写真で見る鎮海軍港祭り【2006年】

鎮海市全体が桜色に染まる、韓国最大の桜祭り!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。先月の末から行われている韓国最大の桜祭り、鎮海軍港祭。今年で44回目を迎えるこのお祭りは、1952年4月13日に韓国で始めて忠武公李舜臣将軍の銅像を立てて、追悼祭を行ったことがきっかけとなり、この時期、鎮海市の風物詩でもあった22万本の桜とともにお祭りに発展したと言われています。開催地でもある鎮海市は、釜山からはほんの小1時間ほどでいけるので、釜山の旅行のついでに行かれたなんて方もいるのではないでしょうか?ナビも今回、開催4日目の日に出かけて見たんですが、平日にも関わらず、たくさんの人出に驚いてしまうほど!!市内にある22万本とも言われる桜だけでなく、街の中心にあるロータリーを囲んでの屋台や露店もとても賑わっていて、お祭りという感じがとても感じられました。ということで、軍港祭りの様子を見ていくことにしましょう。
釜山から鎮海市への道のりは桜街道!?
釜山の西部市外バスターミナルから鎮海へ向かうバスの道からすでに桜祭り?!と思ってしまうほど、釜山を出て30分ほど過ぎたあたりから、道路脇が桜並木になっています。目的地までちょっと居眠り・・・なんてこともいいですが、バスの中から見える桜の景色もまた格別!!
お祭りの中心は中園ロータリー

バスの停留所にもなっているところが、ちょうどお祭りの中心地でもある中園ロータリーです。ロータリーの中心には、野外舞台が設置されていて、毎日様々なイベントが行われています。またその脇には、夜になるとライトアップされるイルミネーションも設置してあり、夜桜の景色を演出してくれますよ。
このロータリーを囲むように出店や屋台が並び、軍港祭りをさらに盛り上げているよう!港街でもある鎮海名産の刺身やイカ詰めご飯、コムチャンオ、コプチャン(ホルモン)など様々な出店がありましたよ。韓国にはお花見の習慣はないですが、こういった出店からでも桜を眺めることができるので、出店で美味しいものを食べたながらお花見!なんていかがですか??
食べ物の出店だけでなく、似顔絵書きや占いといったものから、下着や鍋、アクセサリーとなんでもありといったお祭りムード!!
鎮海タワーからの景色が最高!!
中園ロータリーから徒歩3分ほどのところにある鎮海タワー。急な階段を上っていかないといけないのでちょっときついですが、高台からの景色が最高とのことなので頑張って行ってみることに!
階段にはご丁寧に段数まで表示!!また、階段の途中には数箇所休めるところやトイレなどもあり、お年寄りやお子さんでもゆっくりと上っていけるように配慮されていましたよ。
こちらが鎮海タワー!入場料などは特にありませんが、観覧時間が午前9時から午後6時となっていますので気をつけてくださいね。
ここからの景色が本当に衝撃でした!!360度鎮海市を見渡せるんですが、町全体がピンク色に染まっていて、本当に春を感じることができます!!大変だった階段もこの景色で飛んでいってしまうくらい!!
鎮海市内を歩いて見た桜の景色をずらっとご紹介!旧日本軍があった街でもあるので、昔ながらの日本家屋を街中でよく見かけることができます。桜を見ながら、そういった歴史的建造物を見て回るのも良いかもしれませんよね。
いかがでしたか?22万本の桜なんてどれくらいだろう?と思っていったナビでしたが、本当に本当に町全体が桜色に染まってしまう数なんだなーと改めて、その数の多さに驚きました。お祭りの期間は、4/9の今週日曜日までですが、雨など降らなければ来週でもこの桜を楽しめるということでしたので、この時期釜山へ訪れる予定のある方は、お隣の鎮海でお花見を楽しんでみてはいかがですか?以上、プサンナビがお送りしました。

会場までのアクセスや軍港祭りの詳細は こちら を参照にしてください。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-04-07

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