二妓台(イギデ)を歩こう!

ちょっとディープな観光地の穴場?!キレイな景色が楽しめる二妓台へ!

釜山の観光地と言えば海や山、飲食店などがありガイドブックやインターネットで数多く紹介されています。今日紹介するのは二妓台(イギデ)というところです。ここはインターネットで検索するとその名前が出てくることはあるものの、日本語での詳しい紹介はなかなか見当たりません。そこで、今回は私がリポートしてみることにしました。

二妓台(イギデ)の位置は釜山広域市の南区です。行き方は色々ありますが地下鉄を使った場合をご紹介しますね。
2号線の慶星大・釜慶大前で降りて5番出口から出ます。そして階段を上がって地上に出たらすぐ左に曲がり道に沿って歩きます。

2号線の慶星大・釜慶大前で降りて5番出口から出ます。そして階段を上がって地上に出たらすぐ左に曲がり道に沿って歩きます。

1,2分歩くとサーティワンアイスクリームのピンクの看板とパリバケットというパン屋の青い看板が右手に見えます。そこを通り過ぎて30メートルほどいくと、

1,2分歩くとサーティワンアイスクリームのピンクの看板とパリバケットというパン屋の青い看板が右手に見えます。そこを通り過ぎて30メートルほどいくと、

マウルバスの乗り場を示す青と白のバス停が左手に見えるので、ここでマウルバスに乗り換えです。マウルバスとは市内バスが市内の広範囲を走るのに対し、市内バスが網羅しきれない町の隅の方まで走る小さめのバスのことです。

マウルバスの乗り場を示す青と白のバス停が左手に見えるので、ここでマウルバスに乗り換えです。マウルバスとは市内バスが市内の広範囲を走るのに対し、市内バスが網羅しきれない町の隅の方まで走る小さめのバスのことです。

二妓台に行くバスは「南区2-2」というバスですが、このバス停には「南区10」というバスも止まるので間違えないようにしなければなりません。バスの料金は850ウォン、所要時間は15分弱です。 二妓台に行くバスは「南区2-2」というバスですが、このバス停には「南区10」というバスも止まるので間違えないようにしなければなりません。バスの料金は850ウォン、所要時間は15分弱です。

二妓台に行くバスは「南区2-2」というバスですが、このバス停には「南区10」というバスも止まるので間違えないようにしなければなりません。バスの料金は850ウォン、所要時間は15分弱です。

「二妓台入口」というところでバスを降り、山の方に向かって15分ほど歩くと「二妓台都市自然公園」と韓国語と漢字と英語で書かれた看板が見えます。そこを過ぎてもう少し歩くと「二妓台都市自然公園」と韓国語で書かれた案内所があります。ここで南区のパンフレット(韓国語、英語)がもらえます。二妓台だけのパンフレットはまだないとのことでした。この案内所の脇から海の方に坂を降りていくと、その一帯が「二妓台都市自然公園」となっています。入園料は無料です。
坂を下りてまず目に入ってくるのは、どこまでも広がり解放感あふれる海です。左の方には広安里大橋が見え、そして天気がよければ正面の方角に海雲台の「ヌリマルAPECハウス(2005年11月に国際会議が開かれた建物)」まで見渡せます。海に沿って散歩していると「二妓台に見られる地形」や「二妓台周辺で観察される海藻類」という案内看板が写真つきで立っていて勉強にもなります(全て韓国語表記のみ)。また、ここには歩きながら足の裏をマッサージできるように「指圧歩道」なるものもあります。石がまっすぐ敷き詰められていて、靴を脱いでその上を歩くと足の裏を刺激され痛いような心地よいような感覚で、散歩疲れが和らぐような気もします。散歩道は、木の手すりがついたおしゃれなデザインのものや絶壁の横にかかっている鉄橋などがあり、歩きやすい場所もあるのですが、自然そのままの地形を残した岩場、断崖もあり、そちらでは釣りを楽しむ人たちや岩場で生物を探す子供達の姿が見られます。
ところで、二妓台を訪れていてトイレに行きたくなることもあるかもしれません。二妓台にはいつくかのトイレがありますが、やはり「自然公園」という名前に合わせているのか、自然と調和した山小屋のような外観の公衆トイレがいくつか見られました。そして二妓台に多く見られる松の木には、木製の鳥小屋が高い位置に何個か取り付けられていました。暖かくなったらどんな鳥が来るのか、バードウォッチングに来たいものです。海風に吹かれ、波の音に耳を澄まし、のんびり散歩を楽しんだ後、また初めの案内所の方に戻ると、道路を挟んで反対側に「薬水(ヤクス)」が汲める場所があります。「薬水」とは、ここでは「飲めば薬になると言われる泉の水」のことで、釜山では山の中や時には街中でも汲み場所が見られます。水は区が水質検査をして飲み水として適していると判断されると、水道の蛇口などが取り付けられ、空いたペットボトルなどを持ってくると誰でも無料で水を汲んで帰ることができます。そのまま飲むこともできますが、この「薬水」でお茶を沸かしたり料理に使ったりする家庭が多いようです。二妓台での散歩で喉が渇いたら、自動販売機もありますが、この薬水で喉を少し潤すのもいいかもしれません。

今はまだ寒いので、私は夏になったらお弁当でも持って涼しい海風に吹かれに、また二妓台に行きたいな、と思いました。二妓台は、今のところ釣り客以外は地元の人たちが散歩や運動に来ているぐらいで、観光地としてはまだまだ穴場のようです。民宿もありますが1軒のみです。ガイドブックやインターネットに載っている釜山の観光地を、もし制覇した方がいらっしゃったら、ガイドブックによくある写真とは反対側から広安里大橋が眺められ、ヌリマルまで見られる穴場訪問もいいかもしれません。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-04-09

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