ナンヒャン

ナムヒャン남향

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チャガルチに来たなら釜山名物アナゴを食べなきゃ!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山の魚市場というと、もうお馴染みのチャガルチ市場ですよね。新鮮な魚介類や威勢良い商人たちの掛け声から、釜山独特の市場の風情が感じられるチャガルチ市場ですが、ココのグルメは皆さんが知っている刺身だけではないんですよ!ちょっとグロテスクでとっつきにくい感じが否めないコムジャンオも、チャガルチ市場の名物の一つなんです。チャガルチ市場を歩いてみるとわかると思いますが、このコムジャンオのお店がお刺身屋さんと同じくらい多く、そこでは地元の人たちが焼酎片手に昼間っから一杯やっている、なんて光景をよく見かけます。ということで、今日はそんなコムジャンオのお店、ナンヒャンさんへお邪魔してみることにしました。
路上でいただく庶民感覚!
お店は地下鉄1号線ナンポドン駅から徒歩約5分。本来チャガルチ市場と言われている建物の目の前にあるのでとてもわかりやすくなっています。一応、ちゃんとしたお店になっていて、中には座敷やテーブル席も用意されているんですが、お客さんが座るのは路上と店内のちょうど真ん中にあるテーブル席なんだとか。煙が多く出る練炭を使用しているので、外へ煙が出るようにということなのか、それとも市場の活気や風景を見ながら頂く醍醐味からなのか、その席が人気なんだそうですよ。また、店先にある小さい厨房のようなところで調理しているので、店の前を通るお客さんを店内へ引き込むのが上手!コムジャンオを裁きながら、通りすがりのお客さんに、「新鮮で美味しいよ!ちょっと食べていかない?!」なんて声をかけています。練炭で焼いているので、ちょうど香ばしい匂いに誘われて、お店に導かれてしまうお客さんは数知らず。
練炭でいただく香ばしさ
こちらのナンヒャンの特徴は、練炭で焼く!ということ。煙の量はちょっと多いですが、焼きあがりの香ばしさが最高なんだとか。注文と同時に店先で生きたコムジャンオを裁いてくれるので、独特の臭みなどもなく、食べたときのコリコリっとした歯ごたえと、なんともいえない新鮮な旨みが人気です。
水槽に入った新鮮なコムジャンオをぶつ切りし、タマネギ、ネギ、甘辛いタレをからめて焼き上げます。焼き肉を食べるときと同じように、サンチュやゴマの葉にニンニクなどを添えて包んで頂きます。
最後はやっぱりご飯で〆!
甘辛いタレに絡んだ淡白な味のコムジャンオを食べていると、途中でお店のおばさんが「ご飯は~?」と聞いてくれます。そうすると、この鉄板の上で残りのコムジャンオや野菜の上にごま油、ご飯、海苔、キムチを加え、即席炒めご飯を作ってくれます。また、これがなんとも言えないほど美味!コムジャンオから出た旨みとご飯、アクセントになるキムチが絡み合い、すでにお腹いっぱいなのに、食は止まりません!それほど辛くなく、むしろ甘さもあるので、辛いものが苦手な方でも一度チャレンジしてみてくださいね。
ケブルやなまこ、ホヤも!
コムジャンオだけでなく、店内では新鮮な魚介類もいただけます。コムジャンオはしっかりした味付けになっているので、ホヤやなまこなどのお刺身で口直しをしてみるのもいいかもしれませんね。
釜山の港町の情緒あふれる町並みを見ながら、コムジャンオをつまみに焼酎で乾杯!なんていう宴も釜山旅行の思い出になるのではないでしょうか?日本でチャレンジするのはちょっと難しいコムジャンオ、是非釜山旅行のついで味わってみてください。以上、プサンナビがお送りしました。

記事登録日:2006-03-15

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

サンコムジャンオ

ヌタウナギ

산곰장어

10000

チャンオグイ

アナゴ

장어구이

10000

ケブル

ユムシ

개불

10000

ナクチ

テナガダコ

낙지

20000

モンゲ

ほや

멍게

10000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2003-07-14

スポット更新日:2012-10-10

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宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供