閉店・移転、情報の修正などの報告

料理が全て9,000ウォンという、韓国伝統酒店!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。皆さん、韓国のお酒は好きですかぁ~?ソジュ、ペクセジュにドンドン酒など韓国にも様々なお酒があります。一般的に韓国でお酒というと、やはりソジュが代表的ですが、たまには、韓国伝統のお酒に舌鼓しながら、パジョンやチゲなどをつつくなんていう、お酒の席もいいですよね!?ということで、今日は、韓国料理と伝統酒が楽しめる、「韓国伝統酒店タッペギ」さんへお邪魔してきました。
韓国の伝統を感じられる雰囲気抜群の「タッペギ」
お店は、地下鉄が交わる西面(ソミョン)に位置しています。小さい路地にあるだけにちょっとわかりにくいという難点はありますが、すぐ脇には、Judies大和のファッションビルがあるので、そこを目指して行けば、大丈夫!お店が地下にあるので、表に出ている白い看板が目印です。そして、階段に足を踏み入れれば、もうそこから韓国の伝統が感じられる雰囲気になっているのが特徴なんです。
大きな木で出来た昔ながらの扉からお店に入ると、照明が少し落とされ、ちょっとした隠れ家的な雰囲気が漂う感じになっています。店内のインテリアやテーブル、椅子なども民族酒店らしく、木をベースに造られていたり、ニンニクや唐辛子のオブジェが壁から吊るされていたり、趣のあるランプが飾られていたりと、料理やお酒以外にも韓国を感じられるようになっているんです。また、テーブル席以外に座敷席もありますよ。
豊富な伝統酒の数々!
お店の名前にもなっている「タッペギ」。実は、この名前の意味は、韓国の伝統酒としても知られるドンドン酒の別名なんだとか。その店名の通り、お店には、数種類のドンドン酒が揃っているんです。珍しいお酒を挙げていると、チョッサル(粟(アワ))で作られたものやトドッ(ツルニンジン)で作られたお酒など、ちょっと味は想像できませんが、なんだか体に良さそうな感じですよねぇ~。そして、もう一つお店の人のオススメが、テナムトンスルッという、竹筒に入ったお酒。竹の風味が楽しめて、女性に人気なんだとか。もちろん、伝統酒以外にも、ビールや焼酎といったお酒も揃っていますよ。
付きだしの玉子焼きが人気
お酒と料理を注文すると、無料で何品かの付きだしが出てきますよね。こちらでは、田舎式の味噌を使ったテンジャンチゲ、水キムチ、玉子焼きの3品。特に、玉子焼きを食べにくるお客さんがいるほど、人気なんだとか。外はしっかり焼いてあるけど、中は微妙にトロッとしていて、口に中へ運ぶと、次は、ドンドン酒が飲みたくなる~といった味で、お酒のつまみに合いそう!!
全て9,000ウォンという格安さ!
料理は、値段を統一して、全て9,000ウォンという、お客さんにはうれしいお店。安いから、料理があまりないんじゃない?!と思いがちですが、伝統酒に合う数々の韓国料理が揃っているんですよぉ~。チゲ系やパジョン系、豆腐を使った料理、砂肝を使った料理などなど全部で18ものメニューがあります。その中でも、特に人気がある3つの料理を今日はご紹介します。
サッギョッサルドゥブキムチ
伝統酒に合う代表的な料理といえば、ドゥブキムチ(豆腐キムチ)。サッギョッサルとキムチをごま油で炒め、水を切った豆腐にのせ、頂きます。かなりシンプルな料理なんですが、これがまたお酒と合うんですよぉ~。しかも、ヘルシーな豆腐料理なので、安心してたくさん食べれちゃいます!
コルベンイヤチェムチム
コルベンイ(ほら貝)と野菜をチョコチュジャン(お酢とコチュジャンを混ぜたタレ)で合えた料理。この料理も、ドゥブキムチと同じく民族酒店には欠かせないメニューの一つなんです。見た目は辛そうですが、実際食べてみるとお酢の味が効いていて、箸休めとして、気軽に食べれますよ。
海鮮オデンタン
日本風のオデンではなく、韓国風にアレンジされたオデン鍋。スープはちょっとピリ辛になっているのが特徴で、海鮮のダシが効いた味になっていますよ!このスープをすすりながら、ソジュで一杯!なんていう韓国人的な飲み方にチャレンジしてみてください。また、楊枝を抜いてみると、中からトッ(餅)が出てくる、ちょっと遊び心も楽しめる一品です。
せっかく韓国に来たんだから、韓国の雰囲気をより感じれるお店でお酒を飲んでみるのも旅行の思い出になるのではないでしょうか?夜中の3時まで開いているので、どこかで、夕食を食べてきてから、ホテルに戻る前にもう一杯なんていう利用法も良いかもしれませんよ!以上、プサンナビがお送りしました。

記事登録日:2005-02-17

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-02-17

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供