第45回鎮海軍港祭り【2007年】

韓国最大の桜祭り!今年は開催期間が長くなり、ゆっくり桜のお祭りを楽しめるように!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。今年(2007年)は暖冬で、本当に冬だったの~??というくらいでしたが、やはりその影響で、春の訪れを知らせてくれる桜前線も通年よりも大分早くやってくる模様。気象庁が発表した釜山の桜開花予報は3月20日ごろ。例年よりも10日早く、観測史上もっとも早く咲く見込みなんだそう。桜といえば日本・・・というイメージがあるものの、ここ韓国にも日本の桜に負けないくらいの規模ときれいさを誇る、韓国最大の桜のお祭りがあります。そのお祭りが行われるのが、釜山のお隣りの町「鎮海市(チネシ)」。ここ数年、プサンナビでもお届けしていたり、日本からのツアーができたりしているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、鎮海の軍港祭りは45年という歴史がある桜祭りで、街にはなんと22万本もの桜が咲き乱れるほど!街が桜色に染まる~といっても過言ではないほどの規模なんですよ!ということで、2007年の鎮海軍港祭りの詳細をお届けしたいと思います。

第45回 鎮海の軍港祭り

・ 開催期間 2007年3月23日~4月8日(17日間)
・ 開催場所 鎮海市一帯
・ 問い合わせ 鎮海市文化観光 055−548−2433
<軍港祭りの由来>
鎮海はその昔、旧日本軍の海軍基地として栄えた街として知られ、その当時、鎮海港は日本人によって多くの桜が植えられ、観光地や憩いの場となっていました。終戦後、日本の国花とされる桜をタブーとする風潮からほとんどの桜が切り倒されましたが、その後、1962年、韓国の植物学者により鎮海に植えられた桜のうちもっとも多かった王桜(ワンボッコ)の原生地が、日本ではなく済州島だったと明らかにされると、人々の認識も変わり、再び植樹する運動が始まりました。今では鎮海市全体で約22万本の桜が植えられています。お祭りの由来は、1952年4月13日に韓国で始めて忠武公李舜臣将軍の銅像を立てて、追悼祭を行ったことがきっかけで、桜と共に祭りに発展したと言われています。その22万本の桜が咲き乱れる3月下旬から4月初旬に、鎮海では毎年桜祭りの軍港祭りを開きます。1963年からスタートしたこのお祭りは、今では半島に大渋滞を引き起こす春の風物詩となり、全国からお花見をしに来る人たちでにぎわいます。
<鎮海市内マップ>

<鎮海市内マップ>

<鎮海市の主な桜の名所>

<鎮海市の主な桜の名所>

<第45回 鎮海市軍港祭り 詳細プログラム>

3月23日(金)
3月24日(土)
3月25日(日)
3月26日(月)
3月27日(火)
3月28日(水)
3月29日(木)
3月30日(金)
3月31日(土)
4月1日(日)
4月2日(月)
4月3日(火)
4月4日(水)
4月5日(木)
4月6日(金)
4月7日(土)
4月8日(日)
鎮海市へのアクセス
釜山市内から鎮海へのアクセスは市外バスがオススメ。バスは老浦洞の総合バスターミナル、及び西部市外バスターミナルから直行路線があり、桜祭りの期間中に鎮海に向かうと、鎮海のメイン会場、中園ロータリーで降ろしてくれます。また、バスターミナルまで行っても、メイン会場までは徒歩5分ほどのところにあります。
今年はお祭りの期間が通年よりも7日間も長いので、釜山に来られる皆さんも、鎮海の軍港祭りを旅の日程に組み込みやすいのではないでしょうか?22万本もの桜を鎮海市にある小高い丘から眺めたときのすばらしさは、実際見てみないと損ですよ~^^ということで、今年は韓国でお花見なんてはいかがですか?以上、プサンナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-03-16

ページTOPへ▲

その他の記事を見る