韓国夏の涼物デザート食べ尽くし!~釜山編~

暑い暑~い夏のお供に冷た~いデザートは欠かせません!!今風のウェルビーンスタイルのアイスにする?それとも、昔懐かしい小豆のパッピンス?あなたならどっち?

アンニョンハセヨ、プサンナビのさっちゃんです。皆さん、お久しぶりです。いや~本当に暑い暑い・・・今年は猛暑ではないという天気予報を信じて疑わなかったさっちゃんですが、その予報もはずれ連日猛暑。

取材で歩き回るさっちゃんは夕方になると汗で化粧が落ちてしまう・・・というような毎日を送っていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

せっかくの夏休みで韓国を訪れても、この暑さが邪魔をして、楽しくお買い物や観光ができないわ!という方もいるんではないでしょうか?
そんな方にオススメしたいのが、夏の冷た~いデザート!!韓国式のカキ氷として知られるパッピンスから様々な果物系デザートやアイスが揃っているこの季節に韓国を訪れるなら、一度は食べてみたい韓国のデザート!というこで、今日はさっちゃんが以前から気になっていた、新旧2つのデザート食べてきてみましたので、皆さんにご紹介したいと思います。

小豆カキ氷(パッピンス)

先ずは、昔懐かしい小豆のカキ氷「パッピンス」の屋台が並ぶ通りにやってきました。場所は、プサンナビで紹介しているクンチッという食堂の目の前の通り。ここは、夏はパッピンス、冬はパッチュッ(小豆粥)を扱っている屋台がいくつか集まっているパッピンス通りという感じで、全てのお店の価格は統一されていて、内容も大体同じものが出てくるところ。

日本語でもカキ氷などと書いてあるので、ショッピングをしていて見かけた方もいるのではないでしょうか?さっちゃんが行った日には5軒のパッピンスの屋台がお店を出していました。
気が付くと汗がダラダラ~、早く冷たいものが欲しいぃ~。早速、お店を決めパッピンスを注文。すぐに氷をカキ氷の機械に入れ昔懐かしいように手動で氷を削ってくれます。せっかくだから休憩は冷房の効いたところで~と思ってしまうのが普通ですが、屋台に腰掛けて暑い中、氷を削る音を聞いているとなんだか風情があって、涼しい気分になってくるのが不思議。「ミーンミンミンミン♪」と横から暑さを連想させるセミの鳴き声が聞えてきても、カキ氷の音が暑さを和らげてくれる感じ。不思議な自然のパワーですよね。
トッピングは、「家でしっかり煮てきたのよ!」というおばさんの手作りあんこに缶詰のパイナップル、牛乳、そして練乳を加えたシンプルなパッピンス。あんこもたっぷりかかっていて、これで1杯2,000ウォンはお得かも?!
涼し気な氷をサクサク混ぜながら韓国式で頂きます。全部混ざったところで、さぁ~食べよう!「う~ツメタイ・・・歯が・・・、いやでもこれ案外いける!見た目よりも甘くなくって食べるたびに涼しい気分になる~。」あんこたっぷりでちょっと甘すぎかも~と思っていましたが、食べてみると甘くなくて、さっぱり。食べ続けていると、おばちゃんが横から「もう少し氷削ってやろうか?それともあんこあげようか?」とうれしいお言葉!!「もう少しあんこちょうだい!」と甘くないあんこを気に入ったさっちゃんはあんこを追加してもらい、また混ぜ混ぜ。
混ぜすぎたのか、あまりにも暑い天気からなのか、すっかりカキ氷は水状態に・・・。そこで、すかさずさっちゃんおちゃわんごと飲みます。「ん~冷たくっておいしぃ~^^、ゴクゴクゴク・・・」と一気にパッピンス完食!!!ん~体ごと冷たくなった感じで、なんともいえない満足感。
ふ~、あんこもたくさん食べたので、なんだかお腹が膨れた感じ。最後におばちゃんと記念撮影して「チャルモゴッスムニダ~(ご馳走様でした~)」。

ヨーグルトアイスクリーム

韓国の夏のデザートはパッピンスが代表的だったんですが、ここ数年でいろいろな冷たいデザートが韓国では生まれてきているんですよ!果物系をふんだんに使ったものやアイスクリームなどなど様々ですが、今回さっちゃんが目を付けたのは、健康ブームのウェルビーンブームに乗って登場してきた低脂肪のヨーグルトアイスクリームのお店「RED MANGO」。

友達からは「かなり旨いよ!」とのウワサも耳にし、韓国ではヨーグルト系のデザートがあまりにも少ないので、そういった期待もあり、ルンルン気分でPIFF広場にあるお店へ乗り込みました!
見た目はとっても甘そうなただのアイスクリームっぽいですが・・・

見た目はとっても甘そうなただのアイスクリームっぽいですが・・・

店内に入ると先ず「お~すずしいぃ~!!」という悲鳴。冷房ガンガンで一瞬にして汗を吹き飛ばしてくれます。さっちゃん初めてのRED MANGOなので、店員さんに注文の仕方を聞いてみると、ヨーグルトアイスが人盛り一人分として3,600ウォン、5,700ウォン(2人分)と価格が上がっていくんだそうです。

そこに果物やフルーツペイスト、フレークなどをトッピングとして追加すると5種類で1,000ウォン追加されていくという形なんだとか。とりあえず、今回さっちゃんはヨーグルアイスを2人分に5種類のトッピングで1,000ウォン、計6,700ウォンをオーダー。料金先払いなので、気をつけてくださいね。
お店の人がヨーグルアイスをお皿に盛ってくれたら、好きなトッピングを選びます。トッピングの種類は季節によって少しづつ変わるようですが、今回は14種類ほどありました。その中から、さっちゃんが選んだのは、バナナ・キーウィ・タピオカ・マンゴ・リンドンベリーをチョイス♪丁寧に、アイスを崩さないようにトッピングを掛けてくれましたよ。
では、さっそく頂きます!!!先ずはサックッとアイスの先とマンゴをスクってパクリと一口!!「うま~い!!!アイスが全然甘くなくって、口にあの脂分が残る感じがなくって、本当にさっぱりとしてる~。」と感激の雄たけびを上げてしまうくらい、新鮮なお味!!こんな繊細な味は久しぶりだ!とばかりに、パクパクパクパク・・・と無言で食べ続けてしまったさっちゃん。
普通、こういうトッピング入りのデザートってアイスとかよりも、トッピングをガツガツ食べてしまって最後にアイスが残るって感じなんですが、このヨーグルトアイス自体があまりにも素敵なお味だったので、トッピングよりも先にアイスクリームがなくなってしまいました・・・。最後まで無口で食べ続け、あっという間にお皿は空っぽ!!!3人用を注文すればよかった・・・と後悔しつつ、ご馳走様でしたぁ~^^
とっても満足した今回の新旧夏のデザート食べ比べ。どちらもそれぞれ特徴があり、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるお味でしたよ~^^。皆さんも、これから暑くてちょっと休憩~なんて言うときは、上で紹介した2つのお店に行ってみてください!オススメで~す。以上、夏の冷たいデザートを食べて満足したさっちゃんがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-08-08

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