アジア大会、遂に開幕!!

待ちに待ったアジアの祭典、ナビも思わず開幕レポート

アンニョンハセヨ、プサンナビです。死ぬまでに一度はオリンピックをはじめとする世界レベルの大会の開会式を見たいと思い続けていたナビ。それだけに、「釜山に住んでいるというこの機会を逃すのはもったいない」と思い切って開会式に行って参りました。
開会式前の競技場周辺の様子は?
開会式は6時開始ですが、競技場周辺は1時ごろから、イベント開催、出演者入場、警察官導入などでとっても騒がしい雰囲気。ボランティアの方たちが紙でできた韓国の国旗を配っていたため、どの人もみんな手には韓国国旗がありました。
競技場へ!!
ナビは、大きな大会を見るのは初めてなので、競技場に入る前の荷物チェックでもウキウキ。でも、ここでペットボトルのふたを没収されてすこしおたおたしてしまいました。
しゃもじ?
スタンドに入った瞬間から、感動してるナビを迎えてくれたのはそれぞれの席に置かれた赤と緑色のビニールの袋。、その中には開会式についてのパンフレットとなぜだか、しゃもじが。そしてペンライトも入っています。
NANTAでスタート
開会式は日本人にも大人気のNANTAの登場で始まりました。ここで、プレゼントのしゃもじの謎が解明。NANTAとともに、このしゃもじでパチパチパチパチ応援するためだったんです。これが、なかなかうるさかった。しかも、NANTAの演奏を無視してパチパチパチパチしているから、「NANTを聞かせろ!!リズム合わせろ!!」と思わないこともなかったですが、でも、みんなで楽しむのがお祭りですから、まあいいでしょう。
ナビの一番の感動シーンは選手入場
個人的に開会式のハイライトはやっぱり選手入場だと思うナビ。なんでだか分かりませんが、選手が入場すると感動してしまいました。鳥肌まで。特に、韓国代表と北朝鮮の代表が手をつないで入場した際には、立ち上がり、バックに流れるアリランの歌を口ずさむ人も多く、この場面がこの開会式のハイライトといってもいいほど。可愛さでは、フィリピン選手の傘をつかったパフォーマンスが一位でした。
もちろん、日本チームも登場!!残念ながら日本の応援団は目立つ形ではいませんでした。でも、きっと日本人のお客さんもたくさん来ていて、しゃもじでパチパチしていたことっでしょう。ナビも精一杯パチパチしてきました。
テレビで見るより100倍良い!!
セレモニーは『美しき出会い』がメインテーマで、2000年前、釜山にあった伽?(カヤ)王国、第一回アジア大会が行われたインドのニューデーリー、そして現在の釜山を舞台として展開されました。韓国の伝統舞踊、テコンドーの技、インド舞踊、現代風な踊り次から次に多様な姿を、大規模なセットでみせつけられ、観客席からは「うわあっ」という感嘆の声のみ。世界的なソプラノ歌手チョ・スミの歌声も場内に響き渡り、会場の雰囲気は最高潮。終わってしまうのが惜しい!!
一番の注目は北朝鮮からの応援グループ
開会式の前から、終わりまでマスコミの一番の注目は、どうやら北朝鮮からの応援グループだったようです。とても鮮やかな色のチマチョゴリを着て、ニコニコ、手を振っている彼女たちの前にはマスコミだらけ。特に、ウェーブをする際に、北朝鮮からの応援団も立ち上がり、場内大盛り上がりでした。開会式の終了後は、自由に競技場内に飛び出した観客たちが応援グループの前に陣取り、いっしょに歌を歌ったり、写真をと撮ったり大騒ぎ。やはり今回のアジア大会では北朝鮮の参加がとても大きな意味があるようです。
6時から9時までの3時間の開会式。待機時間を合わせれば約5時間のナビの開会式体験。
興奮していたせいか、あっという間に感じました。今日開会式を見て、「すこしお金がかかっても競技観戦もしよう!!」と心に決めました。日本ではアジア大会の盛り上がりがいまいちだとか。でも、この先日本人選手が活躍すれば嫌でもアジア大会の応援ムードが高まるはずです。みなさん、もうすでに、アジア大会始まりましたよ!!応援しましょう!!
以上、プサンナビがお伝えしました。

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記事登録日:2002-09-30

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