金剛公園

クムガンコンウォン금강공원

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釜山で山を楽しもう!


アンニョンハセヨ、プサンナビです。温泉街として有名な地下鉄オンチョンジャン(温泉場)駅付近。そこには温泉だけではなく、長い歴史を持ち釜山市民に愛されているスポットがあります。今日は「金剛公園」をご紹介しましょう。「金剛公園」には釜山市民が週末のピクニックに足しげく通う金井山へ導くケーブルカーがあるだけではなく、多くの文化財が隠れていることでも注目の場所。さっそく行ってみよう!

<ケーブルカー>

金剛公園と言えばやっぱりケーブルカー。金剛公園を奥に、奥に進むと到着する乗り場から、釜山一の山、金井山に楽に移動することができます。金井山は釜山市民のピクニックスポットの1位の場所。ケーブルカーを降りて30分ほど歩けば金井山城の東門なども見学でき、山からは釜山市街地を一望できるため、時間に余裕があるならばぜひ足を伸ばしてほしいスポット。また、山からだけではなく、ケーブルカーからみる釜山の景色の美しさにも注目!

<文化財>


●東莱市場内「東莱府東軒」

綺麗な景色が見られるだけではなく、金剛公園の中には、貴重な文化財もたくさん眠っています。次は、それらの文化財、記念碑のご紹介に入りますが、その前に東莱市場内にあり、東莱エリアの代表的な歴史的建造物である「東莱府東軒」をご紹介しましょう。朝鮮時代、東莱エリアは釜山の行政中心地であったため、現在も多くの歴史的建造物が残っているのですが、この「東莱府東軒」は釜山にある朝鮮時代の建物の中でも規模が大きく、朝鮮時代の建築様式を今に伝える貴重な建物と言われています。記録によると、この「東莱府東軒」は国防上の重要な役割を果たす公務が行われた場所で、国防の上でも東莱府は重要な意味を持っていたため、このような官公施設も他の地方よりも規模が大きかったと言われています。ただ日本統治時代に壁や天井などが何回か改造され、昔の姿はだいぶ失われたとのこと。
●望美楼(マンミル)
金剛公園内には「東莱府東軒」付属の建物がいくつかあります。その一つがこの「望美楼」。もともと東莱市場の中にあったと言われる望美楼は地下鉄温泉場駅から金剛公園まで歩いて行けば、必ず通るところにあり、言ってみれば金剛公園の入り口ともいえる存在です。この「望美楼」の正式名称は「東莱都護衙門」。瓦屋根の2階建て、楼閣の下に4つの柱があります。昔は楼閣の上に大きな太鼓をぶら下げ、東莱邑城の4つの門を閉めるときや正午になると太鼓を鳴らしたといわれています。この門をくぐり抜けるとパジョンやマッコルリを販売するお店が数軒並び、そこを抜けると入場券売り場などがある金剛公園の門が見えてきます。
●東莱独鎮大衙門(トンネドクジンデアムン)
「東莱府東軒」のもうひとつの付属施設がこの「東莱独鎮大衙門」。もともとは「東莱府東軒」のすぐ後ろにあったものが、金井公園内の松の木林の中に移されました。向かって左の柱には「東莱府が鎭辺の兵馬節制使がいた所である」という意味を表す「鎭辺兵馬節制營」という文字が、また右の柱には「外交をする際に日本の使臣を接待した官衙」である「交隣宴餉宣慰司」の文字が書かれています(場所はケーブルカー乗り場からさらに上に登ったところ)。また、この「東莱独鎮大衙門」をくぐったところには「莱州築城碑(ネジュチュクソンピ)」「利渉橋碑(イソンギョビ)」の記念碑があります。
●莱州築城碑(ネジュチュクソンピ)
文禄・慶長の役で大きく崩壊した東莱山城を1731年に補修し、大々的に増築した際、それを記念に立てられた石碑。碑文には山城の規模、築城の様子、築造の際に動員された人員名簿が刻まれ、築城史の貴重な資料といわれています。
●利渉橋碑(イソンギョビ)
利渉橋は現在はありませんが、1695年に建造された橋で、3つのアーチで連結された石橋でした。もとは木橋だったこの橋を石橋に改築する際、それを記念して建てられたのがこの記念碑。改築に参加した人々の名前などが刻まれ、東莱郷土史研究の資料となっています。
●壬辰東莱義塚 (インジントンネウィチョン)
文禄・慶長の役で殉死した戦士は主に忠烈祠に祀られていますが、その戦いでなくなった方を祀るもう1つの場所が金剛公園にあります。ケーブルカー乗り場から右方面に道なりに進むと「金井山金井寺」が見え、そのとなりもう一つ立派な門が見えます。門をくぐり抜け、石畳をさらにまっすぐ進み、3つ目の門の後ろにまわると「壬辰東莱義塚」に到着。文禄・慶長の役が終わり、東莱城を修復しようとした際に、南門にあたる部分で無名戦士の遺骨を多く発見したことがきっかけで作られたもので、戦いで命を失った農民が埋葬されています。日本統治時代には土地計画で墓は他の場所に移動されましたが1974年、現在の地に。東莱区ではこの戦士が殉死した日である陰暦4月15日に、祭事を行っています。
金剛公園内にはこのほかにも文学碑や詩碑が点在し、この公園が文化財や記念碑の宝庫であることを感じさせます。

釜山市民に愛され続ける金剛公園、その景色の美しさ、空気のすがすがしさはもちろんのこと、その中にたたずむ歴史的建造物にも目を向けながら、歴史の街、東莱を肌で感じてみるのはいかがでしょうか?以上、プサンナビがお伝えしました。

記事登録日:2002-05-30

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スポット登録日:2015-02-03

スポット更新日:2015-02-03

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