方がケピ茶をサービスしてくれました。こんなこともあるのですね。

甘いお茶を飲んで、元気が出てきたので、ロッテ百貨店へ。ロッテの免税店ではドコモユーザーは割引が受けられますので、ドコモユーザーの方はご確認を。ロッテホテル、百貨店の裏の桜は綺麗でした。

夕食は、ロッテホテル近くの海東ヘムルタンでヘムルタンを食べました。ロッテホテルに近いせいか、お客さんは日本人がほとんどでした。しかし、生の大たこを鍋でグツグツ煮て、はさみでチョキチョキ切っていくのを見ているのはとても楽しかったです。鍋のあとはラーメンを注文し、その後、さらにごはんを注文しました。うれしいことに生卵もついてきました。ラーメンのときはヘムルタンの後の同じ鍋でしたが、ごはんのときはおこげのできやすい鍋にかえてくれました。と、いうことは、ごはんの後にラーメンを頼んだ場合はどうなるのだろう?と素朴な疑問がわいたのでした。

東横インに戻ってから、ホテルの無料PCで、翌日のノースウエストのオンラインチェックイン。PCを持っていかなくてもよいので便利です!

4日目(30日)

また、東横インの朝食。ホテルの近くから、空港行きのバスに乗り帰途へ。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-05-29

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