ジャンリョンスサン

ジャンリョン水産장룡수산

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ここでしか食べられないウナギの塩焼き

こんにちは、プサンナビです。今回は、釜山と言っても西のはずれの江西区(カンソグ)菉山洞(ノクサンドン)にある、知る人ぞ知る名店、うなぎの塩焼き専門店『ジャンリョンスサン』をご紹介します。江西区は釜山の西を流れる洛東江の西岸にあり、その西隣は釜山広域市ではなく鎮海市です。車でしかアプローチ出来ない上、釜山中心地からはかなり離れているため上級者向けのお店ではありますが、一度食べれば病み付きになり、地元住民のみならず韓国の各地から遠路はるばるこの店でしか食べられないその味を求めて客が集まると言う、超お勧めの一軒です。韓国ではうなぎは“ジャンオ”と呼ばれ、日本の蒲焼と少し似た甘辛いたれに絡めたものを焼いて、焼肉の様にサムチュに包んで食べるのが一般的な食べ方。ここのお店は、淡水のうなぎをたれに絡めず塩だけで焼く、新鮮であるからこそうなぎそのものの持ち味を味わえるのが特長です。日本のうなぎの食べ方とはまるっきり違う目から鱗のうなぎの塩焼き、釜山暦も長くなってきたナビですが、久々に新味覚発見に感激でした。
お店は洛東江(ナクドンガン)にかかる菉山橋(ノクサンキョ)沿い、菉山水門の脇にあります。ハダンから菉山洞方面に向かって洛東江河口土手(ナクドンガンハグドゥク)を走ると右側に見えるこの大きな看板が目印です。見えて来たら速度を落として、お店の脇の細い道から駐車場に入れます。
一見工場?と思えてしまう簡素なこの建物!
広い駐車場にはびっくりするぐらい車が一杯。駐車場の向こうはナクドン河です。
勝手口としか思えないこの入り口、『オソオシプシオ(いらっしゃいませ)』の看板と、そこに吸い込まれて行く人々の流れに従いましょう。
『満席のためカウンターで番号票を受け取って下さい』
ということで番号票を受け取り、入り口の電光掲示板に自分の番号が表示されるのを待ちます。って、凄いシステム・・・。この日は日曜日とあって混んではいましたが、待機時間は10分程でした。
広い店内はお客さんで一杯。

お待たせしました、これがうなぎの塩焼き、“ジャンオクイ”です

メニューは“ジャンオクイ”のみ。何人分かだけ注文しましょう。一人前230gです。
注文すると、生のジャンオが運ばれてきます。これで2人前。
熱くなった鉄板にジャンオを並べていきます。
ジャンオに塩をふります。ちなみにニンニクは好みで生でも焼いても。焼くと辛みと匂いがマイルドになります。
焼けたら、ショウガの千切りに醤油タレをかけて、サムチュにジャンオをのせ、ショウガの千切り、味噌、ニンニクなどのトッピングを好みで加え、包んで一口で食べます。プリプリ引き締まったジャンオの身と、独特の醤油タレの味が最高にマッチします。
 
ニンニク、ショウガ、野菜はセルフサービスでおかわり自由。このお店の特徴の一つは甘辛い濃厚な醤油ダレ。醤油ダレとショウガの組み合わせが美味しくて、皆ショウガを皿一杯に盛っておかわりしてました。

ウナギエキス

塩焼きを食べたら、〆は写真のテンジャンチゲとごはんでいつもの通りに。そして、『ジャンリョンスサン』で忘れてはならないもう一品。それは“ウナギエキス”です。写真右上の灰色のにごった飲み物がそれ。ジャンオクイを頼むと付いてきます。疲労回復・皮膚美容・高血圧予防・動脈硬化予防の効果があると言われるオメガ酸が豊富に含まれ、ウナギの骨ごとエキスになっているのでカルシウムもたくさんだとか。味はそのままウナギをスープにした様なもの。
エキスはお土産用もあります。一箱20000W。
『ジャンリョンスサン』は釜山の中心部からは離れていますが、車で行けば見つけるのは簡単。釜山から西方面にお越しの際は是非一度立ち寄って、ここでしか食べられないウナギの塩焼きを味わってみて下さい。

記事登録日:2010-07-14

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うなぎ

うなぎ

장어

15000

うなぎのエキス

うなぎのエキス

장어엑기스

20000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-07-14

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