晋州城

晋州に住む友人に連れて行ってもらいました。
公園には近くの保育園、幼稚園、小学校から子どもたちが遠足に来ていたり、博物館にも案外（と言ったら失礼ですが）人がいました。
友人によると晋州市民は小さいころから何度も何度もここに連れてこられるそうです＾＾;
川を見下ろすとちょうどお祭りの準備をしていました。 

　　4月16日に行って来ました。釜山・沙上BTから市外バスで一時間30分ですが、この時間は韓国のバスでの話で、もし日本の高速バスでは2時間走っても絶対な距離です。何しろ韓国の高速バスは常時100～120キロ以上の速度で走ります。High Speed区間に入ると130キロを越えました。私は最前列の席から速度計を見ましたが、針は午後３時の位置に有りました。
　　高速を降りて市内の二か所で停車し、南江川に掛かる晋州橋を渡り右折してすぐの所が晋州の市外BTです。
　　晋州城へはBTの前の通りを左に約800～900ｍ、１０分程度です。左側に矗石楼が見え、ここからも入場できるようです。私はその先の拱北門から入りましたW2000です。英語の案内は有るか？と聞いたのですが何故か日本語の案内をくれました。
　　城内は大変良く整備されていてとても歩き良いです。城内の西側には晋州国立博物館が有り入場しました。無料です。展示品は多く有りませんでしたが、秀吉の朝鮮出兵の展示が少しありました。歴史に興味のある方にはお勧めです。
　　沙上BTはローマ字が併記されていますが、ここのBTはハングルのみです。プサンとはっきり言えば確実に通じると思いますから心配は無いと思います。
　　釜山からの日帰り旅行には最適の所です。高速バスのスピードも十分に楽しめますから。
 

晋州ではずせないのが晋州城ですね。
夜うなぎを食したあとに、夜の晋州城をお散歩しました。
門や中の建物がライトアップされていてとてもきれいです。
昼間ですと、入場料が要りますが、夜はフリーパスのようですね。
地元の人たちの夜のお散歩コースでもあるようです。
ただ、あまり人通りが多いとはいえませんので、女性の一人歩きは避けたほうが良いですよ。

翌日は、午前中に晋州城と博物館を見学して、拱北門のそばにあるバス停から、
１６番のバスを使って晋陽湖に向かいました。
バスは概ね１５分間隔くぐらいで運行していますので、直ぐに来ます。
料金はＭｙｂカードでＷ1000でした。
約２０分ぐらいで終点の晋州闘牛場に着きます。右手に円形の建物が見えますし、
建物のある交差点でＵターンをしますので、直ぐわかりますよ。

バス停から晋陽湖を見渡せる展望台までは、ひたすら上り坂です。
途中にお店が３件ほどある広場？に出ますので、そこを右手にさらにあがります。
アジアレイクサイドホテルの前を通ると、直ぐに展望台が見えてきます。
生憎天気が曇りがちだったので、晋陽湖の夕日は眺められませんでしたが、
蒸し暑さに誘われて、展望台の２階にあるコーヒーショップでハッピンスをいただいちゃいました。)^o^(

帰りは下り坂でしたので、１０分も掛からずにバス停に到着。
１６番のバスで、晋州城まで戻りました。

土曜日ですと、闘牛が見られるようですが、日程がうまくあわなかったので、
今度の機会に譲りたいと思います。
 

今後行かれる方のご参考にどうぞ。

【訪問日】
2011.10.14(金)、少雨。

【往復】
釜山の地下鉄2号線、沙上駅そばの西部バスターミナル(現在大工事中)から。
片道7,300ウォン、所要1時間半。昼間は10～20分間隔で出ています。
直行ではありますが、普州市内に入ると2か所ほど途中で止まります。
ここでほとんどの人が降りてしまったので少々あわてましたがこういうことは多々あります。
バスは終点の普州市外ターミナルに着きました。


【普州城址】
そのバスターミナルから徒歩10分、川沿いに立派な城壁と緑の公園が見えます。
城壁の入り口。その脇にこれまた立派な入場券売り場がありましたが、
係員は誰もおらず、また観光客は堂々と通過しているので
私もそれに習いました。
帰宅後ナビさんの記述を見たらどうも入場料を払わなければいけないみたいですね。
大変失礼しました。


【普州国立博物館】
入場無料です。荷物はロッカーに預けます。
鍵はインフォメーションデスクで名前などを記入して借ります。
お姉さんは親切でした。
展示内容は豊富で見ごたえありますが、日本語表示は稀です。


【昼食】
城壁入り口付近に、うなぎ料理を提供する食堂がいくつかありました。
私はそこの一番手前、元祖、南江うなぎ(ナムガンジャンオ)で
ミンムルジャンオグイ(淡水うなぎ焼き)を食べてきました。
日本のうなぎとは味は、まあ類似ですが、ふっくら感はありません。
でも美味しいですよ。


【南江】
バスターミナル、食堂、普州城址などの南側を流れている川では、私が行った時には、
水上にいろんな飾り物が浮かんでいて看板にはお祭りと書いてありましたが、
その趣旨は分かりません。



普州は歴史ある町でして、釜山からはそこそこ近いので日帰りするのに便利だと思います。
ご参考までに。


以上

 

高校などの歴史の教科書にも出てきますが、晋州城を守る当時の朝鮮軍を日本軍が攻撃、第一次晋州城攻防戦では朝鮮軍が守りきり、文禄2年の第二次晋州城攻防戦では日本軍が攻城に成功したとのことです。
日本軍の宴会中に日本軍の武将「毛谷村六助」を道連れにして南江に身を投げたとされる「義妓、論介(ノンゲ)」ですが、実際はそのような事実があったのか？は、事実は賛否両論だそうです。道連れにしたとされる岩ですが、思ったより大きかったです。
見学したときですが、博物館も含め敷地内の観光客は２０名ほどしか見かけませんでした。
博物館ですが、パンフレット以外は、日本語の説明文も乏しく、英語や韓国語を理解していないと、分かりずらいと思います。
日本語通訳の方も、おられるそうですが、常駐では無くお休みされている場合もあるそうです。