第12回釜山国際映画祭

今年で12回目の釜山国際映画祭!ついに詳細発表!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。暑い夏があっという間に終わり、ちょっと肌寒い秋がやってきた釜山。夏が終わると、釜山は海水浴客がいなくなり、静かな街並みへと戻っていきます。しかし、その静けさも1ヶ月ほど、またすぐに賑やかな釜山の街となります。そう、それは釜山最大のイベントとも言っていいほどにいまや成長した、釜山国際映画祭が10月4日から開かれるんです。毎年規模が大きくなっていくこの映画祭は、第12回目で既に世界5大映画祭に数えられるほど。知名度も高くなり、世界各国から映画界の巨匠や有名人、関係者が続々釜山を訪れます。皆さんの中にも、この詳細発表を今か今かと待っていた映画祭ファンの方も多いのではないでしょうか?第12回釜山国際映画祭開幕式のちょうど1ヶ月前の9月4日に、毎年恒例の開幕作品など映画祭詳細がパラダイスホテルで発表されましたので皆さんに詳細をお届けします~!
<第12回釜山国際映画祭・基本情報>
今年で第12回目を数える釜山国際映画祭は、世界各国64カ国から275作品が招待されました。ワールドプレミアが66作品、インターナショナルプレミアが26作品と今回の映画祭で初お目見えの作品も多く、今年の映画祭も世界から注目される作品が上映されます。

○ 期間: 2007年10月4日(木)~10月12日(金)
○ ホームページ: http://piff.org/(英語・韓国語)
○ 映画祭事務局
住所:釜山市海雲台区佑1洞1393 ヨット競技場
電話番号: 1688-3010

<開閉幕作品>

やっぱり気になる映画祭の開閉幕作品!!今年は、開幕作品が中国のFENG Xiaogang監督の「集結号 Assembly」、そして閉幕作品に選ばれたのは、日本の代表的なアニメーションHideaki ANNO/Masayuki/Kazuya TSURUMAKIの「Evangelion 1.0: You Are (Not) Alon」。ということで、開閉幕作品を詳しく下にまとめましたので参考にどうぞ~。
開幕作品
「集結号 Assembly」


<作品紹介>
中国のHuayi Brothers Media & Co. Ltd.と韓国の MK ピックチャースが共同製作したこの作品は失踪者に処理された仲間たちの名誉を回復するために、一生を捧げる兵士の話を描いた戦争ヒューマンドラマ。特にチャンドンゴン主演で話題になった映画「テグッキフィナリミョ(太挙旗を翻して)」の特殊效果チームが行った戦争シーンなどが注目されます。

監督 FENG Xiaogang

<監督紹介>
1958年生まれ。俳優、シナリオ作家として活動する中、<夜宴>、 <天下無敵>、 <一声歎息> などの作品をつくり、中国で最高の人気監督としても認められています。今回の開幕作品は監督の最新作で、釜山国際映画祭でワールドプレミアとして上映されます。
閉幕作品
「Evangelion 1.0: You Are (Not) Alon」


<作品紹介>
閉幕作である「Evangelion 1.0: You Are (Not) Alon」は 、1995年 TV アニメーションでマニア層を形成し、現在までも人気を博している 「新世紀エヴァンゲリオン」の新しい劇場版。テレビ番組のあと、1997年封切られた劇場版アニメーションが爆発的な人気を得ましたが、 曖昧な結末のため論議を呼んだ作品でもあり。それから、ちょうど 10年の今年2007年、新しい解釈と新しい結末で生まれ変わった「Evangelion 1.0: You Are (Not) Alon」が閉幕作品として選ばれました。2007年 9月 1日、日本国内封切りに引き続き、第12回釜山国際映画祭のインターナショナルプレミアで紹介される予定。

監督 Hideaki ANNO/Masayuki/Kazuya TSURUMAKI

<監督紹介>
Hideaki ANNO: 1960年生まれ。大学を卒業後実写映画やアニメーション製作を始め、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」に参加後、1995年テレビアニメーション「新世紀エヴァンゲリオン」を演出。Masayuki:1961年生まれ。「ナディア」のアニメーション監督。最近では、Hideaki ANNO作品の長編アニメーション作品に参加したりするなど活動。Kazuya TSURUMAKI:1966年生まれ。「新世紀エヴァンゲリオン」の2番目の監督として活動。

<上映映画館紹介>

南浦洞は大淵シネマ、釜山劇場の2館。海雲台では、ヨット競技場野外上映場、海雲台メガバックス、プリモムの3つ、そして今年初めて、映画祭の上映映画館と指定されたCGVデヨンの全部で6つ。今年から参加のCVGデヨンは南浦洞でも海雲台エリアでもなく、慶星・釜慶大学前というエリアにあります。
○海雲台エリア
・ ヨット競技場野外上映場座席数 5000席


行き方
地下鉄2号線、トンベク(冬柏・Dongbaek)駅が最寄りの駅となります。そこからは、タクシーを利用した方がいいでしょう。(駅から約10分)。
・ 海雲台メガバックス1~10館
座席数 2063席
詳しくはこちら

行き方
地下鉄2号線ヘウンデ(海雲台・Haeundae)駅で下車。1番出口を出て直進すると大きなファッションビル「SfunZ」があります。6階にあります。(駅から徒歩1分)
・海雲台プリモス
座席数 1842席
詳しくはこちら

行き方
地下鉄2号線チャンサン(Jangsan・萇山)駅で下車。7番出口から地上にでて、すぐ目の前のビルの7階です。
○ 南浦洞エリア
・大淵シネマ
座席数 2050席詳しくはこちら

行き方
地下鉄1号線チャガルチ駅(Jagalchi)7番出口を上がり、まっすぐ進むとロッテリアが左手に見えます。ロッテリアのある角を左に曲がるとPIFF広場です。進行方向に向かって右側にある映画館です。(徒歩5分)
・ 釜山劇場
座席数 2394席詳しくはこちら

行き方
地下鉄1号線、チャガルチ駅(Jagalchi)7番出口を上がり、まっすぐ進むとロッテリアが左手に見えます。ロッテリアのある角を左に上るとPIFF広場です。進行方向に向かって左側にあるマクドナルドの建物が釜山劇場です。
○ 慶星・釜慶大学エリア

・CGVデヨン
座席数 1171席

行き方
地下鉄2号線、慶星大・釜慶大駅下車し、6番出口から出るとすぐのビル5階。(地下鉄駅からビル地下1階もつながっています。)

<チケット購入方法>
今年からチケットの購入方法が少し変更され、今まで使われていたPIFFキャッシュが使われなくなります。以下、チケットの購入方法を説明していますので、ご参考にされてください。また、インターネット上の一般チケット購入方法の詳細を今後プサンナビの記事で載せる予定ですので、そちらを参考になって購入されてもいいでしょう。チケットを入手できなかった方も、一般上映作品のチケットに限り、当日券が枠の30%あるので、当日朝一で購入することも可能です(ただし、先着順)。また、今年から登場したPIFF予約券という釜山国際映画祭のチケットを予約できる商品券があります。購入方法は、PIFFのHPから販売していて、一部を除外する映画祭中の上映作品のチケットをインターネット、GS25、臨時チケット販売所で購入できる商品券です。種類は3つで、5回予約可能商品券が23,000ウォン、10回が40,000ウォン、20回が75,000ウォンと商品券以外での購入時よりもディスカウントされた金額になっていることも特徴。

・ チケット関連の問い合わせ:051-747-8591(※日本語可能な方がいることも)
・ Eメールでの問い合わせ:ticket@piff.org 

☆昨年まで使用されていたPIFFキャッシュの返金が現在インターネットで申し込めるようになっています。(www.piff.org)
<チケット代金>
開閉幕チケット10.000ウォン
一般上映チケット5,000ウォン
割引チケット(上映時間が12時以前)3,000ウォン
野外上映5,000ウォン
ミッドナイトパッション(3作品を一つのチケットで見れる深夜上映チケット)10,000ウォン
シネマティックラブ オンライン 20,000ウォン
現場購入  25,000ウォン

<インターネットによる予約 >
インターネットで購入する場合には、予約をした時点でその場で決済をするように変更になりました。映画祭ホームページ(www.piff.org)もしくは、ネイバーホームページ(www.naver.com)に入り、チケットを予約します。決済は、クレジットカード、チェックカード、実時間口座払い込み、予約券があり、チケットの発券場所は、GS25、釜山銀行、臨時チケット販売場(下記参照)。

<開閉幕式チケット予約>

開・閉幕式のチケットはインターネットでの購入に限ります。
販売期間: 2007年9月18日から開始
時間: 18日は18:00からスタート

< 一般上映チケット予約>
インターネットでの購入、窓口購入、当日購入ができます。購入期間は9月20日~10月11日の間のインターネットや今年から購入可能になったGS2のコンビニエンスストアでは24時間購入可能になり、ますます便利になりました。ただし初日の9月20日は9:30から予約スタート。また、購入したチケットを取り消しする場合には、10月3日までは手数料が発生せず取り消しが可能になっています。

売り場区別/ 場所/ 運営期間 /運営時間
インターネット販売 /インターネット /9月20日~10月11日/ 24時間
釜山銀行窓口 /釜山銀行全支店/ 9月20日~10月11日/ 9:30~16:30
釜山銀行現金支払機/釜山銀行CD/ATM/ 9月20日~10月11日/ 9:30~22:00
GS25 /全国GS25 /9月20日~10月11日/ 24時間
海雲台・臨時販売場 /ヨット競技場 / 10月4日~10月12日/ 17:00~20:30(4,12日は16:00から)
メガバックス/ 10月5日~10月11日 /7:30~24:00(5~7日)、8:30~22:00(8~11日)8日は24時まで
スポンジ5階/ 7:30~22:00(5~7日)、8:30~22:00(8~11日)
プリモス/ 7:30~21:00(5~7日)、8:30~20:00(8~11日)
PIFFビレッジ/ 10:00~21:00
デヨン臨時販売場 / CGVデヨン/ 10月5日~10月11日 7:30~21:00(5~7日)/8:30~20:00(8~11日)8日は21:30まで
南浦洞・臨時販売場 /大淵シネマ/ 10月5日~10月11日/ 7:30~21:00(5~7日)/8:30~20:00(8~11日)
釜山劇場/ 10月5日~10月11日/ 7:30~20:30(8~11日は8:30~)
注意事項:チケット交換の際に、身元確認ができるもの(パスポートが望ましい)を所持し、該当映画の上映1時間前までには指定の臨時チケット販売所に行き、チケットをもらいましょう。

<キャンセル・返金について>
一般チケットを購入したあとから、映画祭が始まる前日の10月3日までは手数料なく取り消しが可能です。オンラインでは、チケットを予約したところから取り消しも可能。

● 映画祭開始前(10月3日まで)
発券前はオンラインでの取り消しが可能。また、オンライン予約後、すでに発券されてしまった場合には、キャンセル・返金が不可能になっていますので、注意してください。また、GS25、インターネット、釜山銀行など予約をした場所と同じところでの取り消しだけが可能です。

● 映画祭期間
キャンセル手数料は一枚につき、1,000ウォン。前日までの取り消し、返金は臨時チケット販売所で可能。

● PIFFの事情による上映キャンセルまたは変更
閉幕日までに臨時チケット販売所にて返金。手数料なし。

● 当日券
当日券はキャンセル、返金は不可能。

● 例外規定
未成年者観覧不可の作品の場合、チケットを持っている観客であっても、未成年者は入場不可。6歳以下の子供が同伴入場不可。
いかがでしたか?今年は映画祭に行くぞ~!と思っていた方、詳細が発表されたので、お目当ての映画の上映日などに合わせて、釜山にいらしてみてはいかがですか?また、プサンナビでは映画祭までの様々な映画祭情報を皆さんにお伝えしていく予定でいますので、楽しみにしていてくださいね。以上、プサンナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-09-06

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